siyaku blog

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1995年07月のアーカイブ

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】HPLC 法における短時間分析について

本記事は、和光純薬時報 Vol.63 No.3(1995年7月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 上森 仁志が執筆したものです。

ここ10年近くHPLC用充填剤の研究開発と応用に携わっており、実際にHPLCを使用する機会も多い。この時何時も思うことは、もっと短時間分析できないか?ということである。通常のHPLC分析に要する時間は速くても10分/検体程度であり、臨床検査分野における自動分析装置の検体処理スピードに比べてその差は歴然としている。 もちろん両者を比べること自体が無意味であることは言うまでもないが、1回の測定から得ら...

Talking of LAL 連載

【連載】Talking of LAL「第20話 パイロセップ法」

本記事は、和光純薬時報 Vol.63 No.3(1995年7月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

パイロセップは、スペーサーを介してヒスチジンを適当な担体に固定化したもので、エンドトキシン吸着体として市販されています(田辺製薬製造、ダイセル工業・和光純薬販売)。パイロセップは、主にエンドトキシン除去に使用されており、条件を決めさえすれば、カラム等を用いて、目的物からエンドトキシンを効率よく除くことができます。 担体として、アガロースを用いたもの(パイロセップ A)とセルロースを用いたもの(パイ...

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