MDC(CCL22), マウス, 組換え体
MDC(CCL22), Mouse, recombinant
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | CCL22とも呼ばれるCCケモカインの一つです。 受容体:CCR4 MDC(CCL22)はB細胞、単球、NK細胞やCD4+T細胞などで産生され、単球、樹状細胞やNK細胞の遊走を起こし、HIV抑制活性を示します。 ケモカインは好中球、単球、リンパ球などの白血球に対して走化活性を持ち、炎症反応において重要な役割を果たしている、分子量10kDa前後の塩基性生理活性ペプチドの一群です。 ケモカインは構造上の特徴からCXC、CC、C、CX3Cの4つのサブファミリーに分類され、これらのケモカインサブファミリーに対してCXCR、CCR、XCR、CX3CRに分類される7回膜貫通3量体Gタンパク質共役型受容体(GPCR)ファミリーが同定されています。 白血球遊走・活性化サイトカイン ケモカインは、白血球やリンパ球の細胞遊走を主要な作用とするサイトカインの一群です。ケモカインは良く保存された4 つのシステイン残基を持ち、N 末端側の2 個のシステイン残基が形成するモチーフにより4 つのサブファミリー(CXC、CC、C、CX3C)に分類されます。ケモカインは炎症、発生、血管新生、免疫などさまざまな分野で重要な役割を果たしているとされています。 (和光純薬時報 Vol.81, No.1(2013), p20) |
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特長 | 分子量約7,800(アミノ酸68残基) |
使用方法 | 滅菌水に0.1-1.0mg/mLの濃度に溶解。溶解後長期保存する場合は希釈前の段階でキャリアータンパク質を添加して凍結保存。凍結融解の繰返しを避けるために使用量ごとに小分けして凍結する。 |
使用上の注意 | 本品は微量のため視認できない場合があります。 チューブを開封する前には必ず遠心して下さい。 |
物性情報
起源 | E. coli expressed mouse MDC |
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活性 | 本品10.0-100.0ng/mLの濃度範囲でヒト活性化リンパ球の遊走活性が見られる。 |
溶解性 | 水に溶ける。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
組成 | 安定剤不含 |
純度 | エンドトキシン:<=0.1ng/ug |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- CCL22
マクロファージ由来ケモカイン
ABCD-1
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
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