MCP-2(CCL8), マウス, 組換え体
MCP-2(CCL8), Mouse, recombinant
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | CCL8とも呼ばれるCCケモカインファミリーの一つです。 受容体:CCR1,CCR2,CCR5 MCPタンパク質類は単球、活性化T細胞、好塩基球、NK細胞や未熟樹状細胞などの遊走を誘導、また活性化します。 MCP-2はCCR5に最も強く作用し、CCR1及び2には弱く作用することが知られています。 MCP-2はMCP-3と共にCCR5依存的なHIV-1の感染を制御することが 知られています。 ケモカインは好中球、単球、リンパ球などの白血球に対して走化活性を持ち、炎症反応において重要な役割を果たしている、分子量10kDa前後の塩基性生理活性ペプチドの一群です。 ケモカインは構造上の特徴からCXC、CC、C、CX3Cの4つのサブファミリーに分類され、これらのケモカインサブファミリーに対してCXCR、CCR、XCR、CX3CRに分類される7回膜貫通3量体Gタンパク質共役型受容体(GPCR)ファミリーが同定されています。 分子量約8,500(アミノ酸74残基) 白血球遊走・活性化サイトカイン ケモカインは、白血球やリンパ球の細胞遊走を主要な作用とするサイトカインの一群です。ケモカインは良く保存された4 つのシステイン残基を持ち、N 末端側の2 個のシステイン残基が形成するモチーフにより4 つのサブファミリー(CXC、CC、C、CX3C)に分類されます。ケモカインは炎症、発生、血管新生、免疫などさまざまな分野で重要な役割を果たしているとされています。 (和光純薬時報 Vol.81, No.1(2013), p20) |
---|---|
使用方法 | 滅菌水に0.1-1.0mg/mLの濃度に溶解する。溶解後長期保存する場合は希釈前の段階でキャリアータンパク質を添加して凍結保存。凍結融解の繰返しを避けるために使用量ごとに小分けして凍結する。 |
使用上の注意 | 本品は微量のため視認できない場合があります。 チューブを開封する前には必ず遠心して下さい。 |
物性情報
起源 | E. coli expressed mouse MCP-2 |
---|---|
活性 | 本品10.0-100.0ng/mLの濃度範囲でヒト末梢血単球に走化性が見られる。 |
組成 | 安定剤不含 |
純度 | エンドトキシン:<=0.1ng/ug |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- CCL8
単球走化性タンパク質-2
HC14
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share