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ジーンエース Probe qPCR ミックス II GeneAce Probe qPCR Mix II

製造元 :
(株)ニッポンジーン
保存条件 :
冷凍 (ドライアイス輸送)
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
317-08821
製造元
317-08821
JAN
4987481640238
50反応用
希望納入価格
11,000 円
販売元
313-08823
製造元
313-08823
JAN
4987481640245
200反応用
希望納入価格
24,000 円

8

ドキュメント

スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

製品概要

GeneAce Probe qPCR Mix II は、リアルタイムPCR 用サーマルサイクラー(プレートタイプ)に対応した蛍光標識プローブ検出系のリアルタイムPCR用マスターミックス(2 x 濃度)です。 試薬が小分け分注されており、操作性に優れています。化学的な修飾を施されたホットスタートPCR用酵素を採用しており、非特異的増幅を抑制し、広範囲の鋳型濃度に対し精度の高い分析ができます。 また、別途Uracil-N-Glycosylase(UNG) を添加することでキャリーオーバー防止処理を行えます (本品にUNG は含まれていません。)  本品は、パッシブリファレンス色素が予め添加されているため、各種プレートタイプのリアルタイムPCR 装置に対応しています。

特長

  • 高い特異性と増幅効率
  • SNPジェノタイピング実験に使用可能
  • UNGを別途添加してキャリーオーバー防止処理が可能
  • 各種プレートタイプのリアルタイムPCR装置に対応
  • 圧倒的コストパフォーマンス
    20 μLの反応系の場合 : 48円/反応
    50 μLの反応系の場合 : 120円/反応

構成情報

使用回数

包装単位は50 µl反応系での使用回数です。

保存方法

-20°C(遮光)
4°C保存も可能ですが、1 ヶ月以内にご使用下さい。

使用例

反応液組成(例)

2X GeneAce Probe qPCR Mix II 25 μl 12.5 μl (final conc. 1X)
25 μM Forward Primer 1 μl 0.5 μl
25 μM Reverse Primer 1 μl 0.5 μl
10 μM TaqMan® Probe 1 μl 0.5 μl
Template DNA 5 μl 2.5 μl
ddWater up to 50 μl up to 25 μl

推奨PCR サイクル条件

95°C 10分 1サイクル 酵素活性化ステップ
95°C 30秒 45サイクル
60°C 1分
  • 泡立てないように穏やかに転倒混和し、試薬を十分均一にしてからご使用下さい。
  • ご使用の装置に対応した反応液量でご使用下さい。
  • プライマーの設計や鋳型DNA 等により反応の至適条件が変わることがあります。
  • TaqMan®は、Roche Molecular systems 社の商標です。
  • プライマー対とプローブの設計によっては、熱変性時間は15 秒まで、伸長時間は30 秒まで短くすることもできます。
  • 反応液に別途UNG を添加した場合、酵素活性化ステップの前にUNG 処理を行えます。

アプリケーションデータ

実験例1 GeneAce Probe qPCR Mix II と他社製品の比較

ISOSPIN Cell & Tissue RNAを用いてHeLa細胞から抽出したTotal RNAから、GeneAce Reverse Transcriptaseを使用してcDNAを合成し、従来品(GeneAce Probe qPCR Mix α Low ROX)およびC社製品と増幅効率を比較した。

Template
PCR condition
Target 
PCR volume 
装置
cDNAの段階希釈(RNA 相当量: 10 ng, 1 ng, 100 pg, 10 pg, 1 pg)
95°C 10分→(95°C 30秒→60°C 1分) x 45サイクル
β-actin 一部領域
25 μl
Applied Biosystems 7500 Fast Real Time PCR System

結果 本品は、従来品およびC社製品と比較して最も早い立ち上がりを示した。検量線もCt値のばらつきが少なく高い直線性の結果が得られた。

実験例2 SNPジェノタイピング実験例

GeneAce Probe qPCR Mix II と FAMおよびVIC色素を使用した TaqMan MGB プローブ検出系試薬を用いて、31サンプルのヒト血液から抽出したゲノムDNAを鋳型にして(各2.5 ng/10 μl反応系)、β3AR遺伝子をターゲットにSNPジェノタイピング解析を行った。

SNPアッセイ
Template
PCR condition
Target 
PCR volume 
装置
TaqMan MGBプローブ検出系(FAM/VIC)
ヒト血液ゲノムDNA(31人)
95°C 10分→(95°C 30秒→60°C 1分) x 40サイクル
β3AR遺伝子
10 μl
Applied Biosystems 7500 Fast Real Time PCR System

結果 GeneAce Probe qPCR Mix II を使用してSNPジェノタイピング解析を行うことができた。

FAQ

 基礎編

全てのリアルタイムPCR装置で使用可能ですか?
プレートタイプの装置に対応しております。一方、ガラスキャピラリータイプの装置には対応しておりません。
使用期限は?
-20°C保存で製造後2年間を使用期限とし、4°C保存の場合は約1ヶ月間の保存が可能です。
凍結融解による活性への影響はありますか?
凍結融解による活性への影響は認められておりません。弊社では40回凍結融解を繰り返しても、活性の低下は確認されませんでした。

トラブルシューティング編

 増幅の立ち上がりが遅い。
  1. 本品は化学修飾したホットスタートPCR酵素を用いています。そのため、酵素の活性化ステップ(95°C 10分)を条件通り行わないと十分な酵素活性が得られず増幅効率が低下します。
  2. 推奨PCRサイクル条件であることをご確認ください。
  3. ABI リアルタイムPCR装置のランモード「Fast」における標準プロトコール(95°C 20秒→(95°C 3秒→60°C 30秒) x 40サイクル)には対応しておりません。

概要・使用例

概要 リアルタイムPCR用試薬(蛍光標識プローブ検出系)
GeneAce Probe qPCR Mix Ⅱ
GeneAce Probe qPCR Mix Ⅱ は、蛍光標識プローブ検出系のリアルタイムPCR用マスターミックス(2×濃度)です。
本品は、パッシブリファレンス色素が予め添加されているため、各種プレートタイプのリアルタイムPCR 装置に対応しています。

特 長
■広範囲の鋳型濃度に対し精度の高い分析が可能
■各種プレートタイプのリアルタイムPCR装置に対応
■SNPジェノタイピング実験に使用可能
■UNGを別途添加してキャリーオーバー防止処理が可能
 (本品にUNGは含まれておりません)
(BioWindow SEP. 2019 / No.161 ,p5)

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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