ジーンエース リバーストランスクリプターゼ
GeneAce Reverse Transcriptase
- 製造元 :
- (株)ニッポンジーン
- 保存条件 :
- 冷凍 (ドライアイス輸送)
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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10000units
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6 |
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10000units×5
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ドキュメント
- スペクトルデータ
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- 検査成績書
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- 校正証明書
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キットコンポーネント
10,000 units
GeneAce Reverse Transcriptase | 50 µl x 1 |
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5 x RT Buffer | 1 ml x 1 |
製品概要
本品は、Moloney Murine Leukemia Virus(M-MLV;マウス白血病ウイルス)由来の改変型(RNase H-) の逆転写酵素で、大腸菌で発現・精製した組換え酵素です。改変型は点変異によりRNase H活性を欠損させています。RNase H 活性はDNA- RNAハイブリッド二本鎖のRNAを分解する活性で、RNase H 活性を欠損させることで完全長cDNAの合成効率が向上します。
※ M-MLV由来の野生型(RNase H+)の逆転写酵素 M-MLV Reverse Transcriptase はこちら
特長
- M-MLV由来の改変型(RNase H-)逆転写酵素
- 完全長cDNAの合成効率が向上
- 熱安定性が向上
- 高温反応によりRNAの二次構造による影響を回避
- GeneAce qPCR Mix α(リアルタイムqPCR試薬)との組み合わせに最適
用途
- First strand cDNA 合成
- RT-PCR
起源 | 遺伝子組換え大腸菌 |
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活性 | 200 units/µl |
単位の定義 | 1 unit は、37°Cで10 分間に1 nmol のdTTPを酸不溶性画分に取り込ませる酵素活性とする。 |
形状 | GeneAce Reverse Transcriptase: 20 mM Tris-HCl (pH7.5), 200 mM NaCl, 0.1 mM EDTA, 1 mM DTT, 50% Glycerol, 0.05% NP-40, 0.05% Tween20 5 x RT Buffer: 250 mM Tris-HCl(pH8.3), 375 mM KCl, 15 mM MgCl2, 50 mM DT |
アプリケーションデータ
実験例1:cDNA合成効率の比較
マウスFM3A細胞 total RNA 2 µgを鋳型として、Oligo (dT) primerとGeneAce Reverse Transcriptase、A社製品、B社製品(各社RNaseH-改変型)を用いてそれぞれ逆転写反応を行った。その後、合成したcDNAを鋳型にして、GeneAce SYBR® qPCR Mix α Low ROXを用いて定量PCRを行った。
合成した各cDNAを鋳型として定量PCRによりβ-actin遺伝子を検出し、増幅の立ち上がりの早さを比較した。
【結果】
GeneAce Reverse Transcriptaseで合成したcDNAは、増幅曲線の立ち上がりが早く、cDNAの合成効率が高いことが示された。
実験例2:長鎖cDNA(10 kb)の合成効率の比較
マウスFM3A細胞 total RNA 2 µgを鋳型として、Oligo (dT) primerとGeneAce Reverse Transcriptase、A社製品、B社製品(各社RNaseH-改変型)を用いてそれぞれ逆転写反応を行った。その後、合成したcDNAを鋳型にして、GeneAce SYBR® qPCR Mix α Low ROXを用いて定量PCRを行った。
合成したcDNAを鋳型に、Utrophin遺伝子(NM_011682, 12382 bp)を定量PCRによりcDNA量を比較した。定量PCR primerは3’末端から約10 kb付近に設計した。
【結果】
GeneAce Reverse Transcriptaseは、約10 kbpの長鎖cDNAの合成効率が高いことが示された。
実験例3:長鎖cDNA(10 kb)の合成 (実際の反応例)
Total RNAの抽出→逆転写反応→リアルタイムPCR
- ISOSPIN Cell & Tissue RNA を使用して、マウス腎臓組織 9.1 mg から total RNA 15 μg を抽出した。
- 得られた total RNA 2 μgを鋳型に GeneAce Reverse Transcriptase を用いて 1st strand cDNA を合成した。
- cDNA溶液を鋳型に、Utrophin mRNA の3'側から約10 kb の領域を増幅するプライマーを用いてリアルタイムPCRを行った(GeneAce SYBR® qPCR Mix α Low ROXを使用)。
逆転写反応系
50 μM Oligo dT(20) Pirmer | 1 µl |
10 mM dNTPs | 1 µl |
total RNA + ddH2O | up to 15µl |
↓ RNA変性: 65°C 5分、On ice | |
5 X RT Buffer | 4 µl |
GeneAce Reverse Transcriptase | 1 µl |
↓ 逆転写反応: 42°C 50分 ↓ 熱失活: 70°C 15分 |
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1st strand cDNA 溶液 | (反応液量 20 μl) |
反応液組成
2x GeneAce SYBR® qPCR Mix α Low ROX | 12.5 µl | (final conc. 1X) |
1.25 µM each Primers | 10 µl | |
40倍希釈したcDNA溶液 | 1.25 µl | |
ddH2O | up to 25 µl |
PCR条件
95°C | 10分 | 酵素活性化ステップ |
95°C | 30秒 | 40サイクル |
59°C | 1分 | |
融解曲線解析 |
【結果】
GeneAce Reverse Transcriptaseを用いて、cDNA 10 kbpの合成を確認できた。
概要・使用例
概要 | 本品は、Moloney Murine Leukemia Virus(M-MLV;マウス白血病ウイルス)由来の 改変型(RNase H-) の逆転写酵素で、組換え大腸菌で発現・精製した酵素です。 改変型は点変異によりRNase H活性を欠損させています。 RNase H 活性はDNA- RNAハイブリッド二本鎖のRNAを分解する活性で、 RNase H 活性を欠損させることで完全長cDNAの合成効率が向上します。 |
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特長 | ・M-MLV由来の改変型(RNase H-)逆転写酵素 ・完全長cDNAの合成効率が向上・熱安定性が向上 ・高温反応によりRNAの二次構造による影響を回避 ・GeneAce qPCR Mix α(リアルタイムqPCR試薬)との組み合わせに最適 |
物性情報
起源 | Escherichia coli (Recombinant) |
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活性 | 200 units/µl |
組成 | GeneAce Reverse Transcriptase: 20 mM Tris-HCl(pH7.5), 200 mM NaCl, 0.1 mM EDTA, 1 mM DTT, 50% Glycerol, 0.05% NP-40, 0.05% Tween20 5 x RT Buffer: 250 mM Tris-HCl(pH8.3), 375 mM KCl, 15 mM MgCl2, 50 mM DTT |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
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- 【医薬品原料】
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