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ラボアッセイ (TM) GLDH (AAタイプ) LabAssay (TM) GLDH (AA-type)

細胞生物学用
for Cellbiology
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (氷冷輸送)
適用法令 :
労57-2 優先評価物質
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫 / 納期目安
販売元
291-97801
JAN
4548995107534
150回用
希望納入価格
45,000 円
西日本 :
-
東日本 :
12

ドキュメント

SDS
製品規格書
添付文書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書
分析チャート

キットコンポーネント

150回用

GLDH標準品 2本
反応試液1a (R1a) 17.1 mL x 2本
反応試薬1b (R1b) 2本
反応試液2 (R2) 15 mL

製品概要

グルタミン酸デヒドロゲナーゼ (GLDH) は、グルタミン酸とα-ケトグルタル酸の相互変換を触媒する酵素です。GLDHは正常では血清中にわずかにしか存在しませんが、細胞が障害を受けると細胞外に漏出します。特に肝細胞中に多く認められることから、毒性試験などにおいて肝障害のマーカーとして利用されています。また、アセトアミノフェン肝障害誘導ラットにおいてALTよりも検出しやすい肝障害マーカーと報告されています1)

ラボアッセイ™ GLDH (AAタイプ) は、検体中のGLDHを測定するための自動分析装置専用試薬です。短時間で検体中のGLDHを測定することが可能です。

※ ラボアッセイ™ シリーズは研究用試薬です。診断用に使用することはできません。

キット性能

測定対象検体 ヒト 血清/血漿 (EDTA)
マウス 血清/血漿 (EDTA)
ラット 血清/血漿 (EDTA)
イヌ 血清/血漿 (EDTA)
ウサギ 血清/血漿 (EDTA)
サル 血清
検量線範囲 1.0-150 U/L
必要検体量 15 μL (日立自動分析装置3500の場合)
測定時間 約10分
測定波長 340 nm (副波長 405 nm)
※サル血漿検体は社内未評価

対応する自動分析装置

  • 日立自動分析装置3500 (日立ハイテク) など

その他の対応する自動分析装置や分析パラメータは当社までお問い合わせください。

原理

試料中のGLDHにより、アンモニアとα-ケトグルタル酸は、グルタミン酸に変換されます。このときNADHは、β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド酸化型 (NAD) に酸化され、340 nmの吸光度が減少します。この吸光度の減少を測定することによりGLDHの値を求めます。

図1 GLDHの測定原理

データ

同時再現性試験

本製品で各2濃度のヒト、マウス、ラット、イヌ、ウサギの血清/血漿 (EDTA) について8重測定を実施し、精度を確認した。

n\ID ヒト血清 ヒト血漿
(EDTA)
マウス血清 マウス血漿
(EDTA)
ラット血清 ラット血漿
(EDTA)
イヌ血清 イヌ血漿
(EDTA)
ウサギ血清 ウサギ血漿
(EDTA)
ID1
(U/L)
ID2
(U/L)
ID1
(U/L)
ID2
(U/L)
ID1
(U/L)
ID2
(U/L)
ID1
(U/L)
ID2
(U/L)
ID1
(U/L)
ID2
(U/L)
ID1
(U/L)
ID2
(U/L)
ID1
(U/L)
ID2
(U/L)
ID1
(U/L)
ID2
(U/L)
ID1
(U/L)
ID2
(U/L)
ID1
(U/L)
ID2
(U/L)
1 57.3 13.6 44.0 11.1 50.1 10.5 47.7 4.4 54.8 14.1 50.9 16.1 42.8 11.5 42.8 15.5 51.4 11.9 59.2 14.9
2 57.7 13.2 43.8 11.1 49.9 10.1 48.1 4.5 54.1 15.0 51.2 15.7 43.3 11.8 43.3 15.0 51.8 11.8 59.2 15.6
3 57.9 12.6 43.8 11.0 50.1 10.4 47.9 4.2 52.8 13.4 50.3 16.0 43.2 11.5 43.2 15.7 51.8 12.2 59.5 15.5
4 57.4 12.6 43.7 11.1 49.5 10.4 47.8 4.3 53.4 13.7 50.9 16.0 43.4 11.5 43.4 15.4 51.5 11.9 59.9 15.6
5 57.7 12.8 43.8 10.9 49.7 10.1 47.8 4.3 54.9 13.3 50.9 15.9 43.2 11.3 43.2 13.9 51.7 11.9 60.0 15.5
6 57.1 13.0 43.7 10.9 50.0 10.5 47.6 4.7 53.9 14.4 50.6 16.2 43.5 12.0 43.5 15.0 51.7 11.5 60.1 15.0
7 57.3 12.8 43.6 10.2 51.5 10.4 47.8 4.6 54.0 14.9 50.7 16.0 43.5 11.8 43.5 14.3 51.6 12.1 59.6 15.6
8 57.4 12.6 43.6 10.7 40.8 10.4 48.5 4.4 54.3 13.6 51.2 15.7 43.6 11.8 43.6 15.0 51.9 11.9 59.8 15.2
mean 57.5 12.9 43.8 10.9 49.0 10.4 47.9 4.4 54.0 14.1 50.8 16.0 43.3 11.7 43.3 15.0 51.7 11.9 59.7 15.4
SD 0.266 0.355 0.131 0.306 3.35 0.160 0.283 0.17 0.692 0.661 0.302 0.177 0.253 0.233 0.253 0.609 0.167 0.207 0.346 0.288
CV(%) 0.5 2.7 0.3 2.8 6.8 1.5 0.6 3.8 1.3 4.7 0.6 1.1 0.6 2.0 0.6 4.1 0.3 1.7 0.6 1.9

[結果]
ヒト検体のCV(%)は、0.3-2.8%、マウス検体のCV(%)は、0.6-6.8%、ラット検体のCV(%)は、0.6-4.7%、イヌ検体のCV(%)は、0.6-4.1%、ウサギ検体のCV(%)は、0.3-1.9%であり、良好であった。

日差再現性試験

本製品で各2濃度のヒト、マウス、ラット、イヌ、ウサギの血清/血漿 (EDTA) を用いて、4日間測定を実施し、精度を確認した。

Day\ID ヒト血清 ヒト血漿 マウス血清 マウス血漿 ラット血清 ラット血漿 イヌ血清 イヌ血漿 ウサギ血清 ウサギ血漿
ID3
(U/L)
ID4
(U/L)
ID3
(U/L)
ID4
(U/L)
ID3
(U/L)
ID4
(U/L)
ID3
(U/L)
ID4
(U/L)
ID3
(U/L)
ID4
(U/L)
ID3
(U/L)
ID4
(U/L)
ID3
(U/L)
ID4
(U/L)
ID3
(U/L)
ID4
(U/L)
ID3
(U/L)
ID4
(U/L)
ID3
(U/L)
ID4
(U/L)
1 50.8 2.5 54.0 6.2 44.7 3.5 48.2 5.8 54.2 5.4 37.4 2.7 49.9 5.9 49.3 2.7 46.1 3.2 37.7 4.6
2 51.1 2.4 54.9 6.6 44.7 3.2 51.2 5.7 52.8 5.7 39.5 2.6 49.1 5.9 49.2 2.9 45.9 3.1 38.1 4.4
3 48.3 2.6 51.4 6.0 43.4 3.3 48.2 5.6 52.3 5.7 36.7 2.7 48.5 5.9 47.8 2.7 44.7 3.4 36.7 4.2
4 49.7 2.8 53.7 6.3 45.5 3.4 47.5 5.4 54.8 5.4 38.0 2.8 50.8 6.2 50.0 2.9 47.2 2.9 39.0 4.5
mean 50.0 2.6 53.5 6.3 44.6 3.4 48.8 5.6 53.5 5.6 37.9 2.7 49.6 6.0 49.1 2.8 46.0 3.2 37.9 4.4
SD 1.27 0.17 1.49 0.25 0.869 0.13 1.65 0.17 1.17 0.17 1.19 0.082 1.00 0.15 0.922 0.12 1.02 0.21 0.954 0.17
CV(%) 2.5 6.6 2.8 4.0 2.0 3.9 3.4 3.0 2.2 3.1 3.1 3.0 2.0 2.5 1.9 4.1 2.2 6.6 2.5 3.9

[結果]
ヒト検体のCV(%)は、2.5-6.6%、マウス検体のCV(%)は、2.0-3.9%、ラット検体のCV(%)は、2.2-3.1%、イヌ検体のCV(%)は、1.9-4.1%、ウサギ検体のCV(%)は、2.2-6.6%であり、良好であった。

希釈直線性試験

生理食塩水を用いて、ヒト、マウス、ラット、イヌ、ウサギの血清/血漿 (EDTA) およびサルの血清を倍々希釈後、2重測定を実施し、直線性を確認した。

ヒト血清
ヒト血漿 (EDTA)
マウス血清
マウス血漿 (EDTA)
ラット血清
ラット血漿 (EDTA)
イヌ血清
イヌ血漿 (EDTA)
ウサギ血清
ウサギ血漿 (EDTA)
サル血清

[結果]
いずれも測定範囲内で良好な直線性を示した。

添加回収試験

ヒト、マウス、ラット、イヌ、ウサギの血清/血漿 (EDTA) およびサルの血清に4濃度の標準品を添加し、2重測定を実施した。

ヒト検体

添加量
(U/L)
測定値
(U/L)
回収量
(U/L)
回収率
(%)
血清 0.0 5.9 - -
5.0 10.6 4.7 94.0
10.0 15.7 9.8 98.0
25.0 31.5 25.6 102
50.0 58.2 52.3 105
平均 99.8
血漿
(EDTA)
0.0 1.1 - -
5.0 6.1 5.0 100
10.0 10.9 9.8 98.0
25.0 27.5 26.4 106
50.0 52.8 51.7 103
平均 102

マウス検体

添加量
(U/L)
測定値
(U/L)
回収量
(U/L)
回収率
(%)
血清 0.0 6.3 - -
5.0 11.2 4.9 98.0
10.0 16.1 9.8 98.0
25.0 30.9 24.6 98.4
50.0 58.4 52.1 104
平均 99.7
血漿
(EDTA)
0.0 19.0 - -
5.0 24.0 5.0 100
10.0 29.0 10.0 100
25.0 44.8 25.8 103
50.0 70.6 51.6 103
平均 102

ラット検体

添加量
(U/L)
測定値
(U/L)
回収量
(U/L)
回収率
(%)
血清 0.0 13.0 - -
5.0 18.2 5.2 104
10.0 23.4 10.4 104
25.0 39.5 26.5 106
50.0 67.1 54.1 108
平均 106
血漿
(EDTA)
0.0 2.8
5.0 8.3 5.5 110
10.0 13.7 10.9 109
25.0 30.4 27.6 110
50.0 57.4 54.6 109
平均 110

イヌ検体

添加量
(U/L)
測定値
(U/L)
回収量
(U/L)
回収率
(%)
血清 0.0 9.4 - -
5.0 14.5 5.1 102
10.0 19.8 10.4 104
25.0 34.7 25.3 101
50.0 61.4 52.0 104
平均 103
血漿
(EDTA)
0.0 4.1 - -
5.0 9.3 5.2 104
10.0 14.5 10.4 104
25.0 29.9 25.8 103
50.0 56.4 52.3 105
平均 104

ウサギ検体

添加量
(U/L)
測定値
(U/L)
回収量
(U/L)
回収率
(%)
血清 0.0 11.6 - -
5.0 16.8 5.2 104
10.0 21.7 10.1 101
25.0 36.5 24.9 99.6
50.0 62.8 51.2 102
平均 102
血漿
(EDTA)
0.0 19.6 - -
5.0 24.7 5.1 102
10.0 29.7 10.1 101
25.0 45.3 25.7 103
50.0 71.0 51.4 103
平均 102

サル検体

添加量
(U/L)
測定値
(U/L)
回収量
(U/L)
回収率
(%)
血清 0.0 50.4 - -
22.6 73.3 22.9 101
45.1 90.7 40.3 89.4
90.3 132.6 82.2 91.0
平均 93.9

[結果]
いずれも良好な回収率であった。

従来品との相関性

ラボアッセイ™ GLDH (AAタイプ) (以下、本製品)、およびラボアッセイ™ GLDH-ラット (Aタイプ) (コードNo. 291-93401、以下 従来品)を用いて、ラット血清・血漿中のGLDHを測定し、その相関を確認した。

従来品との相関性

[結果]
本製品と従来品の測定値には高い相関が確認できた。

他社製品との相関性

ラボアッセイ™ GLDH (AAタイプ) (以下、本製品)、およびA社もしくはB社のGLDH測定試薬を用いて、ヒト、マウス、ラット、イヌ、ウサギの血清/血漿 (EDTA) 中GLDHを測定し、その測定値の相関を確認した。測定方法は、各キットの測定操作法に準拠した。

ヒト血漿
ヒト血漿 (EDTA)
マウス血漿
マウス血漿 (EDTA)
ラット血漿
ラット血漿 (EDTA)
イヌ血漿
イヌ血漿 (EDTA)
ウサギ血清
ウサギ血漿 (EDTA)

[結果]
本製品は他社製品と高い相関を示した。

他肝障害マーカー (ALT,AST) との相関性

薬物性肝障害において、GLDHはALTと強く相関することが示されている2)
マウス、ラットに薬剤を投与してから数日後に血漿を採取し、ALT,AST,GLDHを測定した (同一検体を測定しているが、ALT,ASTは新鮮検体、GLDHは凍結検体の測定値である)。測定範囲を超える検体に対しては10倍希釈にて測定した。

マウス 血漿 (ヘパリン)
マウス 血漿 (ヘパリン)
ラット 血漿 (ヘパリン)
ラット 血漿 (ヘパリン)

[結果]
GLDHはALT、AST間で高い相関が見られた。
※GLDHは凍結検体の測定値のため、参考値としてご理解ください

検体測定例

動物種 検体 測定値 (U/L)
ヒト 血清 5.9
血漿 1.1
マウス
(BALB/c, ♂)
血清 6.3
血漿 19.0
ラット
(SD)
血清 13.0
血漿 2.8
イヌ
(ビーグル)
血清 9.4
血漿 4.1
ウサギ
(日本白色)
血清 11.6
血漿 19.6
サル 血清 17.5
※ 血清と血漿は同一検体で測定したものではありません。

参考文献

  1. Robert J. H. et al.:, Biomarkers., 5, 22 (2017)
    A longitudinal assessment of miR-122 and GLDH as biomarkers of drug-induced liver injury in the rat
  2. Church, R. J. et al.:, Hepatology., 2, 69 (2015)
    Candidate biomarkers for the diagnosis and prognosis of drug-induced liver injury: An international collaborative effort.

FAQ

検体について

採取後の検体はどのように保管すればよいでしょうか。
採血後すぐに測定するか、長期に保存する場合は-35°C以下で凍結保存してください。
血漿の抗凝固剤は何を使用すればよいでしょうか。
当社では抗凝固剤として、EDTAが使用できることを確認しております。その他の抗凝固剤については確認しておりません。
測定の上限を超える検体はどのようにすればよいでしょうか。
測定範囲の上限を超える検体については、検体を精製水または生理食塩水で希釈して測定してください。得られた値に希釈倍数を乗じたものが測定値となります。
測定妨害物質の影響はありますか。

当社では以下濃度で影響がないことを確認しています。溶血がひどい検体や高脂質検体は使わないでください。

■ 妨害物質の影響

溶血ヘモグロビン 100 mg/dLまで影響なし
乳び (ホルマジン濁度数) 400 FTUまで影響なし
アスコルビン酸 50 mg/dLまで影響なし
ビリルビン-F 30 mg/dLまで影響なし
ビリルビン-C 20 mg/dLまで影響なし

キットの使用について

本製品で測定する際に必要な装置、器具、装置は何ですか。
本製品の使用には以下の装置、器具、装置が必要です。
  • 自動分析装置
  • チップ交換型ピペット
  • 攪拌器 (Vortex タイプ)
  • 精製水(蒸留水)
  • 生理食塩水
各試薬の保管方法や使用期限の目安を教えてください。

GLDH標準品
未使用の標準品は2-10°Cで保存してください。調製後は、72時間以内に使用してください。当社の検討では、復水後72時間経過したときの測定値の変化率は室温で-3.2%、4°Cで-5.5%でした。溶解したGLDH標準品溶液 (60.0 U/L) は、マイクロチューブに小分けし-35℃以下で凍結保存することが可能です。凍結後は45日以内に使用してください。凍結保存したGLDH標準品溶液を融解した後の再凍結は厳禁です。

融解後安定性

0 hr 4 hr 8 hr 24 hr 72 hr
測定値 (U/L) 測定値 (U/L) 変化率 (%) 測定値 (U/L) 変化率 (%) 測定値 (U/L) 変化率 (%) 測定値 (U/L) 変化率 (%)
室温管理 62.3 62.1 -0.32 61.1 -1.9 61.3 -1.6 60.3 -3.2
4℃保存 - 60.6 -2.7 59.4 -4.7 59 -5.3 58.9 -5.5

反応試液1a (R1a)
2-10°Cで保存してください。

反応試薬1b (R1b)
未使用の反応試薬1b (R1b) は2-10°Cで保存してください。

調製後の反応試液1 (R1a+R1b)
調製後は2-10°Cで保管し、3週間以内に使用してください。

反応試液2 (R2)
2-10°Cで保存してください。開封後は2-10°Cで保管し、3週間以内に使用してください。

開封後および調製後の保存期間は、保存条件により短くなる場合がございます。例えば、測定終了後自動分析装置内で保存している場合は、自動分析装置の稼働状況により短くなることがあります。測定に使用しない場合は自動分析装置から取り出し、キャップを締め保存してください。

コントロールに使用する血清はありますか。
当社では精度管理用のコントロール血清 (コードNo. 128-07131) を販売しております。
標準品はどのように使用すればよいでしょうか。
本製品はロットにより添加する精製水の量が異なります。標準品に精製水を「標準品原液の調製について」に記載の指定量を加え溶解し、静置溶解後、泡立てないように転倒混和してください (ローリングミキサーやピペッティングによる攪拌操作を推奨します)。激しい攪拌は、酵素活性の低下が懸念されます。
溶解後は、当日中に使用してください。(保存しないようお願いします。) ラボアッセイ™ GLDHコントロール (コードNo. 128-07131) を試料として測定し、表示値±15%以内とならない場合はキャリブレーションを実施してください。

概要・使用例

概要 本製品は、GLDH(グルタミン酸デヒドロゲナーゼ)を測定する汎用自動分析装置用のキットです。GLDHは肝臓に多く存在し、肝障害に特異性の高いバイオマーカーです。肝障害マーカーとしてALTやASTがよく測定されますが、軽微な肝障害では上昇しない場合も見られます。GLDHなどと併せて測定することで、肝障害の病態把握への向上を図ることができます。

■性能
測定範囲:1.0 ~ 150 U/L
必要検体量:15μL(LABOSPECT 003の場合)
測定時間/反応温度:約10分 / 37℃
測定検体:血清、血漿
検体種:ヒト、マウス、ラット、イヌ、ウサギ

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。