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ラボアッセイ (TM) アンモニア LabAssay (TM) Ammonia

細胞生物学用
for Cellbiology
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (氷冷輸送)
適用法令 :
PRTR-1 特化則第3類 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 優先評価物質 毒-II
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫 / 納期目安
販売元
297-94601
JAN
4548995102744
700回用
希望納入価格
33,000 円
西日本 :
13
東日本 :
20以上

ドキュメント

SDS
製品規格書
添付文書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書
分析チャート

キットコンポーネント

ラインナップ

除たん白試液 100 mL/1本
発色試液A 50 mL/1本
発色試液B 25 mL/1本
発色試液C 50 mL/1本
標準液 15 mL/1本
標準液用希釈液 20 mL/1本

概要

アンモニアは主に腸内、腎臓で産生されます。生体内で産生されたアンモニアは、肝臓の尿素サイクルによって尿素に変換され尿中に排泄されます。
本品は、ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウムを触媒として、フェノール、次亜塩素酸を用いたベルテロー反応を利用した比色法に基づくアンモニア測定試薬です。検体中のアンモニア量の測定に用いることができます。マイクロプレート法および用手法での測定も可能です。

キット性能

測定対象検体 ヒト 全血
マウス 全血
ラット 全血
イヌ 血清/血漿
ネコ 血清/血漿
細胞培養上清
検量線範囲 100-400 μg/dL
検体量 70 μL
測定時間 約70分
測定波長 630 nm
※測定可否は培地によって異なります。細胞培養上清を検体として使用する場合には、あらかじめ使用する培地について添加回収試験や希釈直線性試験を行ってください。

検量線例

検量線例

測定原理

検体に除たん白試液を加えて除たん白することにより、呈色阻害成分を除去すると同時に検体中の諸酵素を失活させます。この上清に、フェノール、ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウムを加え、さらにアルカリ性としたのち、次亜塩素酸ナトリウムで酸化すると、インドフェノールを生成し青色を呈します。この青色の吸光度を測定することにより検体中のアンモニア窒素濃度を求めます。

測定操作法

マイクロプレート法
下記に従って、反応させてください。

テスト スタンダード ブランク
最初の操作はマイクロチューブで行う
除たん白試液 除たん白試液:血液=4:1 (v/v) となるように調整。 除たん白試液:標準液=4:1 (v/v) となるように調整。 70 μL
試料 -
よく混合する。遠心分離5000 x g、4℃、15分間。以降の操作はウェル内で行う。 よく混合する。以降の操作はウェル内で行う。
上清 70 μL 混液 70 μL -
発色試液A 70 μL 70 μL 70 μL
発色試液B 35 μL 35 μL 35 μL
発色試液C 70 μL 70 μL 70 μL
各試薬をマイクロプレートに添加後、プレートミキサーでよく混合し、37℃で20分間加温。 よく混合し、室温*で30分間静置。
よく混合し、ブランクを対照として630 nmにおける検体および標準液の吸光度を測定する。

* 室温:20℃-25℃

データ

同時再現性試験

本製品でマウス、ラットの検体について8重測定を実施し、精度を確認した。

n\ID マウス (BALB/c) 検体 ラット (SD) 検体
ID2 (μg/dL) ID1 (μg/dL)
1 88.9 66.4
2 83.4 66.4
3 86.2 63.5
4 86.2 63.5
5 86.2 66.4
6 83.4 63.5
7 86.2 75.0
8 80.6 66.4
mean 85.1 66.4
SD 2.54 3.76
CV(%) 3.0 5.7

[結果]
マウス検体のCV(%)は、3.0%、ラット検体のCV(%)は、5.7%と良好であった。

希釈直線性試験

hPSC培地を用いてiPS細胞を培養し、その細胞培養上清の4, 8, 16, 32倍希釈後のアンモニア濃度を測定し、直線性を確認した。培養から2, 4, 5日経過した検体の結果をグラフに示す。

希釈直線性試験

[結果]
いずれの測定条件においても良好な直線性を示した。

他社卓上分析装置用試薬との相関性

本製品のプレートアッセイ法と他社卓上分析装置用試薬のチューブアッセイ法を用いて細胞培養上清検体を測定し、その相関を確認した。本製品の測定値は、希釈直線性試験の結果から16倍希釈後の測定値を用いた。培地にはhPSC (無血清培地) の他にD-MEM (10%FBS)、E-MEM (10%FBS)、RPMI (10%FBS) を用いた。

他社卓上分析装置用試薬との相関性

[結果]
本製品にて検体を16倍に希釈して測定した結果と他社卓上分析装置用試薬での測定結果には高い相関が確認できた。

添加回収試験

マウス、ラットの検体に3濃度の標準品を添加し、2重測定を実施した。

マウス検体

添加量
(μg/dL)
測定値
(μg/dL)
回収量
(μg/dL)
回収率
(%)
ID-a - 81.8 - -
56.9 142 60.2 106
114 205 123 108
171 247 165 96.5
平均 103
ID-b - 89.2 - -
56.9 139 49.8 87.5
114 201 112 98.2
171 230 141 82.5
平均 89.4
ID-c - 84.8 -
56.9 145 60.2 106
114 217 132 116
171 255 170 99.4
平均 107

ラット検体

添加量
(μg/dL)
測定値
(μg/dL)
回収量
(μg/dL)
回収率
(%)
ID-a - 77.3 - -
56.9 137 59.7 105
114 188 111 97.4
171 236 159 93.0
平均 98.4
ID-b - 77.3 - -
56.9 135 57.7 101
114 191 114 100
171 242 165 96.5
平均 99.3
ID-c - 95.0 -
56.9 147 62.0 109
114 216 121 106
171 265 170 99.4
平均 104.8

[結果]
いずれも良好な回収率であった。

検体測定例

イヌ検体

ID\n 測定値 (μg/dL) mean SD CV
(%)
1 2
血清 ID1 331 365 348 24.0 6.9
ID2 296 323 310 19.1 6.2
ID3 409 465 437 39.6 9.1
ID4 367 365 366 1.41 0.4
ID5 453 513 483 42.4 8.8
ID6 349 366 358 12.0 3.4
ID7 451 504 478 37.5 7.8
ID8 291 323 307 22.6 7.4
血漿
(EDTA)
ID1 232 210 221 15.6 7.0
ID2 194 178 186 11.3 6.1
ID3 225 207 216 12.7 5.9
ID4 208 196 202 8.49 4.2
ID5 181 202 192 14.8 7.8
ID6 155 175 165 14.1 8.6
ID7 144 151 148 4.95 3.4
ID8 156 173 165 12.0 7.3

ネコ検体

ID\n 測定値 (μg/dL) mean SD CV
(%)
1 2
血清 ID1 381 366 374 10.6 2.8
ID2 370 378 374 5.66 1.5
ID3 381 342 362 27.6 7.6
ID4 357 329 343 19.8 5.8
ID5 249 245 247 2.83 1.1
ID6 315 299 307 11.3 3.7
ID7 403 388 396 10.6 2.7
ID8 198 193 196 3.54 1.8
血漿
(EDTA)
ID1 191 204 198 9.19 4.7
ID2 109 109 109 0.00 0.0
ID3 113 119 116 4.24 3.7
ID4 138 156 147 12.7 8.7
ID5 133 137 135 2.83 2.1
ID6 103 114 109 7.78 7.2
ID7 129 137 133 5.66 4.3
ID8 170 169 170 0.71 0.4

FAQ

検体について

検体の取り扱いで何か注意点はありますか。
血中アンモニアは、採血後室温に放置すると経時的に上昇します。あらかじめ除たん白試液を入れた試験管またはチューブに、採血後ただちに血液を入れ、すぐに混合し、遠心分離してください。
血液添加剤 (抗凝固剤やアミノ酸製剤など) の使用上の注意点は何ですか。
抗凝固剤のヘパリン、二重しゅう酸塩は使用しないで下さい。アミノ酸製剤は負誤差を与えますので注意してください。

キットの使用について

本製品で測定する際に必要な器具、装置は何ですか。
本製品の使用には以下の器具、装置が必要です。
  • 96 ウェルの透明マイクロプレート
  • マイクロピペット
  • 恒温槽 (37℃)
  • プレートミキサー
  • マイクロプレートリーダー (630 nm 吸光フィルター)
※ マイクロプレートリーダーの機種によっては不要です。

(用手法の場合)

  • 試験管またはマイクロチューブ
  • ピペット (試料採取用、試液分注用)
  • 恒温槽 (37℃)
  • 分光光度計および 630 nm のフィルターをもつ比色計
各試薬の保管方法や使用期限の目安を教えてください。
2℃-10℃で保存し、凍結させないで下さい。

概要・使用例

概要 ラボアッセイ (TM) アンモニアは、ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウムを触媒として、フェノール、次亜塩素酸を用いたベルテロー反応を利用した比色法に基づくアンモニア測定試薬です。生体内で産生されたアンモニアは、肝臓の尿素サイクルによって尿素に変換され尿中に排出されます。マウス、ラット及びヒト血液中のアンモニア量の測定に用いる事が出来ます。マイクロプレート法及び用手法での測定が可能です。体外診断用に用いる事は出来ません。

〇キット性能
検量線範囲:100~400 μg/dL(μg/100 mL)
測定時間:約70 分
検体量:70 μL
測定波長:630 nm

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • ラボアッセイ
    633-51761(旧コード)
    LABNH3-M1 (旧コード)
    295-78901 (旧コード)
  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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