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エンドトキシンの作用によるライセート試薬のゲル形成を指標とするゲル化法があります。
また、光学的な変化を指標とする光学的測定法にはゲル化する過程での濁度変化を指標とする比濁法と、
合成基質の加水分解による発色を指標にする比色法があります。
試験管中でライセート試薬と検体を混合し、37±1℃で60±2分間、振動を与えないようにブロックヒーターなどで加温します。加温終了後ただちに試験管をゆっくりと180°転倒し、変形したり崩れたりしないゲルが形成していれば陽性、形成していなければ陰性と判定します。検体を等倍希釈(通常2倍段階希釈)することにより、どの希釈倍数まで陽性判定されるかを調べます。陽性判定された最も大きい希釈倍数(あるいは最小濃度)をエンドポイントと呼びます。
エンドトキシンによるライセート試薬の活性化を発色合成基質が切断されることで検出する方法です。P-ニトロアニリンの黄色発色を 405 nm付近の吸光度変化で測定するため、検体が 405 nm付近に大きな吸収を持つと適用できません。
エンドトキシンによるライセート試薬の活性化を、ゲル化に伴う濁度変化で検出する方法です。濁りが大きい検体には適用できません。