レビス® Human TNF-α ELISA Kit
Human TNF-α ELISA Kit
- 製造元 :
- 富士フイルムワコーシバヤギ(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- 適用法令 :
- 特化則第3類 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2
- GHS :
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- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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96回用
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9 |
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ドキュメント
概要
TNF-αは、マウスに移植した腫瘍に対して出血性壊死を誘導する因子として同定された157アミノ酸の炎症性サイトカインです。活性型マクロファージ、B 細胞、T 細胞、繊維芽細胞など種々の細胞で産生された後、 生体内の細胞に広く存在している TNF 受容体である TNFR1 や免疫系細胞に存在する TNFR2 に結合し、アポトーシスの誘導や抗体産生の亢進などを行うことにより、感染防御や抗腫瘍作用などに働くことが知られています。TNF-α は様々な疾患との関連性が報告されており、関節リウマチ、炎症の他、糖尿病・高脂血症、 腎症、敗血症、骨粗鬆症などの分野で注目されています。
本製品は、ヒト TNF-α を定量的に測定するためのサンドイッチ酵素免疫測定法試薬で、ヒト血清(血漿)中の TNF-α を特異的かつ高感度に測定することができます。
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特長
- カルタヘナ法非該当(バキュロウイルス不含)
- 短時間(総反応時間3時間50分)
- 高感度測定(2.05 pg/mL~)
- 微量検体(~100 μL)
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製品情報
検体
・ヒト血清
・ヒト血漿(EDTA/ヘパリン)
・培養上清標準曲線範囲
2.05~500 pg/mL
操作法・標準曲線(例)
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操作法
抗体固相化96ウェルプレート
↓
洗浄 4 回
↓
希釈検体または標準溶液
↓
攪拌、室温、2 時間静置反応
↓
洗浄 4 回
↓
ビオチン結合抗TNF-α抗体
↓
攪拌、室温、1 時間静置反応
↓
洗浄 4 回
↓
ペルオキシダーゼ・アビジン結合物
↓
攪拌、室温、30 分間静置反応
↓
洗浄 4 回
↓
発色液(TMB)
↓
攪拌、室温、20 分間静置反応
↓
反応停止液(1M H2SO4)
↓
攪拌
↓
吸光度測定(主波長450 nm、副波長620 nm)
100 µL
100 µL
100 µL
100 µL
100 µL室温:20~25 ℃ -
標準曲線(例)
データ
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精度試験(アッセイ内変動)
正常血清に異なる濃度のTNF-αを添加した2検体を5重測定し精度を確認した。
n/ID Sample1(pg/mL) Sample2(pg/mL) 1 210 17.8 2 206 17.7 3 205 18.1 4 209 18.3 5 212 17.5 mean 208 17.9 SD 2.9 0.32 CV(%) 1.4 1.8 -
再現性試験(アッセイ間変動)
正常血清に異なる濃度のTNF-αを添加した3検体を4日間3重測定し精度を確認した。
Day/ID Sample1(pg/mL) Sample2(pg/mL) Sample3(pg/mL) 0日目 135 52.1 14.6 1日目 140 45.8 15.1 2日目 122 53.6 15.3 3日目 132 55.0 15.4 mean 132 51.6 15.1 SD 7.6 4.06 0.36 CV(%) 5.7 7.9 2.4
添加回収試験
正常血清または血漿検体に異なる 3 濃度のTNF-α を添加し測定した。
- 血清検体
添加量(pg/mL) 実測値(pg/mL) 回収量(pg/mL) 回収率(%) 0 0.458 - - 6.25 6.62 6.16 98.6 25.0 25.8 25.3 101 100 106 106 106 平均 102 - 血漿(ヘパリン)検体
添加量(pg/mL) 実測値(pg/mL) 回収量(pg/mL) 回収率(%) 0 0.668 - - 6.25 6.57 5.90 94.4 25.0 25.6 24.9 99.6 100 99.4 98.7 98.7 平均 97.6
検体測定(例)
ヒト正常検体(血清、EDTA血漿、ヘパリン血漿)測定結果
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血清検体No. LBIS 他社 1 2.15 N.D. 2 19.5 N.D. 3 (1.78) N.D. 4 N.D. N.D. 5 3.26 N.D. 6 N.D. N.D. 7 (1.75) N.D. 8 N.D. N.D. 9 N.D. N.D. 10 (1.54) N.D. (単位:pg/mL)
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検体条件 LBIS 他社A 血清 10検体中 6/10 検出 0/10 検出 EDTA血漿 10検体中 6/10 検出 1/10 検出 ヘパリン血漿 10検体中 7/10 検出 0/10 検出
※ヘパリンを推奨します。
検出感度が高いため、数 pg/mLのTNF-αを定量検出できた。
概要・使用例
概要 | 正常血清/血漿検体でも測定可能 レビス® シリーズ ■ レビス® Human TNF-α ELISA Kit TNF-αはマウスに移植した腫瘍に対して出血性壊死を誘導する因子として同定された157 アミノ酸の炎症性サイトカインです。TNF-αはさまざまな疾患との関連性が報告されており、関節リウマチ、炎症の他、糖尿病・高脂血症、腎症、敗血症、骨粗鬆症などの分野で注目されています。 本品は、ヒト血清(血漿)中TNF-αを短時間・微量検体・高感度で測定可能なキットです。 製品概要 ●検量線範囲:2.05 〜500 pg/mL ●測定時間:総反応時間3 時間50 分 ●検体量:100μL ●測定波長:主波長450 nm/副波長620 nm ●検体:ヒト血清/血漿(ヘパリン/EDTA) (和光純薬時報 Vol.86, No.2(2018),p31) (和光純薬時報 Vol.89, No.2(2021), p25) (和光純薬時報 Vol.90, No.3(2022), p29) |
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特長 | ○カルタヘナ法非該当(バキュロウイルス不含) |
構成 | ■キット構成 (A)抗体固相化プレート ・・・・・・・・・・・ 96ウェル(8x12)/1枚 (B)ヒトTNF-α標準品 ・・・・・・・・・・・・ 1本 (C)緩衝液 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 mL /1本 (D)ビオチン結合抗TNF-α抗体 ・・・・・・・・ 1本 (E)ペルオキシダーゼ・アビジン結合物・・・・・ 100 μL /1本 (F)発色液(TMB) ・・・・・・・・・・・・・・ 12 mL /1本 (H)反応停止液(1 M H2SO4)・・・・・・・・・ 12 mL /1本 ( I )濃縮洗浄液(10x)・・・・・・・・・・・・ 100 mL /1本 |
物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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