ラボアッセイ(TM) ALP
LabAssay (TM) ALP
- 製造元 :
- 富士フイルムワコーシバヤギ(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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500回用
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13 |
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ドキュメント
キットコンポーネント
キット内容
基質錠(溶解時 p-ニトロフェニルりん酸二ナトリウム 6.7 mmol/L) | 10 錠 |
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基質溶解液 (2.0 mmol/L 塩化マグネシウム含有 0.1 mol/L 炭酸塩緩衝液 pH 9.8) | 50 mL × 1本 |
反応停止液(0.2 mol/L 水酸化ナトリウム溶液) | 50 mL × 1本 |
標準液 (0.5 mmol/L p-ニトロフェノール溶液) | 5 mL × 1本 |
概要
アルカリホスファターゼ(ALP)は肝臓をはじめ、骨、小腸などに広く分布している酵素です。特に骨代謝の研究分野では骨形成マーカーの1つとして用いられています。
本品はp-ニトロフェニルりん酸を基質としたアルカリフォスファターゼ活性測定キットで、マイクロプレートリーダーによる多検体測定に有用です。
測定原理
p-ニトロフェニルりん酸を含む炭酸塩緩衝液(pH 9.8)中で検体を作用させると、検体中のアルカリホスファターゼによりp-ニトロフェニルりん酸はp-ニトロフェノールとりん酸に分解され、生成したp-ニトロフェノールはアルカリ性側で黄色を呈します。この405 nmの吸光度を測定することにより検体中のアルカリホスファターゼ活性値を求めます。
性能
・測定範囲 : >0.06 mmol/l
・標準曲線範囲 : 0~0.5 mmol/l
・再現性 : C.V.<10%
標準曲線例
測定操作法
下記に従って、反応させてください。
テスト | スタンダード | ブランク | |
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基質緩衝液 | 100 μL | 100 μL | 100 μL |
試料 | 検体20 µL | 標準液20 µL | 蒸留水20 µL |
プレートミキサーで1分間攪拌後、37℃15分間インキュベート | |||
反応停止液 | 80 μL | 80 μL | 80 μL |
プレートミキサーで1分間攪拌後、405 nmの吸光度をマイクロプレートリーダーで測定する。 |
データ
添加回収試験
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ヒト血清検体
添加量 測定値 回収量 回収率(%) - 0.429 - - 0.097 0.527 0.098 101.0 0.197 0.587 0.158 80.2 0.297 0.672 0.243 81.8 0.507 0.866 0.437 86.2 -
マウス血清検体
添加量 測定値 回収量 回収率(%) - 0.284 - - 0.060 0.343 0.059 98.3 0.127 0.399 0.115 90.6 0.251 0.507 0.223 88.8 0.500 0.753 0.469 93.8
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ラット血清検体
添加量 測定値 回収量 回収率(%) - 0.374 - - 0.060 0.439 0.065 108.3 0.127 0.483 0.109 85.8 0.251 0.598 0.224 89.2 0.500 0.855 0.481 96.2 単位:mmol/L, n=2
希釈直線性試験
測定範囲に入るよう付属の緩衝液で調製後、連続的に緩衝液で4段階希釈し測定した結果。
検体測定例
ヒト検体
検体 | 測定値 (mean) | SD | CV (%) |
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プール血清、男性 | 0.556 | 0.003 | 0.5 |
プール血漿 (EDTA)、男性 | 0.070 | 0.001 | 1.2 |
※抗凝固剤のEDTAは負誤差を与えますので使用しないでください。
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マウス検体:CD-1(ICR)、オス、血清
検体 測定値 (mean) SD CV (%) No.1 0.310 0.013 4.2 No.2 0.453 0.001 0.2 No.3 0.495 0.015 3.0 No.4 0.442 0.013 2.9 No.5 0.373 0.002 0.5 単位:mmol/L, n=2
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ラット検体:SD、オス、血清
検体 測定値 (mean) SD CV (%) No.1 0.538 0.005 1.0 No.2 0.441 0.010 2.2 No.3 0.357 0.000 0.0 No.4 0.460 0.002 0.5 No.5 0.301 0.011 3.6
参考文献
- Ito, S. et al. : J. Pharmacol. Exp. Ther., 333, 341 (2010). ※マウス腎臓組織抽出液
- Matsuyama, A. et al. : Clin. Exp. Pharmacol. Physiol., 45, 75 (2018). ※MC3T3-E1細胞, C2C12細胞
- Chiba, T. et al. : J. Atheroscler. Thromb., 23, 1099 (2016). ※マウス血漿
- Kohno, Y. et al. : Stem Cell Res. Ther., 8, 115 (2017). ※骨膜間葉系幹細胞
- Iwakura, T. et al. : J. Orthop. Res., 27, 208 (2009). ※ヒト培養細胞抽出液
- Furuya, Y. et al. : J. Biol. Chem., 286, 37023 (2011). ※マウス血清
- Itoh, T. et al. : J. Biol. Chem., 284, 19272 (2009). ※マウス培養細胞抽出液
概要・使用例
概要 | 生化学検査用キット LabAssay™ シリーズ ラボアッセイ ™ シリーズは、ヒト・マウス・ラットなど動物試料を対象とした生化学検査用キットです。マイクロウェルプレートを用いて測定するため、必要となる検体量が少量ですみ、一度に多検体を測定することができます。 ラボアッセイ ™ ALP アルカリホスファターゼ(ALP)は肝臓をはじめ、骨、小腸などに広く分布している酵素です。特に骨代謝の研究分野では骨形成マーカーの1 つとして用いられています。 本品は、p- ニトロフェニルりん酸を基質としてアルカリホスファターゼによって生成されるp- ニトロフェノール量を測定することにより、アルカリホスファターゼ活性を測定するキットです。 ■ 性能 ・検量線範囲:0.0625 ~ 0.5 mmol/L ・測定時間:約 20 分 ・検体量:20 μL ・測定波長:405 nm ・対象動物種:ヒト、マウス、ラット、イヌ、ネコ ・対象検体:血清・血漿・培養上清 (Wako BioWindow No.172 (2022年6月) p04) |
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物性情報
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製造元情報
別名一覧
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