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品質試験
各製造工程に由来する不純物は、ICHや厚労省が示すガイドライン等に従い、適切な管理を実施する必要があります。
当社では、各種品質試験をサポートする製品をラインアップしています。
厚労省「抗体医薬品の品質評価のためのガイダンス」において、抗体医薬品原薬又は製剤の規格及び試験方法において参照される日本薬局方一般試験法としてエンドトキシン試験法があげられています。
2013年より、薬局方テキストをICH地域内において相互利用するための評価及び勧告に関するガイドラインICH-Q4B Annex14が通知されています。これによって、日・米・欧の三極薬局方に記載されているエンドトキシン試験法に関して、定められた条件のもとICH地域において相互利用が可能となりました。
当社の測定試薬は日本薬局方への対応の他、世界で唯一、FDA認可を受けたエンドトキシン特異試薬を取扱っています(2023年3月現在)。
また、2021年より、カブトガニの血球抽出物を原料とせず、遺伝子組換え技術により製造したPYROSTAR Neoをラインアップしています。
当社のエンドトキシン関連製品総合サイトはこちら
エンドトキシン測定試薬
エンドトキシン測定装置
日本薬局方では、エンドトキシン試験として、ゲル化法、比濁法又は比色法が挙げられています。
また、試験結果の電磁的記録は厚生労働省ER/ES指針への遵守が求められています。
- エンドトキシン全自動測定システム ToxiAUTO
- 全自動小型エンドトキシン測定システム:KLANOS™
- マイクロプレートリーダー法:マイクロプレートリーダー EPOCH2
- トキシノメーター法:トキシノメーター® ET-7000
エンドトキシン測定用 専用ソフトウェア
エンドトキシン関連受託サービス
特性解析とは、物理的化学的性質、生物活性、免疫化学的性質、純度及び不純物に関する解析のことです。厚労省「抗体医薬品の品質評価のためのガイダンス」では、ICH-Q6B ガイドラインを参考に特性解析の実施が求められています。
糖鎖分析
残留DNAの抽出・精製キット(よう化ナトリウム法)
培養細胞を用いて製造されるバイオ医薬品では、その宿主細胞のDNAが不純物として混入する可能性が懸念されます。世界保健機関(WHO)、米国食品医薬品局(FDA)、欧州薬局方(EP)では、バイオ医薬品における最終的な宿主由来残留DNA量を10 ng/doseもしくは100 pg/dose未満とする指針が示されています。
マイコプラズマは真正細菌に分類される微生物であり、細胞の培養環境に混入すると細胞の性質が変化する、もしくは細胞死を引き起こします。そのため、細胞を用いてバイオ医薬品や生物学的製剤を製造する際には、マイコプラズマ否定試験を実施することが重要です。第十七改正日本薬局方 参考情報「バイオテクノロジー応用医薬品/生物起源由来医薬品の製造に用いる細胞基材に対するマイコプラズマ否定試験」では、試験実施対象をマスター・セル・バンク(MCB),ワーキング・セル・バンク(WCB)及び医薬品製造工程中の培養細胞と挙げています。
マイコプラズマ標準株
マイコプラズマ検出用キット
除菌・洗浄剤
医薬品原料分野 カスタムサービス
当社では、医薬品原料や製造設備の洗浄剤、研究開発用の製品などを、お客様のご要望に合わせて提供するカスタムサービスを展開しております。 ご相談いただける内容や、事例についても紹介しております。