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KMI-429 KMI-429

細胞生物学用
for Cellbiology
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷凍 (ドライアイス輸送)
CAS RN® :
753030-13-6
分子式 :
C34H44N10O10
分子量 :
752.77
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
115-00901
JAN
4987481613942
1mg
希望納入価格
53,400 円

3

ドキュメント

SDS
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

アプリケーション

概要・使用例

概要 『アミロイド仮説』は、1回膜貫通型タンパク質であるアミロイド前駆体タンパク質(APP)をβ-セクレターゼ(BACE1)とγ-セクレターゼが切断し、切り出されたアミロイドβタンパク質(Aβ)が凝集・神経細胞表面に沈着することでアルツハイマー病が誘引されるという考えです。
 BACE1は、立体構造が分かっているうえに、基質選択性がAPPに限られ、BACE1ノックアウトによる致死性が確認されていないため、活性ポケットの分子設計が可能であり、活性を阻害することが生命を脅かすことにつながらないため阻害剤開発のターゲットとして着目されています。
KMI-429は、家族性アルツハイマーの患者から見つかった《スウェーデン変異型APP》の切断部位周辺のアミノ酸配列をモデルにしたペプチド型阻害剤です。
 スウェーデン変異型APPでは通常のAPPに比べ、BACE1により切断を受けやすく、そのために老人斑のもとになるAβ産生が増加すると考えられています。
 スウェーデン変異型APPのアミノ酸配列を元にした本阻害剤にはさらに基質遷移状態を模した構造を導入しています。
in vivo研究に有効なβ-セクレターゼ阻害剤

アルツハイマー病の原因の一つとして注目されるアミロイドβ タンパク質(Aβ)は、アミロイド前駆体タンパク質がβ-セクレターゼ(BACE 1)とγ-セクレターゼによるプロテアーゼ切断を受けて40 アミノ酸残基もしくは42 アミノ酸残基の形で産生されます。
本品は、京都薬科大学木曽良明先生によって開発されたβ-セクレターゼの阻害剤です。家族性アルツハイマー病
で見られるスウェーデン変異型APPのアミノ酸配列を基に分子設計し、細胞膜透過性を高め低分子化しました。
アルツハイマー病発症メカニズムの研究にご利用下さい。

■ KMI- 429
スウェーデン変異型APP を基に分子設計したペプチド型のβ- セクレターゼ阻害剤です。
 ●ペプチド型阻害剤
 ●従来のペプチド型阻害剤より低分子化、細胞膜透過性向上
 ● IC 50 = 3 . 9 nmol/L( in vit

(和光純薬時報 Vol.79, No.2(2011), p18)
(Wako BioWindow 2011.1/No.107, p10)
(Wako BioWindow 2011.4/No.109, p13)
用途 アルツハイマー病研究用

物性情報

外観 白色〜うすい褐色, 結晶性粉末〜粉末
活性 IC50=3.9nM
溶解性 DMSO、メタノール「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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  • 掲載されている製品について
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