ポリマー系逆相固相抽出カラム

充てん剤として前処理用に最適化したスチレンジビニルベンゼン-ポリメタクリレート樹脂を使用しています。
シリカ系ODS 充てん剤と比較して、極性化合物の保持が大きく、塩基性化合物の相互作用による吸着が少ないという利点をもちます。
血清など生体試料中の薬物分析、環境中試料の分析など幅広い分野での適用が可能です。充てん量の異なるシリンジ型と両端閉鎖型カートリッジをご用意しています。

製品コード 品名 充てん剤量
(mg/カートリッジ)
297-41851 Presep®-C RPP(Short) 190
294-36851 Presep® RPP 60/3 mL
290-37051 500/6 mL

固相抽出カラム用ODS(C18)シリカゲル系充てん剤との違いについてはこちら

  • 農薬・動物用医薬品混合標準液検索

各種薬物の回収率比較

血清中プロカインアミドと代謝物の添加回収試験1)

ネオニコチノイド系農薬および代謝物の添加回収試験

水試料中エストロゲンの分析1)

固相抽出カラムに Presep®-C RPP (short)、分析カラムにWakopak® Navi C18-5を用いることで、河川水中のエストロゲン(エストリオール、17β-エストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオール)を一斉分析することができます。

▼試験方法

精製水および河川水 1000 mLに標準 1 µg、0.3 µg、0.1 µg を添加し、Presep®-C RPP (short) を使用して前処理後、アセトニトリル 3 mLで溶出し、直接HPLCで分析した。

▼固相抽出条件
▼測定結果
回収結果

*Estriol は不純物が重なるため測定不能

1)和光純薬時報 Vol.71 No.3(2003年7月号)

ハチミツ中の残留抗菌性薬剤の分析1)

ハチミツ、ローヤルゼリー、プロポリス等は中国、南米から輸入されており、輸入時に残留薬剤の検査が実施されています。固相抽出カラムにPresep®-RPP、分析カラムにWakopak® Navi C18-5を用いることで、テトラサイクリン系抗菌剤(テトラサイクリン:TC、オキシテトラサイクリン:OTC、クロルテトラサイクリン:CTC)とクロラムフェニコール:CPを一斉分析することができます。

▼固相抽出条件
▼測定結果
回収結果

1)和光純薬時報 Vol.71 No.1(2003年1月号)

製品一覧

  • 項目をすべて開く
  • 項目をすべて閉じる

関連製品一覧

  • 項目をすべて開く
  • 項目をすべて閉じる

HPLC カラム

(D):デュポンタイプ、(W):ウォーターズタイプ

混合標準液

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。