カートに追加しました

比較表に追加しました

アイソスピン ブラッドアンドプラズマ DNA ISOSPIN Blood and Plasma DNA

製造元 :
(株)ニッポンジーン
保存条件 :
冷凍 (ドライアイス輸送)
適用法令 :
安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 危4-ア(水溶性)-II
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
312-08131
製造元
312-08131
JAN
4987481636828
50回用
希望納入価格
22,000 円

ドキュメント

スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

キットコンポーネント

50回用

Proteinase K (20 mg/ml) 1 ml x 1
BE Buffer 15 ml x 1
BW1 Buffer 48 ml x 1
BW2 Buffer 35 ml x 1
Elution Buffer 14 ml x 1
Spin Column 50本 x 1
Collection Tube 50本 x 2

製品概要 

ISOSPIN Blood & Plasma DNA は、全血、血清、血漿からのDNA抽出用試薬です。 本品を使用することで、効率よくDNAを30分間で抽出することができます。カオトロピックイオン存在下でDNAがシリカへ吸着する原理を応用し、フェノールやクロロホルムなどの毒性有機溶媒を使用しません。スピンカラムを使用したDNA精製は、簡単な操作かつ安定した収量で高品質なDNAを得ることができます。
本品は、血液中からゲノムDNAだけではなく、循環DNAや長期保存中に断片化したDNAも抽出可能です。

特長

  • 様々な血液サンプルからゲノムDNAを抽出可能
  • 断片化したDNAや循環DNAも効率よく回収
  • スピンカラムを用いた30分間の迅速・簡単操作
  • フェノールやクロロホルムなどの毒性有機溶媒は使用しない
  • カラム容量が大きい(900 µl)ためスケールアップが簡単

使用例

簡易プロトコール

各種血液からのDNA抽出

ISOSPIN Blood & Plasma DNA と他社製品を用いて各種血液サンプル 200 µl から DNAを抽出した。実験は各抽出キットのマニュアルに従って行ったが、回収量を比較するため溶出液量を 80 µl に揃えた。

①…冷凍保存血を使用
②,③,④…採血して、当日のうちに抽出に使用
⑤,⑥…採血後にクエン酸Na等が含まれている保存液と1:1の割合で混合された保存血を使用

結果

他社製品と同等もしくはそれ以上の収量で各種血液サンプルからDNAを回収することができた。

血漿からの循環DNAの抽出

ISOSPIN Blood & Plasma DNA と他社製品を用いて母体血漿 240 µlから循環DNAを抽出し、Y染色体上に存在する胎児遺伝子(DYS14およびSRY)をリアルタイムPCRにて定量した。実験は各キットマニュアルに従って行い、比較のため溶出液量を 30 µl に揃えた。

結果

ISOSPIN Blood & Plasma DNAは他社製品よりも高い収量で血漿サンプルから循環DNAを回収することができた。

血清、血漿からのDNA抽出

ISOSPIN Blood & Plasma DNA と他社製品を用いて血清および血漿サンプル200 µl からDNAを抽出し、リアルタイムPCRにて評価した。実験は各キットマニュアルに従って行い、回収量を比較するため溶出液量を200 µl に揃えた。

結果

ISOSPIN Blood & Plasma DNAは他社製品よりも低いCt値を示した。この実験例において、本品の方が血清および血漿からゲノムDNAを収率よく回収できたことが示唆された。

HeLa 細胞からのゲノム DNA 抽出(改変プロトコール)

本キットのプロトコールを改変することで、HeLa細胞(1 x 106 cells)からゲノムDNA抽出が可能です。
改変プロトコールでは、細胞のみだと濃度が濃くなるため細胞ペレットに水を加えて希釈しており、また、Proteinase K処理の後にRNase A処理を追加しています。(99.5% Ethanol や RNase A はキットに入っておりません。別途ご用意ください。)

プロトコール

① HeLa 細胞のペレットをタッピングしてほぐしておく。Proteinase Kを20 µL加える。
② 1/2希釈したBE Bufferを500 µL加える。ボルテックスミキサーで 15 秒間撹拌し、軽くスピンダウンする。
③ 56℃で10分間加温する。
④ 0.5 mg相当のRNase A*を加え、5分間室温で静置する。
*50 µLの 10 mg/ml Ribonuclease(DNase free)Glycerol Solution または 5 µLのRNase A (100 mg/ml)が 0.5 mgに相当します。
⑤ 250 µLのエタノールを加える。完全に混和するよう、ボルテックスミキサーで 15 秒間撹拌し、軽くスピンダウンする。
⑥ 混合液を全量 Spin Column に添加する。以降は製品マニュアルのステップ⑦から同様に操作する。

結果

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。