海洋生物由来毒性成分

海洋生物由来毒素は、魚介類がもつ自然毒で食虫毒の原因となります。海洋生物由来毒素は魚介類だけでなく、海洋微生物やプランクトンなどの微細藻類あるいは海藻にも存在しています。
当社では、オカダ酸、パリトキシン、シガトキシンを初め様々な海洋生物物由来の毒性成分を取り揃えています。

オカダ酸

オカダ酸は、クロイソカイメンより単離された下痢性貝毒の原因物質です。non-TPAタイププロモーター活性、カルシウム除去液中での平滑筋の収縮、プロテインホスファターゼの特異的な阻害によるタンパク質のりん酸化の促進などの生理活性が報告されています。


C44H68O13=805.00  CAS RN®:78111-17-8

製品概要

  • 外観:薄膜
  • メタノール溶状:試験適合
  • 含量(HPLC):80.0 %以上
  • 由来:Halichondria okadai

オカダ酸関連製品 ハリクロリン

ハリクロリンは、クロイソカイメン由来のアルカロイドです 1)。VCAM-1産生阻害作用を示します 2)。また、NF-κB活性化の阻害を介し内皮への単球接着を減少させる3)、血管平滑筋細胞においてL-型Ca2+チャネルを阻害する 4)と報告されています。
VCAM-1は、IL-4、TNFなどの刺激により血管内皮細胞に発現し白血球と協力に接着する細胞接着分子で炎症、がん、移植臓器拒否反応などに深くかかわると考えられており、ハリクロリンは、抗炎症、抗がん、免疫抑制のリード化合物となる可能性があります。


C23H32ClNO3=405.96  CAS RN®:178176-75-5

製品概要

  • 外観:白色の固体
  • メタノール溶状:試験適合
  • 含量(HPLC):94.9 %(初回生産ロット時)
  • 由来:Halichondria okadai

参考文献

  1. Kuramoto, M., Tong, C., Yamada, K., Chiba, T., Hayashi, Y. and Uemura, D. : Tetrahedron Lett., 37(22), 3867(1996).
  2. Kuramoto, M., Arimoto, H. and Uemura, D. : Mar. Drugs, 2, 39(2004).
  3. Tsubosaka, Y., Murata, T., Yamada, K., Uemura, D., Hori, M. and Ozaki, H. : J. Pharmacol. Sci., 113, 208(2010).
  4. Tsubosaka, Y., Murata, T., Kinoshita, K., Yamada, K. and Uemura, D. : Eur. J. Pharmacol., 628, 128(2010).

パリトキシン

パリトキシンは、イワスナギンチャク(Palythoa tuberculosa)より単離された毒素です。強い冠動脈収縮作用を示します。他に、溶血作用、末梢血管収縮作用、神経膜でのNa透過性増大作用、ヒスタミン放出作用、高濃度におけるNa,K-ATPase阻害作用などが報告されています。


C129H223N3O54=2680.14  CAS RN®:77734-91-9

製品概要

  • 外観:薄膜
  • 水溶状:試験適合
  • 由来:Palythoa tuberculosa

シガトキシンCTX 3C

シガテラ食中毒は年間5万人以上がかかる世界最大の海産物中毒です。その原因物質として有毒渦鞭毛藻がつくりだす、シガトキシン類があげられます。


C57H82O16=1023.25  CAS RN®:148471-85-6

製品概要

  • 外観:薄膜

製品一覧

  • 項目をすべて開く
  • 項目をすべて閉じる

関連製品一覧

  • 項目をすべて開く
  • 項目をすべて閉じる

オカダ酸メチルエステル体

クロイソカイメンメチルエステル体

シガトキシン1B測定ELISAキット

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。