Presep®-C DNPH, Wakopak® Wakosil® DNPH-Ⅱ
アルデヒド類は環境大気中の有害物質として、日本国内(悪臭防止法、大気汚染防止法、室内空気汚染[シックハウス]対策など)はもとより、海外(米国EPAなど)でも問題視されています。アルデヒト類の一般的な分析法の1つとして、2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)で誘導体化して、ガスクロマトグラフィー(GC)または、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で分析する方法があります。特に、「固相捕集-HPLC法」は大気捕集、溶媒抽出の操作が容易な、簡便性に優れた手法です。当社では、固相捕集(前処理カラム、Presep®-Cシリーズ)、分析カラム(Wakopak®シリーズ)、溶離液、標準品など分析に必要な試薬を取り扱っています。
プロトコル
捕集・・・固相捕集管にて試料を捕集 (Presep®-C DNPH / Presep®-C Ozone Scrubber)
↓
溶出・・・アセトニトリルにて溶出 (アルデヒド分析用アセトニトリル)
↓
分析・・・HPLCにて分析 (Wakopak® WS DNPH-Ⅱ / Wakosil® DNPH-Ⅱ 溶離液A,B / 各種標準液)
アプリケーション
Wakopak® Wakosil® DNPH-Ⅱを用いて、15成分モニタリングを行った際のPresep®-C DNPH のブランク、 空気サンプリング(室内空気)およびDNPH誘導体標準品のクロマトグラム
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1.カートリッジブランク
Presep® -C DNPH 1本をアセトニトリルにて溶出後5 mLにメスアップ。
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2.室内空気試料の分析例
Presep® -C DNPH にて実験中の空気を流速0.5 L/min. で30 L採取、左記と同様に溶出。
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3.標準品
DNPH誘導体アルデヒド15成分標準品のクロマトグラム。
カラム 溶離液 流速 検出 注入量 |
:Wakosil DNPH-Ⅱ 4.6Φ x 150 mm :A;Wakosil DNPH-Ⅱ 溶離液A、B;Wakosil DNPH-Ⅱ 溶離液B 0-10 min. Eluent A 100 % → Eluent B 100 %, 10-16 min Eluent B 100 % :1.0 mL/min, at 35 ℃ :UV 360 nm :10 μL |
試料: | 1) Formaldehyde-2,4-DNPH 5) Propionaldehyde-2,4-DNPH 9) Isovaleraldehyde-2,4-DNPH 13) p-Tolualdehyde2,4-DNPH |
2) Acetaldehyde-2,4-DNPH 6) Crotonaldehyde-2,4-DNPH 10) n-Valeraldehyde-2,4-DNPH 14) Hexaldehyde-2,4-DNPH |
3) Acetone-2,4-DNPH 7) n-Iso-butyraldehyde-2,4-DNPH 11) o-Tolualdehyde-2,4-DNPH 15) 2,5-Dimethylbenzaldehyde-2,4-DNPH |
4) Acrolein-2,4-DNPH 8) Benzaldehyde-2,4-DNPH 12) m-Tolualdehyde-2,4-DNPH |
each.0.1 μg/mL (as aldehyde, ketone) 10 μL inject |
製品一覧
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