レビス (TM) Mouse MCP-1 (CCL2) ELISA Kit
LBIS (TM) Mouse MCP-1 (CCL2) ELISA Kit
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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96回用
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9 |
ドキュメント
キットコンポーネント
キット内容
(A) 抗体固相化プレート | 1プレート |
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(B) マウスMCP-1(CCL2)標準品 | 1 本 |
(C) 緩衝液 | 60 mL/1 本 |
(D) ビオチン結合抗体 | 1 本 |
(E) ペルオキシダーゼ結合アビジン溶液 | 100 μL/1 本 |
(F) TMB溶液 | 12 mL/1 本 |
(H) 反応停止液 | 12 mL/1 本 |
(I) 洗浄液(10×) | 100 mL/1 本 |
(J) プレートシール | 4 枚 |
概要
Monocyte chemoattractant protein-1 (MCP-1) は、125 アミノ酸からなるCC ケモカインファミリーに属するケモカインで、単球・マクロファージに対する走化作用を有しています。MCP-1 は他の多くのケモカインと同様にTNF-αやIL-1 などの炎症性刺激により発現が誘導されます。また、MCP-1 は炎症性メディエーターとして、単球・マクロファージなどの免疫担当細胞に加えて血管内皮細胞、線維芽細胞、尿細管上皮細胞、平滑筋細胞など様々な細胞から分泌されます。
MCP-1 とその受容体Chemokine motif receptor 2 (CCR2) は、炎症領域に単球・マクロファージを導引することで炎症を遷延化させることから、慢性炎症性疾患に関与すると考えられています。 MCP-1 は炎症性マクロファージを肥満の脂肪細胞に浸潤させることで炎症の促進を介してインスリン抵抗性の発症に深く関与しています。これらの知見から、MCP-1 はメタボリックシンドロームなどの慢性炎症疾患に対する分子機構と病態の解明研究で注目されています。
本キットはマウスMCP-1を定量的に測定するためのサンドイッチELISAキットです。マウス⾎清、血漿、尿中の MCP-1を特異的かつ⾼感度に測定することができます。
特長
- カルタヘナ法非該当(バキュロウイルス不含)
- 微量な検体で測定可能
- 短時間で測定可能(全反応時間:3 時間50 分)
- 環境に優しい防腐剤を使用
- 高い精度と再現性
製品情報
検体
マウス血清、血漿(EDTA/ヘパリン)、尿、培養上清
標準曲線範囲
3.85 ~ 500 pg/mL
操作法
- 抗体固相化プレート
- ↓
- 洗浄4回
- ↓
- 検体(希釈検体: 緩衝液40μL+検体10μL)または標準溶液50μL
- ↓
- 攪拌、室温、2時間静置反応
- ↓
- 洗浄4回
- ↓
- ビオチン結合抗体溶液50μL
- ↓
- 攪拌、室温、1時間静置反応
- ↓
- ペルオキシダーゼ結合アビジン溶液50μL
- ↓
- 攪拌、 室温、30分間静置反応
- ↓
- 洗浄4回
- ↓
- TMB溶液100μL
- ↓
- 攪拌、 室温、 20分間静置反応
- ↓
- 反応停止液50μL
- ↓
- 攪拌
- ↓
- 吸光度測定(主波長450nm、 副波長620nm)
室温: 20~25°C
標準曲線(例)

データ
-
精度試験(アッセイ内変動)
検体 Sample 1 Sample 2 1 170 18.1 2 171 18.9 3 172 18.7 4 173 18.4 5 169 18.8 mean 171 18.6 SD 1.8 0.32 CV(%) 1.1 1.7 単位:pg/mL,血清
-
再現性試験(アッセイ間変動)
測定日/検体 Sample 1 Sample 2 Sample 3 0日目 210 50.8 8.67 1日目 211 48 8.33 2日目 215 48.2 8.25 3日目 226 51.9 8.84 mean 215 49.7 8.52 SD 7.2 1.9 0.28 CV(%) 3.3 3.8 3.3 単位:pg/mL, n=3,血清
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添加回収試験
検体(血清)
添加量 実測値 回収量 回収率(%) 0 25.7 – – 25 50.7 25 100 50 75.5 49.8 99.6 100 124 98.3 98.3 200 223 197 98.5 単位:pg/mL, n=2
-
検体(血漿-EDTA)
添加量 実測値 回収量 回収率(%) 0 14.7 – – 25 40.5 25.8 103 50 66.5 51.8 104 100 115 100 100 200 205 190 95 単位:pg/mL, n=2
-
検体(血漿-ヘパリン)
添加量 実測値 回収量 回収率(%) 0 17.3 – – 25 42.4 25.1 100 50 67.8 50.5 101 100 118 100 100 200 217 199 99.5 単位:pg/mL, n=2
-
検体測定(例)
マウス血清検体
検体No. 測定値(pg/mL) 1 109 2 146 3 94.1 4 138 5 103 単位:pg/mL, n=2
-
マウス血漿(EDTA)検体
検体No. 測定値(pg/mL) 1 72.6 2 155 3 133 4 137 5 99.4 単位:pg/mL, n=2
-
マウス血漿(ヘパリン)検体
検体No. 測定値(pg/mL) 1 157 2 132 3 134 4 171 5 135 単位:pg/mL, n=2
概要・使用例
概要 | 本品は、マウスMCP-1を測定するELISAキットです。Monocyte chemoattractant protein-1(MCP-1)は、125アミノ酸からなるCCケモカインファミリーに属するケモカインで、単球・マクロファージに対する走化作用を有する。MCP-1は他の多くのケモカインと同様にTNF-αやIL-1等の炎症性刺激により発現が誘導される。又、MCP-1は炎症性メディエーターとして、単球・マクロファージ等の免疫担当細胞に加えて血管内皮細胞、線維芽細胞、尿細管上皮細胞、平滑筋細胞など様々な細胞から分泌されます。MCP-1とその受容体Chemokine motif receptor 2(CCR2)は、炎症領域に単球・マクロファージを導引する事で炎症を遷延化させることから、慢性炎症性疾患に関与すると考えられている。 |
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別名一覧
- 637-54101(旧コード)
AKMMCP1-011(旧コード)
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