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レビス (TM) Mouse MCP-1 (CCL2) ELISA Kit LBIS (TM) Mouse MCP-1 (CCL2) ELISA Kit

免疫化学用
for Immunochemistry
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (氷冷輸送)
適用法令 :
特化則第3類 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 優先評価物質
GHS :
  • ラベル
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
290-88101
JAN
4548995102461
96回用
希望納入価格
62,000 円

9

ドキュメント

SDS
製品規格書
検査成績書

キットコンポーネント

キット内容

(A) 抗体固相化プレート 1プレート
(B) マウスMCP-1(CCL2)標準品 1 本
(C) 緩衝液 60 mL/1 本
(D) ビオチン結合抗体 1 本
(E) ペルオキシダーゼ結合アビジン溶液 100 μL/1 本
(F) TMB溶液 12 mL/1 本
(H) 反応停止液 12 mL/1 本
(I) 洗浄液(10×) 100 mL/1 本
(J) プレートシール 4 枚

概要

Monocyte chemoattractant protein-1 (MCP-1) は、125 アミノ酸からなるCC ケモカインファミリーに属するケモカインで、単球・マクロファージに対する走化作用を有しています。MCP-1 は他の多くのケモカインと同様にTNF-αやIL-1 などの炎症性刺激により発現が誘導されます。また、MCP-1 は炎症性メディエーターとして、単球・マクロファージなどの免疫担当細胞に加えて血管内皮細胞、線維芽細胞、尿細管上皮細胞、平滑筋細胞など様々な細胞から分泌されます。
MCP-1 とその受容体Chemokine motif receptor 2 (CCR2) は、炎症領域に単球・マクロファージを導引することで炎症を遷延化させることから、慢性炎症性疾患に関与すると考えられています。 MCP-1 は炎症性マクロファージを肥満の脂肪細胞に浸潤させることで炎症の促進を介してインスリン抵抗性の発症に深く関与しています。これらの知見から、MCP-1 はメタボリックシンドロームなどの慢性炎症疾患に対する分子機構と病態の解明研究で注目されています。

本キットはマウスMCP-1を定量的に測定するためのサンドイッチELISAキットです。マウス⾎清、血漿、尿中の MCP-1を特異的かつ⾼感度に測定することができます。

特長

  • カルタヘナ法非該当(バキュロウイルス不含)
  • 微量な検体で測定可能
  • 短時間で測定可能(全反応時間:3 時間50 分)
  • 環境に優しい防腐剤を使用
  • 高い精度と再現性

製品情報

検体

マウス血清、血漿(EDTA/ヘパリン)、尿、培養上清

標準曲線範囲

3.85 ~ 500 pg/mL

操作法

  • 抗体固相化プレート
  •  ↓
  • 洗浄4回
  •  ↓
  • 検体(希釈検体: 緩衝液40μL+検体10μL)または標準溶液50μL
  •  ↓
  • 攪拌、室温、2時間静置反応
  •  ↓
  • 洗浄4回
  •  ↓
  • ビオチン結合抗体溶液50μL
  •  ↓
  • 攪拌、室温、1時間静置反応
  •  ↓
  • ペルオキシダーゼ結合アビジン溶液50μL
  •  ↓
  • 攪拌、 室温、30分間静置反応
  •  ↓
  • 洗浄4回
  •  ↓
  • TMB溶液100μL
  •  ↓
  • 攪拌、 室温、 20分間静置反応
  •  ↓
  • 反応停止液50μL
  •  ↓
  • 攪拌
  •  ↓
  • 吸光度測定(主波長450nm、 副波長620nm)

室温: 20~25°C

標準曲線(例)

データ

  • 精度試験(アッセイ内変動)
    検体 Sample 1 Sample 2
    1 170 18.1
    2 171 18.9
    3 172 18.7
    4 173 18.4
    5 169 18.8
    mean 171 18.6
    SD 1.8 0.32
    CV(%) 1.1 1.7

    単位:pg/mL,血清

  • 再現性試験(アッセイ間変動)
    測定日/検体 Sample 1 Sample 2 Sample 3
    0日目 210 50.8 8.67
    1日目 211 48 8.33
    2日目 215 48.2 8.25
    3日目 226 51.9 8.84
    mean 215 49.7 8.52
    SD 7.2 1.9 0.28
    CV(%) 3.3 3.8 3.3

    単位:pg/mL, n=3,血清

  • 添加回収試験

    検体(血清)

    添加量 実測値 回収量 回収率(%)
    0 25.7
    25 50.7 25 100
    50 75.5 49.8 99.6
    100 124 98.3 98.3
    200 223 197 98.5

    単位:pg/mL, n=2

  • 検体(血漿-EDTA)

    添加量 実測値 回収量 回収率(%)
    0 14.7
    25 40.5 25.8 103
    50 66.5 51.8 104
    100 115 100 100
    200 205 190 95

    単位:pg/mL, n=2

  • 検体(血漿-ヘパリン)

    添加量 実測値 回収量 回収率(%)
    0 17.3
    25 42.4 25.1 100
    50 67.8 50.5 101
    100 118 100 100
    200 217 199 99.5

    単位:pg/mL, n=2

  • 検体測定(例)

    マウス血清検体

    検体No. 測定値(pg/mL)
    1 109
    2 146
    3 94.1
    4 138
    5 103

    単位:pg/mL, n=2

  • マウス血漿(EDTA)検体

    検体No. 測定値(pg/mL)
    1 72.6
    2 155
    3 133
    4 137
    5 99.4

    単位:pg/mL, n=2

  • マウス血漿(ヘパリン)検体

    検体No. 測定値(pg/mL)
    1 157
    2 132
    3 134
    4 171
    5 135

    単位:pg/mL, n=2

概要・使用例

概要 本品は、マウスMCP-1を測定するELISAキットです。Monocyte chemoattractant protein-1(MCP-1)は、125アミノ酸からなるCCケモカインファミリーに属するケモカインで、単球・マクロファージに対する走化作用を有する。MCP-1は他の多くのケモカインと同様にTNF-αやIL-1等の炎症性刺激により発現が誘導される。又、MCP-1は炎症性メディエーターとして、単球・マクロファージ等の免疫担当細胞に加えて血管内皮細胞、線維芽細胞、尿細管上皮細胞、平滑筋細胞など様々な細胞から分泌されます。MCP-1とその受容体Chemokine motif receptor 2(CCR2)は、炎症領域に単球・マクロファージを導引する事で炎症を遷延化させることから、慢性炎症性疾患に関与すると考えられている。

別名一覧

  • 637-54101(旧コード)
    AKMMCP1-011(旧コード)
  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。