レビス (TM) Human IL-8 (CXCL8) ELISA Kit
LBIS (TM) Human IL-8 (CXCL8) ELISA Kit
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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96回用
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ドキュメント
概要
IL-8 は炎症性サイトカインの刺激により線維芽細胞や単球、血管内皮細胞で産生される 72 または 77 アミ ノ酸の 2 種類のアイソフォームからなる炎症性 CXC ケモカインで、CXCR1 や CXCR2 受容体に結合し、 シグナルが伝達されます。 IL-8 は好中球走化因子として知られ、標的細胞の感染部位への走化性を誘導し、 さらにファゴサイトーシスを誘導することで、生体における炎症形成の重要なメディエーターとして働いて います。また、 IL-8 は様々な疾患との関連性が研究されており、リウマチ性関節炎、喘息などの呼吸器疾患、 痛風、歯周炎、癌などの分野で注目されています。
本製品は、ヒト IL-8 を定量的に測定するためのサンドイッチ酵素免疫測定法試薬で、ヒト血清(血漿)中 の IL-8 を特異的かつ高感度に測定することができます。
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特長
- カルタヘナ法非該当(バキュロウイルス不含)
- 短時間(総反応時間3時間50分)
- 高感度測定(0.686 pg/mL~)
- 必要検体量は50uL(2倍希釈)
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製品情報
検体
・ヒト血清
・ヒト血漿(EDTA/ヘパリン)
・培養上清標準曲線範囲
0.686~500 pg/mL
操作法・標準曲線(例)
操作法
- 抗体固相化プレート
- ↓
- 洗浄 4 回
- ↓
- 希釈検体または標準溶液100 µL
- ↓
- 攪拌、室温、2 時間静置反応
- ↓
- 洗浄 4 回
- ↓
- ビオチン結合抗体溶液100 µL
- ↓
- 攪拌、室温、1 時間静置反応
- ↓
- 洗浄 4 回
- ↓
- ペルオキシダーゼ結合ストレプトアビジン溶液100 µL
- ↓
- 攪拌、室温、30 分間静置反応
- ↓
- 洗浄 4 回
- ↓
- TMB溶液100 µL
- ↓
- 攪拌、室温、20 分間静置反応
- ↓
- 反応停止液100 µL
- ↓
- 攪拌
- ↓
- 吸光度測定(主波長450 nm、副波長620 nm)
室温:20~25 ℃
標準曲線(例)
データ
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精度試験(アッセイ内変動)
正常血清に異なる濃度のIL-8を添加した2検体を5重測定し精度を確認した。
n/ID Sample1(pg/mL) Sample2(pg/mL) 1 169 42.4 2 162 41.7 3 165 44.9 4 155 43.7 5 179 45.1 mean 166 43.6 SD 8.9 1.5 CV(%) 5.4 3.4 -
再現性試験(アッセイ間変動)
正常血清に異なる濃度のIL-8を添加した3検体を4日間3重測定し精度を確認した。
Day/ID Sample1(pg/mL) Sample2(pg/mL) Sample3(pg/mL) 0日目 170 55.3 6.25 1日目 167 55.1 6.03 2日目 167 54.8 6.27 3日目 160 55.2 6.41 mean 166 55.1 6.24 SD 4.2 0.22 0.16 CV(%) 2.6 0.39 2.5
添加回収試験
正常血清または血漿検体に異なる 3 濃度の IL-8 を添加し測定した。
- 血清検体
添加量(pg/mL) 実測値(pg/mL) 回収量(pg/mL) 回収率(%) 0 18.3 - - 62.5 78.6 60.3 96.5 125 145 127 101 250 248 230 91.9 - 血漿(EDTA)検体
添加量(pg/mL) 実測値(pg/mL) 回収量(pg/mL) 回収率(%) 0 1.29 - - 9.38 11.0 9.7 104 32.5 32.2 30.9 95.1 130 130 129 99.0
検体測定(例)
ヒト正常検体(血清、EDTA血漿、ヘパリン血漿)測定結果
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血清検体No. LBIS 他社 1 1.90 N.D. 2 10.5 N.D. 3 12.8 N.D. 4 19.4 N.D. 5 36.9 42.9 6 0.864 N.D. 7 16.4 5.77 8 80.9 141 9 9.47 N.D. 10 7.08 N.D. (単位:pg/mL)
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検体条件 LBIS 他社A 血清 10検体中 10/10 検出 4/10 検出 EDTA血漿 10検体中 10/10 検出 0/10 検出 ヘパリン血漿 10検体中 10/10 検出 1/10 検出
検出感度が高いため、数 pg/mLのIL-8を定量検出できた。
概要・使用例
概要 | 本製品は、ヒトIL-8を特異的に測定するELISAキットです。IL-8(CXCL8)は炎症性サイトカインの刺激により線維芽細胞や単球、血管内皮細胞で産生される72又は77アミノ酸の2種類のアイソフォームからなる炎症性CXCケモカインで、CXCR1やCXCR2受容体に結合し、シグナルが伝達されます。IL-8は好中球走化因子として知られ、標的細胞の感染部位への走化性を誘導し、更にファゴサイトーシスを誘導することで、生体における炎症形成の重要なメディエーターとして働いています。また IL-8は様々な疾患との関連性が研究されており、リウマチ性関節炎、喘息などの呼吸器疾患、痛風、歯周炎、癌などの分野で注目されている。 |
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別名一覧
- 632-42321(旧コード)
AKH-IL8(旧コード)
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- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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