ミクログリアリムーバー (コントロール用)
Microglia Remover (for Control)
- 細胞生物学用
-
for Cellbiology
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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1mL
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17 |
ドキュメント
製品概要
ミクログリアリムーバー(コントロール用)はミクログリア除去試薬「ミクログリアリムーバー」(別売, コードNo. 134-19501)のコントロール用試薬です。クロドロン酸を含まない陰イオン性リポソーム懸濁液であり、ミクログリアにより異物として貪食されますが、ミクログリアの細胞死は誘導されません。
仕様
脂質組成 | ジパルミトイルホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルセリン、コレステロール |
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平均粒子径 | 100 nm |
バッファー | PBS(0.22 μm フィルター処理) |
使用方法
脳実質内への局所注入
- 1-2 µLのミクログリアリムーバー、またはミクログリアリムーバー(コントロール用)を脳実質内に局所注入する。
- 注入後1-3日経過後にサンプリングし、免疫組織化学的手法等により評価を行う。
データ
アプリケーションデータ
マウス大脳皮質のミクログリア除去
マウス大脳皮質に33Gの注射針を刺入後、1 µLのミクログリアリムーバー(コントロール用)あるいはミクログリアリムーバーを注入し、3日経過後にサンプリングした。
- [結果]
- コントロール群ではミクログリア(もしくはマクロファージ)が損傷部位に多数集積していた。
一方、ミクログリアリムーバー投与群は損傷部位への集積を阻害するとともに、周辺部位におけるミクログリア数が減少あるいは退縮している様子が見られた。
FAQ
使用について
- 使用時の注意事項はありますか
- 長期保存するとリポソームが沈殿する場合があります。使用前にバイアルを数回ゆっくりと転倒混和してください。
- 保管時の注意事項はありますか
- 本製品は凍結できません。また酸化によってリポソームの形状が変化する恐れがありますので、容器の蓋をしっかり閉めて保存してください。
物性情報
外観 | 液体 |
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「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- ミクログリア除去試薬(コントロール用)
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
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