生体試料

ヒト凍結肝臓細胞 Hepatocyte(プライマリー細胞)

Discovery Life Sciences

富士フイルム和光純薬では凍結肝細胞のお取り扱いを開始いたしました。
Discovery Life Sciences の 999Elite 凍結ヒト肝細胞シリーズは接着培養、スフェロイド培養が可能な最も品質の高いロットラインアップです。同社は2021年12月に In Vitro ADMET Laboratories, LLC (IVAL社) を買収し、肝細胞、ADMEビジネスを展開しています。

メーカーウェブサイト
https://www.dls.com/biospecimens/viable-cells/hepatocytes

凍結肝細胞を使うことのメリット:

  • 実験のスケジューリングが容易
  • 同ロットの細胞を使用することで再現性-結果の安定性が得られる
  • あらかじめ特徴づけられた、ロット個別データが付与された細胞を使用することができる
  • 同じ実験でドナー・ロット間の比較ができる

在庫ラインアップ例、ロット成績書例

在庫ラインアップ例はこちら

ロット成績書例はこちら

最新の在庫リスト、ご希望のドナー条件があれば下記フォームからお問い合わせください

999Elite 凍結ヒト肝細胞シリーズの特長(999Elite Cryopreserved Human Hepatocytes)

999Elite Cryopreserved Human Hepatocytesシリーズは3つの9で特長づけられた高品質凍結肝細胞ラインアップです。

凍結肝細胞シリーズの特長

999Eliteシリーズのロットを用いたスフェロイド培養

999Eliteシリーズのロットを用いたスフェロイド培養

Discovery Life Sciences の凍結肝細胞は999Eliteシリーズはもちろん、通常ラインアップの接着培養タイプでもスフェロイド培養可能なロットもございます。
お客様のロットチェック時のメーカー現地在庫のお取り置きもご対応可能ですので、お気軽にお申し付けください。

  • 左:スフェロイド培養 Day0~Day17
  • 右:複数ロットの、スフェロイド培養 Day21

スフェロイド培養プロトコルはこちら

肝細胞融解プロトコルはこちら

その他注目製品 :MetMax™ Human Hepatocytes

凍結肝細胞は肝臓のすべての薬物代謝経路を保持するため薬物代謝試験のゴールドスタンダードですが、ハンドリングの難しさや細胞保管・遠心分離といった様々な機器を必要とします。一方で肝ミクロソームでは細胞質内酵素といった薬物代謝酵素の欠如のため、評価したい化合物の代謝を再現しているとは言えません。
Discovery Life SciencesのMetMax肝細胞は、透過処理した肝細胞に補因子を追加し、調整された製品です。凍結肝細胞とミクロソームの両方の利点を持ち、保管は-80℃、ミクロソーム的な使用、薬物代謝経路の保持を両立が実現可能です。

MetMax™ 肝細胞 肝ミクロソーム S9画分
保管 -80℃ 液体窒素 -80 ℃ -80 ℃
遠心分離 不要 不要 不要
顕微鏡観察 不要 不要 不要
細胞カウント 不要 不要 不要
オルガネラの保持 小胞体、細胞質、ミトコンドリア、 リソソーム、ゴルジ体、核 小胞体 小胞体、細胞質

製品参考文献1

製品参考文献2

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。

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