BIO-Kit シリーズ
チップ上に形成した微細な流路の中でヒト生体の臓器由来細胞を培養して各種臓器に近い機能を再現させる創薬支援製品です。Emulate Human Emulation System® を使用すると、ラボでヒトの疾患と新薬候補に対する反応をモデル化することができます。
BIO-Kit シリーズは、Emulate 社にて検証・設計された臓器モデル作製キットです。同社が提供する細胞、キット(Basic Research Chip Kit)、試薬(ER1、ER2)などの消耗品と専⽤装置を組み合わせることで、より⽣体内の微⼩環境を再現し、薬物動態・薬理薬効評価、 毒性試験など、再現性の⾼い結果を得ることができます。
結腸、⼗⼆指腸、肝臓、腎臓モデル作製キットをラインアップしています。
特長
Emulate社に設計・検証された臓器モデル作製キットです。
Basic Research Chip Kitと各モデルのCell Packを組み合わせて作製します。
Colon Intestine-chip
プライマリーオルガノイドと結腸内⽪細胞で構成されたモデルで、⽣体内の⽣理機能を模倣した機械的な⼒を加えることができます。 炎症反応や免疫細胞動員に関する研究や病態メカニズムを探り、薬効評価に活⽤できます。
Duodenum Intestine-chip
⽣検由来のプライマリーオルガノイドと⼗⼆指腸内⽪細胞で構成されたモデルで、⽣体内の⽣理機能を模倣した機械的な⼒を加えることができます。⼗⼆指腸の⽣理学、薬物吸収、薬物 - 薬物相互作⽤の研究に活⽤できます。
Proximal Tubule Kidney-chip
薬物による腎臓毒性や薬物間相互作⽤の予測は、不死化した細胞株や動物モデルに依存しているため、臨床毒性を予測できないことがあります。Kidney-Chip は、近位尿細管 - ⽑細⾎管界⾯を再現し、灌流下でヒトプライマリー細胞を共培養しトランスポーターの発現と局在を促します。様々なエンドポイントにおける薬剤候補の前臨床毒性試験などに活⽤できます。
Liver-chip
Liver-chip, quad-culture は、4種類のヒト細胞をダイナミックなマイクロ環境で組み合わせ、生体内と同様の遺伝子発現、機能性特長を持ちます。一般的な毒性評価やメカニズム評価、AAV(Adeno-Aasociated Virus)を用いた遺伝子治療効率や安全性評価など、様々な用途で活用できます。
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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