ステビア抽出物
南米原産のキク科植物ステビアから抽出されるステビア抽出物は、その安全性や砂糖の約300倍もの甘さをもつことから、世界中で食品添加物(甘味料)として用いられています。ステビア抽出物は、食品添加物公定書には「ステビア抽出物」「ステビオール配糖体」として、JECFA Monographs 26には「Steviol Glycosides」(ステビオール配糖体)として収載されています。
当社ではステビア抽出物分析にお使いいただける標準品と、ChromaDex社の様々なグレードの標準品も取り扱っています。お客様の用途に合わせて試薬をお選びいただけます。
また、食品添加物公定書第10版で対象となるステビオール配糖体4種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドC、ズルコシドA)及びステビオール配糖体9種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドF、ズルコシドA、ルブソシド、ステビオールビオシド)はWakopak® Wakosil®-II 5C18HGで良好に分離することができます。
Wakopak® Wakosil®-II 5C18HGを用いたステビオール配糖体の分析例
Peak No. | 成分名 | Peak No. | 成分名 | Peak No. | 成分名 |
---|---|---|---|---|---|
1 | Rebaudioside D | 4 | Rebaudioside F | 7 | Rubusoside |
2 | Rebaudioside A | 5 | Rebaudioside C | 8 | Rebaudioside B |
3 | Stevioside | 6 | Dulcoside A | 9 | Steviolbioside |
Analysis condition
Column | : | Wakopak® Wakosil®-ll 5C18HG 4.6 mm × 250 mm |
Column temperature | : | 40℃ |
Eluent | : | CH3CN/Phosphate buffer (pH2.6)=32/68 |
Flow rate | : | 1.0 mL/min. |
Detection | : | UV 210 nm |
製品一覧
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食品分析用
食品添加物試験用
ChromaDex社製品
●ChromaDex社 表記グレードについて
P・・・NMR・MS・HPLC(もしくはGC)・カールフィッシャー滴定などにより、化学構造・純度・水分/残存溶媒含量等を試験し、純度補正を行ったグレードで、定量試験に適しています。
AS、SH・・・NMR・MS・HPLC(もしくはGC)などにより化学構造・純度を確認していますが、水分及び溶媒含量を測定していないため、純度補正の算出を行っていません。
RG・・・定量試験には適さないグレードです。
注:ChromaDex社では、品質検査結果によりロット毎に規格変更が行われる事もあります。
この為ロットによっては定量分析には適さない場合があります。
現在の規格についてはChromaDex社ホームページ (https://www.chromadex.com/) でご確認下さい。
分析カラム
- 接続タイプ・・・D:デュポンタイプ W:ウォーターズタイプ
- 本製品は再充てんサービスに対応しております。
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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