PS Capture(TM) エクソソームELISAキット(抗マウスIgG POD)
PS Capture(TM) Exosome ELISA Kit (Anti Mouse IgG POD)
- 遺伝子研究用
-
for Genetic Research
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- 適用法令 :
- 特化則第3類 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 優先評価物質
- GHS :
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- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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96回用
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11 |
ドキュメント
キットコンポーネント
96回用
Exosome Capture 96 Well Plate | 8 well x 12 strips / 1枚 |
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Plate Seal | 4枚 |
Reaction / Washing Buffer (10 x) | 50 mL x 2本 |
Exosome Binding Enhancer (100 x) | 10 mL x 1本 |
Control Primary Antibody Anti CD63 (100 x) | 120 µL x 1本 |
Secondary Antibody HRP-conjugated Anti Mouse IgG (100 x) | 120 µL x 1本 |
TMB Solution | 12 mL x 1本 |
Stop Solution | 12 mL x 1本 |
カタログダウンロード
FAQ
キット仕様/構成について
- 標準品は必ず調製しなければいけませんか。またその際 MagCapture™ Exosome Isolation Kit PS Ver.2(製品コード: 290-84103)を使わなければいけませんか。
- 定量測定を行う場合、標準品として細胞外小胞を調製してください。超遠心法やポリマー沈殿法等の方法で精製した細胞外小胞も標準品として利用可能ですが、測定と同じ原理のPSアフィニティー法で精製した細胞外小胞を標準品とすることを推奨しています。(調製方法の詳細は取扱説明書をご参照ください)
- なぜ標準品が添付されていないのですか。
- 細胞ごとに分泌される細胞外小胞の表面マーカータンパク質の種類や量にばらつきがあるので、標準品と測定サンプルの由来細胞を同一にする必要があるためです。サンプルと同一由来細胞の細胞培養上清から精製した標準品をご調製ください。
- 一次抗体は変えられますか。
- 変更できます。検出したい表面マーカーに対するマウス抗体をお選びいただき、取扱説明書に従って最適濃度をご検討ください。以下の抗体は本キットで使用できることを確認しています。
抗原 交差性 製品名 CD9 Human Bovine 抗CD9マウスモノクローナル抗体(1K) Mouse 抗CD9 ラットモノクローナル抗体(MZ3) [Bio Legend社, メーカーコード:124802] CD63 Human 抗CD63マウスモノクローナル抗体(3-13) Mouse 抗CD63 ラットモノクローナル抗体(NVG-2) [Bio Legend社, メーカーコード:143902] CD81 Human 抗CD81マウスモノクローナル抗体(17B1) Mouse 抗CD81 アルメニアンハムスターモノクローナル抗体(Eat-2) [Bio Legend社, メーカーコード:104902]
- 残った試薬はどのように保管すれば良いですか。
- 取扱説明書の「6. キットを分割使用する場合の各構成試薬の保存方法」をご参照ください。
サンプルについて
- 血清や血漿サンプルを直接測定できますか。
- 本キットは、キット添付の検出用二次抗体がヒト、マウス、ラットIgG に非特異反応を示すため、ヒト、マウス、ラットの血清や血漿検体を直接測定には適しておりません。血清や血漿サンプルを直接測定する場合は、PS Capture™ Exosome ELISA Kit (Streptavidin HRP) (製品コード: 298-80601) をご使用ください。
- 細胞培養上清サンプルを直接測定できますか。
- 測定可能です。PS Capture™ Exosome ELISA Kit (Anti Mouse IgG POD)添付の一次抗体(抗CD63抗体)と二次抗体は、ウシIgGに非特異反応しないため、無血清培地だけでなくFBS 添加培地の細胞培養上清も直接測定できます。
- 検出実績のある細胞株を教えてください。
- 当社で測定実績のある細胞は以下の通りです。
細胞株 由来 A549 ヒト肺胞基底上皮腺がん BxPC-3 ヒト膵がん COLO201 ヒト大腸腺がん COS7 アフリカミドリザル腎臓 FM3A マウス乳がん HCT116 ヒト大腸がん HEK293 ヒト胎児腎臓 HEK293T ヒト胎児腎臓 HeLa ヒト子宮頚部がん HPAF II ヒト膵臓腫瘍 HuH-7 ヒト肝がん HUVEC ヒト臍帯静脈内皮細胞 iPS 人工多能性幹細胞 K562 ヒト慢性骨髄性白血病 LNCaP ヒト前立腺がん P388D1 マウス白血病 Panc-1 ヒト膵臓腺がん RAJI ヒトバーキットリンパ腫・Bリンパ球様 SH-SY5Y ヒト神経芽細胞腫 TIG-3 正常二倍体線維芽細胞 THP-1 急性単球性白血病 U2OS ヒト骨肉腫 BM-MSC 骨髄由来間葉系幹細胞 iCell-MSC iPS由来間葉系幹細胞-01279
- 検出に用いるサンプルの最低量はどのくらいですか。
- タンパク質量にして、1 ng相当の細胞外小胞があればおおよそ検出可能です。COLO201細胞培養上清から精製した細胞外小胞の検出限界は、11 pgでした。(細胞株によって検出限界が変化します。)
- 培養上清や体液検体を直接測定する場合、どのくらいのサンプルが必要ですか。
- 数 μL (1-5 μL) 程度の培養上清や体液検体があれば十分測定可能です。培地中の細胞外小胞量の経時変化を測定したい場合や新規の細胞培養上清サンプル中の解析を行う場合におすすめです。ただし、細胞種(iPS 細胞など)によっては培地中の細胞外小胞量が少ない場合もあります。サンプル中の細胞外小胞量が分からない場合、適切なサンプル量を予備検討しておくことをおすすめいたします。
プロトコルについて
- 本キットの操作時間はどのくらいですか。
- PS Capture™ Exosome ELISA Kit (Anti Mouse IgG POD)のキット工程は約5 時間です。工程の内訳は、細胞外小胞サンプルのプレートへの固定化作業が2 時間、一次抗体反応が1 時間、二次抗体反応が1 時間、TMB 反応が30 分です。その他洗浄作業を含めると、約5 時間で測定できます。
- 実験操作を翌日まで持ち越せるステップはありますか。
- 各サンプルをプレートに固定化するステップを4 ℃、終夜で反応させても問題ありません。
- Exosome Capture 96 Well Plate はリサイクルできますか。
- Stop Solution によりプレート上のタンパク質が変性するため、再生利用できません。
トラブルシューティングについて
- 上手く検出できません。どこを確認すれば良いですか。
- まずは以下についてご確認ください。
- Washing Buffer にExosome Binding Enhancer(100x)を添加し忘れていないか。
- キット添付の Control Primary Antibody Anti CD63(100x)やControl Biotinylated Antibody Anti-CD63(100x)のシグナルも確認できていない場合は、CD63の発現量が検出限界以下である。
- 各試薬の有効期限が切れていないか。
概要・使用例
概要 | 本キットは、細胞培養上清や体液検体から精製した細胞外小胞の定性解析および細胞培養上清検体中の細胞外小胞の定量解析に使用できる酵素免疫測定試薬です。 細胞外小胞のホスファチジルセリン(PS)特異的に結合するタンパク質を固相化したプレートと任意の検出用マウスモノクローナル一次抗体を用いることによって、任意のマーカータンパク質を表面に有する細胞外小胞を高感度に検出できます。 【特長】 1. ホスファチジルセリンに対するTim4アフィニティー法による細胞外小胞の高感度検出 2. 培養上清中細胞外小胞の定量的測定が可能(MagCapture™ Exosome Isolation Kitで精製した細胞外小胞標準品が必要) 3. ウェスタンブロット法の50~1000倍以上の感度 4. 検出用コントロール一次抗体として抗ヒトCD63抗体付属* 5. 発色法採用 *他の抗体で検出される場合は、別途ご用意ください。 |
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構成 | 1) Exosome Capture 96 Well Plate(294-79211) 1プレート×1 2) Plate Seal(291-79221) 4枚 3) Reaction / Washing Buffer (10×)(298-79231) 50 ml×2 4) Exosome Binding Enhancer (100×)(295-79241) 10 ml×1 5) Control Primary Antibody Anti CD63 (100×)(292-79251) 120 μl×1 6) Secondary Antibody HRP-conjugated Anti Mouse IgG (100×)(299-79261)120 μl×1 7) TMB Solution(296-79271) 12 ml×1 8) Stop Solution(293-79281) 12 ml×1 |
使用例 | ・細胞数および培養日数ごとの培地中Exosome量測定(モニタリング) ・細胞培養上清や体液検体から精製した細胞外小胞の定性解析や相対比較 ・細胞培養上清検体中の細胞外小胞の定量解析 |
物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
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