DPD錠
DPD Tablet
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ドキュメント
概要・使用例
概要 | 本品は上水、プール水等の残留塩素の測定に使用します。検水5mlあたり本品一錠を溶解し、DPD試薬が酸化されてセミキノンとなった時のピンク色の発色を比色法や吸光度法により測定します。 飲料水、プール水には殺菌、消毒の目的で塩素剤が使用されています。塩素剤は水中で次亜塩素酸として消毒作用を発揮しますが、水中の懸濁物、有機物、金属塩と反応したり、大気中に逸散するなどしてその濃度が減少し、作用能力が次第に低下していきます。したがって、衛生管理面から水中残留塩素を測定することは必須作業です。現在、残留塩素の測定はo-トリジン法が主流となっていますが、o-トリジンの発ガン性が指摘され、平成14年4月1日をもって公定法から削除されることとなりました。その代替法の一つがDPD 法です。DPD 法は残留塩素がジエチル-p-フェニレンジアミン(DPD)と反応して生じる桃~桃赤色を標準比色液と比較して残留塩素を測定する方法です。本品は、上水試験方法に記載されているDPD法を原理とした残留塩素の簡易測定用錠剤です。N,N-ジエチル-p-フェニレンジアミン硫酸塩と無水硫酸ナトリウムが1 : 24 の重量比で含まれており、検水5ml当たり本品1錠を溶解します。 Wako Analytical circle No.22p13(2001.9)。 |
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使用方法 | 検水5mlにりん酸緩衝液,pH6.5(和光コード : 161-20185)0.25mlと本品一錠を加え、約5秒間激しく振とうし、比色法又は吸光度法で残留塩素を測定します。錠剤の溶け残りは無水硫酸ナトリウムであり測定に問題はありません。 |
物性情報
外観 | 白色の錠剤 |
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組成 | 一錠あたりの組成N,N-ジエチル-p-フェニレンジアミン硫酸塩(DPD) : 2mg無水硫酸ナトリウム : 48mg |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
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