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レビス™ マウスインスリン ELISAキット (高特異性) LBIS™ Mouse Insulin ELISA Kit (High Specificity)

免疫化学用
for Immunochemistry
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (氷冷輸送)
適用法令 :
特化則第3類 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 優先評価物質
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
292-89901
JAN
4548995101358
96回用
希望納入価格
69,500 円

5

ドキュメント

SDS
製品規格書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

概要

本キットはマウス⾎清または⾎漿、培養上清、細胞抽出液中のインスリンを定量的に測定するためのサンドイッチELISAキットです。
高特異性タイプはプロインスリンとの交差性が非常に低いので(5 %以下)、実際上インスリンのみを特異的に測定することができるキットです。プロインスリンが異常に高くなるような状況の中でインスリンを測定でき るという長所があり、プロインスリンのみの変動にインスリン測定値が影響されず、通常キットでの測定値の差を考慮することでプロインスリンの放出量を推定できます。

特長

  • 短時間(全反応時間:3時間)で測定可能。
  • 微量な検体(標準操作法は 5 μL)で測定可能。
  • 環境に優しい防腐剤を使用。
  • 全ての試薬が溶液タイプで即座に使用可能。
  • 高い測定精度と再現性。
  • 簡便な操作で特別な前処理は不要。

製品情報

■検体
マウスの血清・血漿・培養液

■標準曲線範囲
78~5,000 pg/mL

操作法

  • 抗体固相化プレート
  •  ↓ 
  • 洗浄 4 回 
  •  ↓ 
  • ビオチン結合抗体溶液50 µL
  •  ↓ 
  • 攪拌
  •  ↓ 
  • 検体または標準溶液5 μL
  •  ↓ 
  • 攪拌、室温、2時間静置反応
  •  ↓ 
  • 洗浄 4 回 
  •  ↓ 
  • ペルオキシダーゼ結合ストレプトアビジン溶液50 μL
  •  ↓ 
  • 攪拌、室温、30分間静置反応
  •  ↓ 
  • 洗浄 4 回 
  •  ↓ 
  • TMB溶液50 μL
  •  ↓ 
  • 攪拌、室温、30 分間静置反応
  •  ↓ 
  • 反応停止液50 μL
  •  ↓ 
  • 攪拌
  •  ↓ 
  • 吸光度測定(主波長450 nm、副波長620 nm)

室温:20~25 ℃

標準曲線(例)

標準曲線例

                    

データ

  • 精度試験(アッセイ内変動)

    検体 A B
    1 2488 491
    2 2477 470
    3 2410 457
    4 2434 465
    5 2433 459
    6 2342 442
    7 2358 459
    8 2390 495
    mean 2417 467
    SD 52.3 17.8
    CV(%) 2.2 3.8

    単位:pg/mL

  • 再現性試験(アッセイ間変動)

    測定日/検体 C D E
    0日目 166 628 2505
    1日目 156 625 2409
    2日目 153 624 2427
    3日目 153 624 2549
    mean 157 625 2473
    SD 6.16 1.89 65.86
    CV(%) 3.9 0.30 2.7

    単位:pg/mL n=3

添加回収試験

  • 検体 F

    添加量 実測値 回収量 回収率(%)
    0 1315
    324 1632 317 97.8
    630 1935 620 98.4
    889 2172 857 96.4
    1305 2625 1310 100

    単位:pg/mL n=3

  • 検体 G

    添加量 実測値 回収量 回収率(%)
    0 512
    426 925 413 96.9
    559 1073 561 100
    662 1177 665 101
    745 1270 758 102

    単位:pg/mL n=3

概要・使用例

概要 インスリンは膵臓ランゲルハンス島(膵島)のβ細胞から分泌されるホルモンで、分子量は約5800、等電点5.4付近の蛋白質。A6-A11、A7-B7、A20-B-19でS-S結合を形成し、酸性或いはZnの存在しない中性水溶液では2量体を形成するが、中性でZn存在下ではZn2個を含む6量体を形成する。肝、筋肉、脂肪組織が主要な標的組織だが、それぞれに次のような作用を示す。肝:グリコーゲン合成促進、蛋白合成促進、脂肪酸合成促進、糖利用の促進、糖新生抑制。筋肉:糖、アミノ酸、Kの細胞膜透過性増大、グリコーゲン合成促進、蛋白合成促進、蛋白分解抑制。脂肪組織:グルコースの細胞膜透過性増大、脂肪酸合成促進。
本品はマウス検体中のインスリンを測定できるELISAキットです。

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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    【試薬】
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    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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