脱灰液A (プランク・リュクロ処方)
Decalcifying Solution A
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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1L
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20以上 |
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | 〈組織細胞化学〉〈脱灰剤〉 薄切切片を作製する場合、骨組織や石灰化巣、石灰沈着部があると、思うような切片を作製できません。このため、石灰を除去する脱灰操作を行います。この操作では、組織内の炭酸カルシウムを酸などで分解し軟らかいカルシウム塩にし、薄切を容易にします。脱灰剤は以下の条件をみたす必要があります。 ・脱灰が速く完了すること ・脱灰によって組織の膨化,収縮,溶解などの変形などの障害が起こらないこと ・組織の染色性に影響がないこと ・操作ができるだけ単純であり,かつ廉価であること 〈脱灰液〉 プランク・リュクロ処方に従った酸性の急速脱灰液であり、1cm3組織の大腿骨頭は約7時間、頭蓋骨は24時間で脱灰可能。 塩酸濃度 1.00±0.13 mol/l 脱灰剤 骨や石灰化巣等の硬組織の薄切切片を作製する場合、そのままミクロトーム刀で薄切するのは困難です。そのため、石灰を除去する脱灰操作を行います。この操作では、組織内の炭酸カルシウムを酸等で分解して軟らかいカルシウム塩にし、薄切を容易にします。脱灰剤は以下の条件を満たす必要があります。 ●脱灰が速く完了すること ●組織の染色性に影響がないこと ●操作ができるだけ単純であること ●脱灰によって組織の膨化、収縮、溶解等による変形等の傷害が起こらないこと 組成 ・塩化アルミニウム 7.0g ・塩酸 8.5ml ・ぎ酸 5.0ml 蒸留水で全量100mlにする。 特長 ・脱灰時間 : ぎ酸、硝酸の約3倍 ・抗原性の保持は良くない ・5% 硫酸ナトリウムにて中和が必要 (Wako BioWindow JUN.2012/No.117, p7) |
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用途 | 骨、歯等病理組織の脱灰(石灰分の除去)。 |
使用例 | 材料:ヒト剖検の脊椎骨 ・10mm×20mm×3mm ・10mm×20mm×10mm 操作:切り出し→脱脂→ホルマリン再固定→水洗→脱灰*1→中和*2→水洗→パラフィン包埋→色素および免疫組織染色 *1 材料を糸で吊り下げ各脱灰液の表層近くに置く(20℃) *2 5%硫酸ナトリウムにて一晩中和 脱灰性:1時間経過…わずかにメスが入る。 3時間経過…厚さ3mmの骨は完了。HE染色性良好。 6時間経過…厚さ10mmの骨が切り出し可能。HE染色性良好。 12時間経過…厚さ10mmの骨が脱灰完了。 |
物性情報
外観 | 無色澄明の液体 |
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引火点 | None |
密度 | 1.058~1.070g/ml (20℃) |
組成 | 塩化アルミニウム…7.0g 塩酸…8.5ml ギ酸…5.0ml 蒸留水を加えて100mlとする。 塩化アルミニウム(AlCl3・6H2O) : 66~74mg/ml, 塩酸(HCl) : 0.87~1.13mol/l |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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