抗PAタグ, ラットモノクローナル抗体
Anti PA tag, Rat Monoclonal Antibody
- 免疫化学用
-
for Immunochemistry
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- 免疫動物 :
- Rat
- クローンNo. :
- NZ-1
- 種別 :
- Monoclonal
- 適用 :
- WB,IP,FC,ICC
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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1mL
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20以上 |
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200μL
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18 |
ドキュメント
アプリケーション
ウエスタンブロット (WB)
DYKDDDDK tagとPA tagをC末端側に融合させたIDH1を発現する骨肉種細胞のライセートをサンプルにウェスタンブロッティングを行いました。
Lane1 一次抗体:
二次抗体:抗IDH1抗体(RcMab-1), 1 μg/mL
抗ラットIgG-HRP標識, 1000倍希釈Lane2 一次抗体:
二次抗体:抗PA tag抗体, 1 μg/mL
抗ラットIgG-HRP標識, 1000倍希釈Lane3 一次抗体:
二次抗体:抗DYKDDDDK tag抗体(他社製品), 3.5 μg/mL
抗マウスIgG-HRP標識, 1000倍希釈
抗PA tag抗体は抗DYKDDDDK tag抗体よりも特異的にタグ融合タンパク質を認識していました。
データ提供: 東北大学大学院医学系研究科 地域イノベーション分野 加藤幸成 先生、金子美華 先生
免疫沈降 (IP)
膜タンパク質であるインテグリンのループ構造8か所にそれぞれPA tagを挿入し、抗PA tag抗体で免疫沈降をしました。
挿入したPA tagにより、ネイティブなインテグリンを沈降できました。
和光純薬時報 Vol.85 No.1(2017年1月号)
著者:大阪大学蛋白質研究所 高木淳一 先生、有森貴夫 先生、松永幸子 先生
フローサイトメトリー(FC)
CHO-K1細胞にPA tag融合-ウサギポドプラニンを発現させ、抗PA tag抗体反応後、フローサイトメトリーにより検出しました。
一次抗体: 抗PA tag, ラット
モノクローナル抗体 (NZ-1)一次抗体濃度: 1 μg/mL 二次抗体: Oregon Green標識
抗ラットIgG抗体
フローサイトメトリーによりPA tag融合-ウサギポドプラニン発現細胞を分離できました。PA tagは生細胞でも抗体を反応させることが可能です。
データ提供: 東北大学大学院医学系研究科 地域イノベーション分野 加藤幸成 先生
免疫細胞化学染色(ICC)
CHO-K1細胞にPA tag融合IDH2を発現させ、抗PA tag抗体で検出しました。
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一次抗体: 抗PA tag, ラット
モノクローナル抗体 (NZ-1)一次抗体濃度: 1 μg/mL 二次抗体: Alexa488標識
抗ラットIgG抗体
抗PA tag抗体はPA tag融合IDH2を検出することができました。PA tagは配列内に塩基性アミノ酸を含まないため、ホルマリンやパラホルムアルデヒドの影響を受けにくくなっています。
データ提供: 東北大学大学院医学系研究科 地域イノベーション分野 加藤幸成 先生
概要・使用例
概要 | 本品は、PAタグ(GVAMPGAEDDVV)に対するモノクローナル抗体です。動物細胞や大腸菌で発現させたPAタグ融合組換えタンパク質の検出に使用可能です。 ただし、ヒトポドプラニンを高発現しているヒト膠芽腫細胞株LN319などではバックグラウンドが出ることがあります。マウス、ラット、ハムスター、イヌ細胞株では交差性がないことが確認できています。 ■用途(使用濃度):Western Blotting(1:1,000-100,000), Immunoprecipitation(10-50μg/Assay), Flow cytometry(1:100-10,000), Immunocytochemistry (1:100-10,000) ■アイソタイプ:IgG2a ■溶液組成:0.05%アジ化ナトリウムを含む1×PBS溶液 ■濃度:ラベルに記載(例:1.2mg/mL) ■免疫動物:ラット ■Clone No.:NZ-1 ■保存条件:2-10℃ PA tag システム PA tag システムは、ペプチドタグ(12 アミノ酸残基)に対するラットモノクローナル抗体(NZ- 1)を使用した日本発のアフィニティー精製タグシステムです。NZ- 1 はPA tag に対する高い親和性と特異性を持ち、免疫沈降を用いてPA tag融合タンパク質をワンステップかつ高純度で精製可能です。また、ウエスタンブロッティングやフローサイトメトリー、免疫細胞染色(Immunocytochemistry : ICC)に応用でき、PAタグ洗浄溶液を用いて使用済みの抗PA タグ抗体ビーズを簡単に再生することも可能なシステムです。 <特長> ●動物細胞発現系(CHO 細胞やHEK 293 T 細胞など)での効率的なタンパク質精製 ●超高親和性抗体により実現した高収率・高純度 ●レジン再生によるランニングコストの軽減 (和光純薬時報 Vol.82, No.4(2014), p5) (Wako BioWindow MAR.2015/No.135, p2) |
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用途 | Western Blotting(1:1,000-100,000), Immunoprecipitation(10-50μg/Assay), Flow cytometry(1:100-10,000), Immunocytochemistry(1:100-10,000) |
物性情報
外観 | 液体 |
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組成 | 0.05%アジ化ナトリウムを含む1×PBS溶液 |
濃度 | たん白濃度 : 1.0~1.2mg/mL |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
抗体情報
抗原名 | PA tag |
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抗原別名 | PA tag GVAMPGAEDDVV |
サブクラス | IgG2a |
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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