CultureSure™ CEPTカクテル(1,000×)

• 濃度(HPLC)：試験適合
• 外観：液体
• エンドトキシン：3EU/mL未満
• 無菌試験済み
• マイコプラズマ否定試験済み

培地へ本品を培地の1/1,000量添加し、十分に混合後、使用して下さい。

※使用上の注意

• 本製品は冷凍 (-20℃) 保管品です。繰り返しの凍結融解を避けるため、必要量ずつ小分けにして冷凍保管することを推奨します。
• 溶解時、析出物が認められることもありますが、品質には問題ありませんのでそのままご使用ください。
  （析出物は、37℃で1~2時間静置すると溶解させることも可能ですが、繰り返しの凍結・加温は避けてください。）

サンプル ： ヒトES/iPS細胞

アプリケーション：

コロニー形成能試験

CEPTもしくはY-27632を添加したbFGFを含むStemSure^® hPSC Δ培地で、ヒトiPS細胞201B7株を37℃ 5%CO₂条件下で培養した（6ウェルプレート　1well＝9.5 cm²） 。
培養開始から16時間以上経過後に、CEPTもしくはY-27632不含培地に培地交換し、２～３日おきに培地交換を行い、培養を継続した。
培養8日目に、細胞を確認後、4%パラホルムアルデヒドで細胞を固定化し、ALP染色後、コロニー数をカウントした。

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シングルセルクローニング試験

CEPTもしくはY-27632を添加したbFGFを含むStemSure^® hPSC Δ培地で、ヒトiPS細胞201B7株を37℃ 5%CO₂条件下で培養した（96ウェルプレート）。
培養開始から16時間以上経過後に、 CEPTもしくはY-27632不含培地に培地交換し、２～３日おきに培地交換を行い、培養を継続した。
培養13日目に、細胞を確認後、4%パラホルムアルデヒドで細胞を固定化し、ALP染色後、コロニーが形成されているウェルと空ウェルをカウントした。
全ウェル数に対するコロニー形成ウェル数から、コロニー形成率を算出した。

［結果］
細胞播種数が少ない場合、Y-27632添加群よりCEPT添加群の方が多くのコロニーを形成した。

未分化維持確認

• 細胞：ヒトiPS細胞201B7株
• 培地：StemSure^® hPSC培地Δ＋35 ng/mL bFGF
• Red：rBC2LCN-635（ヒトiPS細胞膜染色）
• Blue： DAPI (核染色)
• ※BC2LCNは、ヒトES/ヒトiPS細胞の膜表面に存在する糖鎖に高い親和性を持つリコンビナントレクチンです。

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［結果］

CEPT添加時とY-27632添加時で細胞形態に違いは見られず、未分化性を維持していることも確認した。

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   A versatile polypharmacology platform promotes cytoprotection and viability of human pluripotent and differentiated cells.
2. Tristan, C.A. et al. : Stem Cell Reports, 16(12), 3076 (2021).
   Robotic high-throughput biomanufacturing and functional differentiation of human pluripotent stem cells.
3. Tristan, C.A. et al. : Nat. Protoc., 18(1), 58 （2022）.
   Efficient and safe single-cell cloning of human pluripotent stem cells using the CEPT cocktail.
4. Deng, T. et al. : Stem Cell Reports, 18(4), 1030 （2023）.
   Scalable generation of sensory neurons from human pluripotent stem cells.
5. Takeshi, W. et al. : Regenerative Medicine,, 18(3), 219 （2023）.
   International evaluation study of a highly efficient culture assay for detection of residual human pluripotent stem cells in cell therapies.