PAFR-II
PAFR-II
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫
|
|
---|---|---|---|---|---|
|
|
1g
|
|
4 |
|
|
|
5g
|
|
18 |
ドキュメント
製品概要
本品は、m-フェノールスルホン酸ナトリウムとパラホルムアルデヒドから合成する固定化触媒です。スルホン酸が担持されており、酸触媒として機能します。本品をバッチ反応で使用すると水の除去を行うことなく効率良くエステル化でき、回収再使用も可能です。また、固体触媒フロー反応に用いると、種々のエステルを高い収率で合成することができます。
*)本品は理化学研究所よりWO2019/203241の試験研究用途での実施許諾を受けて販売しています。
商用でのご利用は理化学研究所の許諾が必要になります。
特長
- スルホン酸が担持された黒色の固定化触媒
- バッチ反応で水の除去を行うことなくエステル化可能
- 回収再使用可能
- フロー反応で高い収率でエステルが合成できる
アプリケーション
従来品(市販されているイオン交換樹脂)との比較
アクリル酸系カルボン酸と種々のアルコールのエステル化反応
バッチ反応におけるPAFR-IIの回収再使用
種々のカルボン酸とアルコールによるエステル化反応
フロー反応における連続運転データ
参考文献
- “Second-Generation meta-Phenolsulfonic Acid–Formaldehyde Resin as a Catalyst for Continuous-Flow Esterification” Hu, H., Ota, H., Baek, H., Shinohara, K., Mase, T., Uozumi, Y. and Yamada, Y. M. A.:Org. Lett., 22, 1, 160 (2020). https://doi.org/10.1021/acs.orglett.9b04084
関連サイト
・理化学研究所『高活性・高耐久性のエステル化固定化触媒』
概要・使用例
概要 | 本品はm-フェノールスルホン酸とホルムアミドから作られるポリマーです。 【PAFR:Phenolsulfonic Acid Formaldehyde Resin】 スルホン酸含有の固定化触媒として働き、バッチおよびフロー反応において、カルボン酸とアルコールからエステルを合成することができます。 <参考文献> Org. Lett. 22, 1, 160–163 (2020). WO2019/203241 *)本品は国立研究開発法人理化学研究所より試験研究用としての実施許諾を受け、製造・販売しています。商用での使用に関しては国立研究開発法人理化学研究所の許諾を受けることが必要です。 |
---|---|
使用上の注意 | アルゴン封入 |
物性情報
外観 | 黒色の結晶性粉末 |
---|
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- m-フェノールスルホン酸-ホルムアルデヒド樹脂
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share