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2-ブチルマグネシウムクロリド - 塩化リチウム錯体・テトラヒドロフラン溶液(約15%) 2-Butylmagnesium Chloride - Lithium Chloride Complex, Tetrahydrofuran Solution (abt.15%)

有機合成用
for Organic Synthesis
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
室温
CAS RN® :
1032768-06-1
分子式 :
C4H9ClMg・LiCl
分子量 :
159.27
適用法令 :
PRTR-1 安衛法57条・有害物表示対象物質 有機則第2種 労57-2 優先評価物質 危3-II
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
024-17531
JAN
4548995001795
100mL
希望納入価格
16,500 円
販売元
026-17535
JAN
4548995001801
500mL
販売終了

ドキュメント

SDS
製品規格書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

反応例

反応例

参考文献
  1. Krasovskiy, A., Knochel, P. : Angew. Chem. Int. Ed., 43, 3333 (2004).

概要・使用例

概要 グリニヤール試薬としてC-C化学結合反応に使用されます。従来の試薬に比べマイルドな条件下での反応が可能です。モル濃度約1.3mol/L(C4H9ClMgとして)
有機合成用
ターボグリニャール試薬
グリニャール試薬を調製する際、1 当量の塩化リチウム(LiCl)を添加することで、金属-ハロゲン交換もしくはMg 挿入反応がともに加速されます。このグリニャール試薬は、温和な条件で調製できることからターボグリニャール試薬の名称で呼ばれています。
有機金属試薬の調製にはハロゲン-金属交換反応が一般的ですが、Li -ハロゲン交換反応の場合には、官能基の適用に制限がある場合や低温条件が必要になるなど問題があります。一方、Mg -ハロゲン交換反応はLi よりも高温条件で進行しますが、官能基の適用にやはり制限があります。本品は、従来、自己反応してしまうとされていたエステル・ニトリル・ケトン・各種複素環などで官能基化されたグリニャール試薬を、実用的な温度で調製することができます。
特 長
● エステル、ニトリル、ケトン、各種複素環などで官能基化されたグリニャール試薬の調製が可能
● 温和な条件下でグリニャール試薬の調製が可能
● 副反応の抑制
(和光純薬時報 Vol.81, No.2(2013), p16)
(和光純薬時報 Vol.82, No.2(2014), p8)
(和光純薬時報 Vol.82, No.4(2014), p12)
(Wako Organic Square No.44, p4)
(Wako Organic Square No.47, p16)
(Wako Organic Square No.49, p5)
使用上の注意 アルゴン封入

物性情報

外観 ごくうすい黄褐色~褐色, 液体
溶解性 エタノールに溶け、アセトン及び水に難溶である。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。
濃度 14.0~16.0%(C4H9ClMgとして)

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • ターボグリニャール
  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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