抗4R-Tau, モノクローナル抗体(3E8-1A6)
Anti 4R-Tau, Monoclonal Antibody(3E8-1A6)
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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10μL
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6 |
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50μL
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5 |
ドキュメント
概要
Tauは、微小管結合タンパク質の一つで、主に中枢神経系の神経細胞に発現しており、微小管の安定化を調節しています。アルツハイマー病患者の脳では、りん酸化Tauが蓄積した神経原線維変化が形成され、その出現の程度が認知症の重症度と相関すると報告されています。そのため、Tauはアルツハイマー病の原因究明や治療薬開発のために研究されています。
Tauは、6種のアイソフォームや40箇所以上のりん酸化部位を有しており、分子同士が重合してオリゴマー、顆粒状凝集体、繊維といったさまざまな形態を取ることが知られています。 また、Tauは微小管結合ドメインの数が3つある3R-Tauと4つある4R-Tauの2種類に分けられ、本製品は4R-Tauを特異的に認識する抗体です。
6種のTauアイソフォームのうち2N4R、1N4R、0N4R-Tauを認識します
アプリケーション例
ウェスタンブロット
3R-Tau抗体は3R-Tau由来のバンド、4R-Tau抗体は4R-Tau由来のバンドが見られた。
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実験条件
サンプル
ヒトtauリコンビナント混合物
(2N4R, 2N3R, 1N4R, 1N3R, 0N4R, 0N3R-Tau)ロード量
60 ng protein/Lane
抗体希釈倍率
1/2,000
製品一覧 比較表
認識Tau | 抗体概要 | Clone No. | 適応実験* | 交差性 | サブタイプ | エピトープ | 抗体濃度 |
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すべてのTau | マウス、ラット、ヒトのすべてのTauを認識します。 | RTM38 | IHC, WB, ICC | マウス, ラット, ヒト | ラット IgG2a・κ |
Tau (417-441 a.a.) |
1.0 mg/mL - 1.2 mg/mL |
すべてのTau (ヒト特異的) |
ヒトTauを特異的に認識します。マウス、ラットTauには反応しません。 | RTM49 | IHC, WB, ICC | ヒト | ラット IgG1・κ |
Tau (2-44 a.a.) |
1.0 mg/mL - 1.2 mg/mL |
すべてのTau (マウス特異的) |
マウスTauを認識します。ヒト、ラットのTauには反応しません。 | RTM47 | IHC, WB, ICC | マウス | ラット IgG2b・κ |
不明 | 1.0 mg/mL - 1.2 mg/mL |
りん酸化Tau T181 | T181がりん酸化されたTauを認識します。 | 2E2-A6 | WB, IHC | ヒト | ラット IgG2b・κ |
Tau pT181 | 1.0 mg/mL - 1.1 mg/mL |
りん酸化Tau S199 | S199がりん酸化されたTauを認識します。 | 5B8-1E2 | WB, IHC | ヒト | ラット IgG2a・κ |
Tau pS199 | 1.0 mg/mL - 1.1 mg/mL |
りん酸化Tau S262 | S262がりん酸化されたTauを認識します。 | TIP1-35 | ELISA, WB, ICC | ヒト | ラット IgG1・λ |
Tau pS262 | 0.9 mg/mL |
りん酸化Tau S422 | S422がりん酸化されたTauを認識します。 | AP422 | WB, IHC | ヒト, マウス | マウス IgG1・κ |
Tau pS422 | 1.0 mg/mL |
2N-Tau | 6種のTauアイソフォームのうち2N4R-Tauと2N3R-Tauのみを認識します。 | 2C2 | WB, IHC | ヒト | ラット IgM・κ |
Tau (74-103 a.a.) |
1.0 mg/mL |
3R-Tau | 6種のTauアイソフォームのうち2N3、1N3R、R0N3R-Tauを認識します。 | 2A1-1F4 | WB, IP | ヒト | ラット IgG2b・λ |
Tau (267-274, 306-313a.a.) |
1.0 mg/mL - 1.1 mg/mL |
4R-Tau | 6種のTauアイソフォームのうち2N4R、1N4R、0N4R-Tauを認識します。 | 3E8-1A6 | WB, IP | ヒト | マウス IgG1・κ |
Tau (273-291a.a.) |
1.0 mg/mL - 1.1 mg/mL |
適応実験* WB:ウエスタンブロット IHC:免疫組織染色 ICC:免疫細胞染色 IP:免疫沈降
概要・使用例
概要 | Tauは、微小管結合タンパク質の一つで、主に中枢神経系の神経細胞に発現しており、微小管の安定化を調節しています。アルツハイマー病患者の脳では、りん酸化Tauが蓄積した神経原線維変化が形成され、その出現の程度が認知症の重症度と相関すると報告されています。そのため、Tauはアルツハイマー病の原因究明や治療薬開発のために研究されています。Tauは微小管結合ドメインの数が3つある3R-Tauと4つある4R-Tauの2種類に分けられます。本品は4R-Tauを特異的に認識する抗体です。 ■用途 WB(1:1,000-2,000) 免疫沈降 ■種交差性 ヒト ■サブクラス マウスIgG1 ■抗原 合成ペプチド(Human Tauの273-291aa領域) ■Clone No. 3E8-1A6 |
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物性情報
濃度 | たん白濃度 : 1.0~1.1mg/mL |
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「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
抗体情報
抗原名 | Tau (aa273-291) |
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抗原別名 | Tau (aa273-291) |
サブクラス | IgG1,k |
標識 | Unlabeled |
製造元情報
別名一覧
- 抗4-リピートTauアイソフォーム, モノクローナル抗体
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- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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