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『塊の』ATP測定試薬 Ver.2.1 KATAMARI ATP assay Kit Ver.2.1

製造元 :
東洋ビーネット(株)
保存条件 :
-80℃ (ドライアイス輸送)
適用法令 :
PRTR-1 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 優先評価物質
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
387-15496
製造元
KA2.1-1000
1L(10000回用)
見積り
販売元
387-15491
製造元
KA2.1-10
10mL(100回用)
見積り
販売元
383-15493
製造元
KA2.1-50
50mL(500回用)
見積り
販売元
381-15494
製造元
KA2.1-100
100mL(1000回用)
見積り

ドキュメント

スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

概要/特長

本製品は、スフェロイド培養した細胞等、塊状の動物培養細胞からATPを抽出し、抽出したATP量をホタル・ルシフェラーゼ発光法により測定する試薬です。細胞内のATP量は、細胞生存性と相関関係があり、生細胞数の指標となるため、細胞増殖・毒性試験に用いることができます。

  • スフェロイド形成用培養プレートに最適
  • 極めて高い溶解力で、過凝集や多量播種にも対応
  • 試薬添加のみ、1 Step
  • 凍結融解5回繰り返しでも劣化なし、全量消費が容易

    測定プロトコル

    細胞培養 1.96wellプレートに細胞を播種し、(100 ul/well)、37℃、5%CO2下で培養します。
      ・スフェロイド形成用培養プレートの使用を推奨します。
      ・384wellプレートの場合は、25 ul/wellで細胞を播種します。
      ・培養条件は、実験目的に応じてお客様で設定してください。
      ・白色プレートまたは白色プレート(クリアボトム)を使用してください。
    ATP測定 2.室温に戻した『塊の』ATP測定試薬 Ver2.1 100ulを各wellに添加します。
      ・試薬は、4℃または室温にて融解してください。
      ・融解後の試薬は、転倒混和により穏やかに混和してから使用してください。
      ・培地の除去、細胞の洗浄は不要です。
    3.プレートシェーカーを用いて、プレートを1分間撹拌します。
    4.23℃に設定したルミノメーターの中で、10分間、静置します。
    5.ルミノメーターで発光量を測定します。

    データ例

    • 96wellプレート(U底)で培養したスフェロイドのATP測定
    • Fig.1 96wellプレート(U底)で培養したスフェロイドのATP測定
      96wellプレート(U底)に、625、1250、2500、5000、10000 cells/well
      (100 μl/well)となるよう細胞(HeLa、HepG2、HEK293)を播種し、37℃、
      5% CO2下で培養。3日後に試薬 100 μlを添加し、発光量を測定した。
      (※下のグラフは、各培養におけるキネティックデータを示す)
    • キネティックデータ
    • キネティックデータ
    • キネティックデータ
    • 試薬の室温(23℃)安定性
      Fig.2 試薬の室温(23℃)安定性
      DMEM培地でATP溶液(1×10-6M)を調製し、96wellプレートに
      100 μlずつ分注。加温処理後の試薬を加え、発光量を測定(n=3)。
      (※グラフは、室温放置前(0h)の最大発光量に対する相対値で表示)
    • 試薬の加温安定性(37℃耐性)
      Fig.3 試薬の加温安定性(37℃耐性)
      DMEM培地でATP溶液(1×10-6M)を調製し、96wellプレートに
      100 μlずつ分注。加温処理後の試薬を加え、発光量を測定(n=3)。
      (※グラフは、加温処理前(0min)の最大発光量に対する相対値で表示)

    ul.col3.sp1.free-col-exp.kinetic { }

    概要・使用例

    概要 スフェロイドを用いた薬剤スクリーニング・毒性試験に
    『塊の』ATP測定試薬RVer.2.1
     『塊の』ATP測定試薬 (R) Ver.2.1は、スフェロイド培養した細胞や塊状の動物培養細胞から速やかにアデノシン三りん酸(ATP)を抽出し、そのATP量をホタル・ルシフェラーゼ発光法により測定する試薬です。細胞内のATP量は細胞生存性と相関関係があり、生細胞数の指標となるため細胞増殖・毒性試験に用いることができます。本試薬を用いたルシフェラーゼ発光法によるATP量の測定は、同じく呼吸系代謝を利用した生細胞検出発光法と比較して非常に高感度であるため、少ない細胞数から培養試験を開始できます。Ver.2.0と比較して細胞の溶解力が向上し、過凝集や多量播種にも対応できるようになりました。

    特 長
    ■培養プレートに試薬を直接添加するだけで測定可能(1ステップ)
    ■試薬添加後、10分で測定可能
    ■ 少数検体から多検体測定まで幅広く適応
    (Wako BioWindow APR. 2020 / No.163, p21)

    物性情報

    「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
    本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
    なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

    製造元情報

    別名一覧

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    • 掲載されている製品について
      【試薬】
      試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
      試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
      【医薬品原料】
      製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
    • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
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