ITEA 喘息モデルマウス誘発試薬
ITEAでは、喘息発症に関係のあるコナヒョウヒダニまたはヤケヒョウヒダニを含むアレルゲン抽出物をラインアップしています。本品は防腐剤未添加のためダニアレルゲン曝露に起因する喘息モデルマウスの作製に適しています。
ダニ抽出物(免疫⽤)
ダニ(Df)抽出物(免疫⽤)
コナヒョウヒダニ(別称:House dust mite、学名:Dermatophagoides farinae;DF)の粗抽出物(凍結溶液)です。
特長
- アジュバント未添加
- 総蛋白量 1 mg/vial 含有(BSAを標準液にしたLowry法で測定)
- 粗抽出物(0.2μmろ過済)
- 保護剤および防腐剤非含有
- 1 mL Phosphate buffered saline(pH7.4)溶液
文献
1)Ishii T, Niikura Y, et al. Time-dependent distinct roles of Toll-like receptor 4 in a house dust mite-induced asthma mouse model. Scand J Immunol. 2018;87(3):e12641.
2)Tashiro H, Takahashi K, et al. Saturated Fatty Acid Increases Lung Macrophages and Augments House Dust Mite-Induced Airway Inflammation in Mice Fed with High-Fat Diet. Inflammation. 2017;40(3):1072-1086.
3)Tashiro H, Takahashi K, et al. Interleukin-33 from Monocytes Recruited to the Lung Contributes to House Dust Mite-Induced Airway Inflammation in a Mouse Model. Ryffel B, ed. PLoS One. 2016;11(6):e0157571.
4)Kato G, Takahashi K, et al. β2 adrenergic agonist attenuates house dust mite-induced allergic airway inflammation through dendritic cells. BMC Immunol. 2014;15(1):39.
ダニ(Dp)抽出物(免疫⽤)
ヤケヒョウヒダニ(別称:House dust mite、学名:Dermatophagoides pteronyssinus;DP)の粗抽出物(凍結溶液)です。
特長
- アジュバント未添加
- 総蛋白量 1 mg/vial 含有(BSAを標準液にしたLowry法で測定)
- 粗抽出物(0.2μmろ過済)
- 保護剤および防腐剤非含有
- 1 mL Phosphate buffered saline(pH7.4)溶液
文献
Kawasaki T, et al. Deletion of PIKfyve alters alveolar macrophage populations and exacerbates allergic inflammation in mice. EMBO J 2017; 36(12): 1707-1718.
モデルマウス作製の使用例
4-DF-003 ダニ(Df)抽出物(免疫用)の実験例をご紹介します。 BALB/c、C57BL/6マウスに本製品を経鼻投与することで、アジュバント不要で喘息の病変を誘導できました。
製品一覧
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免疫用(凍結溶液品)
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- 【医薬品原料】
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