組織深部を高解像・高輝度解析

SeeDB2 Trial Kit

データ提供元:
国立研究開発法人理化学研究所
柯孟岑先生、今井猛先生(現九州大学医学研究院)

SeeDB2 は柯孟岑、今井猛博士らにより開発された新しいタイプの組織透明化試薬です。SeeDB2 は特に蛍光タンパク質によって標識されたサンプルの 3 次元高解像イメージングに最適です。

SeeDB2G はグリセリンの屈折率(1.46)に、SeeDB2S はオイルの屈折率(1.52)に合わせてあり、それぞれグリセリン浸レンズ、油浸レンズを用いた観察において、深部でも球面収差によるボケ(分解能の低下)が生じないように最適化されています。


また、特筆すべき点として、SeeDB2 においては蛍光タンパク質の蛍光が非常に安定に保持されており、PBS や他の市販のマウント剤よりも優れています。このため、SeeDB2 は蛍光タンパク質で標識されたサンプルのマウント剤としても最適です。厚みのあるサンプルだけでなく、細胞生物学用の薄いサンプルや組織切片のマウントにも使用可能です。


本キットは 1) サポニン、2) SeeDB2G solution、3) SeeDB2S solution、4) PBS の 4 成分で構成されています。


Permeabilization solution、Clearing Solution の各種試薬を調整し、透明化を行うことが可能なキットです。

SeeDB2 組織透明化プロトコル例(マウス脳 0.5-2 mm 厚スライスの場合)

*組織透明化プロトコルにおいてはサンプルサイズにより、使用する試薬量、処理時間が変わるので注意が必要です。

NA 1.4 の油浸レンズを使用。レーザーパワーを変えなくても、上から下までほぼ一定の輝度が得られる。スケールバーは 2 µm。

参考文献

  1. Ke et al.,: Cell Reports 14, 2718(2016)
  2. SeeDB Resources (https://sites.google.com/site/seedbresources/): updated information and technical TIPs from the authors.

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