レビス (TM) マウスアルブミン ELISAキット
LBIS (TM) Mouse Albumin ELISA Kit
- 免疫化学用
-
for Immunochemistry
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- 適用法令 :
- 特化則第3類 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 優先評価物質
- GHS :
-
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
ドキュメント
製品概要
当社ではマウス、ラット、ウシについてELISAキットを提供しており、血液中、尿中のアルブミンを疾患との関連で定量する他に、in vitroのアルブミン生合成実験系、培養系で作製された生理活性物質を精製した場合のFCS等のcontaminationの検討 (ウシアルブミン)、NARでの肝細胞、肝組織移植後の、アルブミン産生を指標とする成否の検討 (ラットアルブミン) 、などにも応用が可能です。
本キットはマウスアルブミンを定量的に測定するためのサンドイッチ酵素免疫測定法です。
キット性能
| 測定対象検体 | マウス 血清※/血漿※ (ヘパリン推奨)/尿 |
|---|---|
| 検量線範囲 | 50-1,000 ng/mL |
| 検体量 | 5 μL |
| 測定時間 | 約140分 |
検量線例

キットコンポーネント
| 構成品 | 96回用 | 96回用×2 |
|---|---|---|
| (A) 抗体固相化プレート | 96 wells (8×12) / 1枚 | 96 wells (8×12) / 2枚 |
| (B) マウスアルブミン標準品 | 150 μL / 1本 | 150 μL / 2本 |
| (C) 緩衝液 | 60 mL / 1本 | 120 mL / 1本 |
| (D) ペルオキシダーゼ結合抗体溶液 | 100 μL / 1本 | 200 μL / 1本 |
| (F) TMB溶液 | 12 mL / 1本 | 24 mL / 1本 |
| (H) 反応停止液 | 12 mL / 1本 | 24 mL / 1本 |
| (I) 洗浄液 (10×) | 100 mL / 1本 | 100 mL / 2本 |
| (J) プレートシール | 3枚 | 6枚 |
データ
同時再現性試験
本製品で3濃度のマウス血清について5重測定を実施し、精度を確認した。
| n\ID | マウス (BALB/c (6週齢♂) ) 血清 | ||
|---|---|---|---|
| ID6 (ng/mL) | ID7 (ng/mL) | ID8 (ng/mL) | |
| 1 | 63.3 | 448 | 2,318 |
| 2 | 65.0 | 449 | 2,272 |
| 3 | 62.5 | 460 | 2,318 |
| 4 | 65.0 | 468 | 2,254 |
| 5 | 65.8 | 469 | 2,355 |
| mean | 64.3 | 459 | 2,303 |
| SD | 1.39 | 10.0 | 40.42 |
| CV(%) | 2.2 | 2.2 | 1.8 |
[結果]
マウス血清のCV(%)は、1.8-2.2%と良好であった。
日差再現性試験
本製品で3濃度のマウス血清について、3日間測定を実施し、精度を確認した。
| Day\ID | マウス (BALB/c (6週齢♂) ) 血清 | ||
|---|---|---|---|
| ID3 (ng/mL) | ID4 (ng/mL) | ID5 (ng/mL) | |
| 1 | 38.9 | 534 | 2,812 |
| 2 | 38.8 | 512 | 3,022 |
| 3 | 40.1 | 538 | 2,799 |
| mean | 39.3 | 528 | 2,878 |
| SD | 0.739 | 13.9 | 125.1 |
| CV(%) | 1.9 | 2.6 | 4.3 |
[結果]
マウス血清のCV(%)は、1.9-4.3%と良好であった。
希釈直線性試験
製品添付の緩衝液を用いてマウス血清2検体を倍々希釈後、2重測定を実施し、直線性を確認した。

[結果]
いずれも測定範囲内で良好な直線性を示した。
添加回収試験
マウス血清に4濃度のスタンダードを添加し、3重測定を実施した。
マウス (BALB/c (6週齢♂) )検体
| 添加量 (ng/mL) |
実測値(ng/mL) | 回収量(ng/mL) | 回収率 (%) |
|
|---|---|---|---|---|
| 血清 | 0 | 214 | - | - |
| 175 | 379 | 165 | 94.3 | |
| 350 | 577 | 329 | 94.0 | |
| 620 | 840 | 626 | 101 | |
| 740 | 955 | 741 | 100 | |
| 平均 | 97.3 | |||
[結果]
いずれも良好な回収率であった。
交差性試験
関連物質を本キットで測定した結果は次表の通りであった。交差性は、10,000 ng/mL時のデータ (FCSは除く)。
| 動物種 | 項目 | 交差率 |
|---|---|---|
| ヒト | アルブミン | 検出感度以下 |
| ラット | アルブミン | 5%未満 (50 ng/mL未満) |
| ブタ | アルブミン | 検出感度以下 |
| ウシ | アルブミン | 検出感度以下 |
| 10% FCS | 検出感度以下 |
検体測定例
以下3種類のマウス血清検体に対して、本製品にて5重測定を実施した。

FAQ
検体について
- 測定の上限を超える検体はどのようにすればよいでしょうか。
- 測定範囲 (50 ng/mL-1,000 ng/mL) に入るよう、キットの緩衝液を用いて検体を希釈してください。希釈目安は、血清または血漿検体が10,000-50,000倍、尿検体が50-100倍です。検体を希釈する場合は、あらかじめ試験管等を用いて緩衝液で希釈し測定ウェルに分注してください。
キットの使用について
- 本製品で測定する際に必要な器具、装置は何ですか。
- 精製水 (蒸留水)
- 標準溶液希釈用試験管
- 洗浄液希釈用ガラス器具 (メスシリンダー・ビーカー・瓶)
- チップ交換型ピペット
- 連続分注ピペット (50 μLを連続分注できるもの)
- ペーパータオル等の吸水性のあるもの(洗浄後にプレートに残った液を取り除く)
- 攪拌器 (Vortex タイプ)
- マイクロプレート振とう器 (約600 rpm-1200 rpm)
- 96ウェルプレート用洗浄機 (あれば好ましい) または噴射ビン
- 96ウェルプレートリーダー (450 nm±10 nm、620 nm:600 nm-650 nm)
- データ計算用ソフトウェア
- 測定にあたって注意点を教えてください。
- 必ず取扱説明書を一読して検体条件、測定条件、測定方法を確認後測定操作を行ってください。
プレート、試薬類を十分に室温 (20℃-25℃) に戻してください。室温化には2時間程度かかります。
洗浄液は室温化された精製水で10倍に希釈してください。
標準品は室温化された緩衝液で希釈してください。
- 各試薬の保管方法や使用期限の目安を教えてください。
- (A) 抗体固相化プレート
未使用 (冷蔵状態を保った状態でシールを剥がしていない) 抗体固相化ストリップは同梱のジップシールパックに戻し、そのまま2℃〜10℃で保存してください。
(B) マウスアルブミン標準品
キットを分割して使用する際は使用する直前に冷蔵庫より取り出し希釈調製し、残りの原液は室温に戻さないで直ちに蓋をしっかりと閉め、2℃〜10℃で保存してください。希釈した各標準溶液は直ちに使用し、保存はしないでください。
(C) 緩衝液、および (F) TMB溶液
一部の溶液を使用する際は必要量より少し多めの量を別の容器に移し、残りは室温に戻さないで直ちに蓋をしっかり閉め、2℃〜10℃で保存してください。
(D) ペルオキシダーゼ結合抗体溶液
キットを分割して使用する際は希釈時に冷蔵庫より取り出し希釈調製し、残りの原液は室温に戻さないで直ちに蓋をしっかりと閉め、2℃〜10℃で保存してください。使用残りの希釈済み液は廃棄してください。
(H) 反応停止液
使用残りを保存する場合は、蓋をしっかりと閉め、2℃〜10℃で保存してください。
(I) 洗浄液 (10×)
洗浄液 (10×) を保存する場合は、蓋をしっかりと閉め、2℃〜10℃で保存してください。使用残りの希釈済み洗浄液は廃棄してください。
概要・使用例
| 概要 | アルブミンは細胞や体液中に含まれ、水溶性の高い主として単純タンパク質ですが、糖を含むものも見出されています。血清アルブミンは血漿タンパク質中の56-60%を占める分子量約69, 000、等電点4.9の単純タンパク質で、肝細胞で合成されます。 血清アルブミンは血清タンパクの大半以上を占め、浸透圧維持に重要な役割を果たし、水に難溶性の物質(脂肪酸、ビリルビン、チロキシンなど)と結合してこれらの運搬作用に寄与しています。血清アルブミンの濃度は、肝硬変などでのアルブミンの生合成低下、栄養不良や熱性疾患での体タンパク質損耗に基づく血液中のアルブミンの消費、腎障害による尿への漏出等で低下します。 本品は、検体中のアルブミンを測定できるELISAキットです。 |
|---|
物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- AKRAL-121(旧コード)
634-04301(旧コード)
AKRAL-221(旧コード)
638-31931(旧コード)
【本サイト掲載情報について】
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。