百日咳毒素溶液 Pertussis Toxin Solution

比較	製品コード	容量	価格	在庫
	販売元 168-22471 JAN 4987481458512	25μg	希望納入価格 55,000 円	20以上	検査成績書

注意事項 :

生物・毒素兵器の製造、使用防止のため、「毒素等」を試験研究用に使用することを確認する証が必要です。

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スペクトルデータ

検査成績書

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アプリケーション

概要・使用例

概要	(和光純薬時報 Vol.75 No.1, p21 (2007.1)) (和光純薬時報 Vol.76 No.1, p21 (2008.1)) (Wako Bio Window No.89, p23 (2008.6)) 百日咳毒素は、５種６個のサブユニットからなっています。S1サブユニットはA-プロトマー、残りのS2,S3,S5それぞれ１分子とS4サブユニット２分子からなる５量体はB-オリゴマーと呼ばれています。B-オリゴマーは標的細胞に結合し、A-プロトマー細胞内に侵入させます。細胞内に侵入したA-プロトマーはGi, Go及びGtαサブユニットをADP-リボシル化することにより、上流の受容体からのからのシグナル伝達をブロックします。 A-プロトマー：NADのADPリボースをGTP結合タンパク質αサブユニット(Gi,Go及びGt)に転移させます(ADP-リボシル化)。C末端から4番目のアミノ酸･システインがADP-リボシル化されることにより、GTP結合タンパク質は細胞膜受容体との共役ができなくなるため受容体刺激を介する細胞応答が消失します。B-オリゴマー：S2～S5サブユニットからなる5量体。標的細胞の表層に結合し、細胞内にA-プロトマーを送り込む役割を果たす他、百日咳菌が示すリンパ球増多作用、ヒスタミン増感作用、アジュバンド活性はB-オリゴマーの作用に基づくものと考えられています。
使用方法	本品は活性化されておりません。細胞膜標品などの無細胞系にADP-リボシル化酵素として作用させる場合はKaslowらの方法(Kaslow, H. R. et at.: Biochemistry, 26, 123-127(1987).)に従い活性化処理を行って下さい。
使用上の注意	本品は強い毒性を持っています。本品をお取扱いの際は保護手袋や防護服をご使用ください。口でのピペッティングを避けて下さい。肌や傷口に触れさせないで下さい。　また、使用した器具及び毒素溶液は必ず2%水酸化ナトリウム溶液または有効塩素約1%含有の次亜塩素酸ナトリウム溶液に一晩浸漬するか、20分間煮沸し、毒素を分解して下さい。　本品は、試験・研究の目的にのみ使用されるもので、医療には用いないで下さい。

物性情報

外観	液体
起源	Bordetella pertussis
毒性	LD50：114μg/kg(ラット、静脈) 　17,160ng/kg(マウス、腹腔内) 　127μg/kg(マウス、静脈)

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

• Toxins, pertussis
  Islet-activating protein
  Holotoxin
  Pertussigen
  Leukocytosis-Promoting Factor
  Lymphocytosis Promoting Factor
  Histamine-Sensitizing Factor

同一CAS RN^® 一覧

関連製品

製品ラインアップ

• 細菌由来タンパク質毒素(百日咳毒素、コレラ毒素、ジフテリア毒素、ストレプトリジンO毒素)

製品一覧

製品名
コレラ毒素溶液	細胞生物学用
コレラ毒素Aサブユニット, 溶液	細胞生物学用
コレラ毒素Bサブユニット, 溶液	細胞生物学用
ジフテリア毒素溶液	細胞生物学用
ストレプトリジンO, 組換え体, 溶液	細胞生物学用