シメチジン
Cimetidine
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概要・使用例
概要 | 〈薬理・生理研究試薬〉〈生体内生理物質〉 オータコイドとはホルモンのように微量で強い生理活性を示しますが、ホルモンと異なり特定の産生器官はなく、また産生された部位で直ちに強い生理作用を示す生体内活性物質をいいます。化学的にはアミン(ヒスタミン、セロトニンなど)、ペプチド(ブラジキニン、アンジオテンシンなど)および脂肪酸(プロスタグランジンなど)に分類されます。〈抗ヒスタミン〉抗ヒスタミン薬は、ヒスタミン受容体にヒスタミンと競合的に拮抗します。・H1受容体拮抗作用物質(気管平滑筋、腸収縮作用に拮抗する抗ヒスタミン物質)・H1塩酸ジフェンヒドラミン,マレイン酸クロルフェニラミン,塩酸プロメタジン,クレマスチン・H2受容体拮抗作用物質(胃酸分泌促進作用の他ラットの子宮収縮作用に拮抗する抗ヒスタミン物質)・H2シメチジン ヒスタミンH2受容体を選択的に阻害する。胃の壁細胞上のH2受容体において、ヒスタミンによる胃酸分泌を用量依存的に阻害する。 和光純薬時報 Vol.63 No.2 p.28(1995)。 |
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用途 | ヒスタミン拮抗阻害剤、抗体生産能増強剤。 |
物性情報
外観 | 白色~わずかにうすい黄色, 結晶性粉末~粉末 |
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溶解性 | メタノール,氷酢酸に易溶、水に難溶、エーテル,ベンゼンに不溶。 メタノールに溶けやすく、エタノールにやや溶けにくく、水に溶けにくい。 |
ph情報 | pH(10g/L水浸液、25℃) : 9.0~10.5 |
融点 | 約141℃ (dec.) |
製造元情報
別名一覧
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