コチニール色素
Cochineal Pigment
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | コチニールとは、サボテンの表面に生息するカイガラムシ科の昆虫で、和名はエンジムシ、メスのみがコチニール色素の原料となる。コチニール色素とは、このコチニールカイガラムシを乾燥させてすり潰した赤い色の天然色素で、和名のとおりいわゆる「臙脂(えんじ)色」が特徴。主成分はカルミン酸で、天然色素として食品や化粧品にも多く使われており、また、熱や光に対して安定である。ペルーはコチニールの世界シェアの80~90%を占めており、この色素も古くはマヤ、インカ時代から中南米を代表する染料として用いられてきた。 |
---|---|
用途 | 色素、蛍光分析試薬、酸塩基滴定の指示薬、希土類元素の検出。 |
物性情報
外観 | 暗赤色~暗赤褐色, 粉末 |
---|---|
溶解性 | 希塩酸に溶ける。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
引火点 | None |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- エンジ虫紅色素
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share