抗りん酸化α-シヌクレイン, モノクローナル抗体 (pSyn#64)
Anti Phosphorylated α-Synuclein, Monoclonal Antibody (pSyn#64)
- 免疫化学用
-
for Immunochemistry
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 冷凍 (ドライアイス輸送)
- クローンNo. :
- pSyn #64
- 種別 :
- Monoclonal
- 適用法令 :
- 優先評価物質
- ドキュメント :
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
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比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫 / 納期目安
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50μL
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- 神経科学分野マーカー抗体 & Jackson社 蛍光標識二次抗体 トライアルキャンペーン
- 新規購入者限定
- 期間: 2026/08/03 ~ 2026/10/30
ドキュメント
- 安全データシート (SDS)
- 製品規格書 (SPECIFICATION)
- 添付文書
- スペクトルデータ
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製品概要
α-シヌクレインの蓄積を特徴とする疾患は「シヌクレイノパチー」と呼ばれ、パーキンソン病やレビー小体型認知症、多系統萎縮症などが知られています。孤発性パーキンソン病患者の脳内で見られるレビー小体の主要構成成分がα-シヌクレインであることが明らかとなり、パーキンソン病とα-シヌクレインの関連に注目が集まるようになりました。レビー小体に蓄積したα-シヌクレインはほぼすべてりん酸化されており、パーキンソン病の発症や進行においてα-シヌクレインのりん酸化がどのように関与するのか研究が進められています。
「抗りん酸化α-シヌクレイン, モノクローナル抗体 (pSyn#64)」はセリン129残基がりん酸化されたα-シヌクレインに反応するマウスモノクローナル抗体です。免疫組織染色におけるレビー小体の観察やウエスタンブロッティングにおけるりん酸化α-シヌクレインの検出に利用できます。
抗体情報
| 抗体種 | モノクローナル抗体 (クローンNo. pSyn#64) |
|---|---|
| 抗原 | セリン129がりん酸化されたヒトα-シヌクレインの124-134残基 |
| 免疫動物 | マウス |
| 組成 | 血清不含培地上清、0.05% アジ化ナトリウム |
| 標識 | 未標識 |
| 交差性 | ヒト、マウス、ラット (セリン129がりん酸化されたα-シヌクレイン) |
| アプリケーション | 免疫組織染色 1:1,000-10,000 ウエスタンブロッティング 1:1,000-10,000 |
データ
アプリケーションデータ
免疫組織染色

- 動物種
- ヒト (レビー小体型認知症患者)
- 部位
- 脳
<データ提供 >
東京大学大学院 医学系研究科 岩坪先生
シヌクレイノパチー患者の皮膚生検におけるりん酸化α-シヌクレインの検出
Gibbsonsら (JAMA, 331(15), 1298(2024))1)は、当社の抗りん酸化α-シヌクレイン, モノクローナル抗体 (pSyn#64) を用いたα-シヌクレインの皮膚生検によって、パーキンソン病や多系統萎縮症、レビー小体型認知症などのシヌクレイノパチーが検出できるかどうかを検証した。
| 診断 | りん酸化α-Syn陽性※1 | りん酸化α-Syn陰性※2 | りん酸化α-Syn陽性患者の割合 (95% CI) | |
|---|---|---|---|---|
| シヌクレイノパチー | 213 | 10 | 95.5% (91.9-97.8%) | |
| パーキンソン病 | 89 | 7 | 92.7% (85.6-97.0%) | |
| 多系統萎縮症 | 54 | 1 | 98.2% (91.7-99.9%) | |
| レビー小体型認知症 | 48 | 2 | 96.0% (86.3-99.5%) | |
| 原発性振戦 | 22 | 0 | 100% (84.6-100%) | |
| シヌクレイン病歴なし | 4 | 116 | 3.3% (1.3-8.0%) | |
※1 少なくとも1生検でりん酸化α-シヌクレインが陽性
※2 すべての生検でりん酸化α-シヌクレインが陰性
[結果]
皮膚生検により検出されたりん酸化α-シヌクレイン陽性皮膚組織の割合は、パーキンソン病で92.7%、多系統萎縮症で98.2%、レビー小体型認知症で96.0%、原発性振戦で100%であった一方、シヌクレイン病歴なし(対照群)では3.3%だった (表1)。
参考文献
- Gibbons, C. H. et al.: JAMA, 331(15), 1298(2024).
Skin Biopsy Detection of Phosphorylated α-Synuclein in Patients With Synucleinopathies
FAQ
抗体について
- 抗体のサブクラスは何ですか?
- 抗体のサブクラスはIgG2bです。
プロトコルについて
- ウエスタンブロッティングにおける、りん酸化α-シヌクレインの可溶化剤は何を使用すればよいですか。
- 8M 尿素をご使用ください。Triton-Xやサルコシルでは、りん酸化α-シヌクレインで構成される不溶性α-シヌクレインがほとんど可溶化しないため検出できません。
- 免疫組織染色において、4%パラホルムアルデヒド (PFA) で固定した組織でも使用できますか。
- 当社では検証しておりませんが、以下の論文にてPFA固定組織で使用した実績があります。
Fournier, M. et al.: PloS One, 4(8), e6629(2009).
トラブルシューティング
- 野生型マウスの免疫組織染色で染まりません。
- 野生型のマウスではりん酸化α-シヌクレインの蓄積がほとんど生じないため、免疫組織染色では染まりません。
概要・使用例
| 概要 | パーキンソン病、レビー小体型認知症(DLB)などの神経性疾患において神経細胞に特異的に出現するレビー小体は、セリン129残基で特異的にりん酸化を受けたα-シヌクレインタンパク質を含んでいます。本品は、正常なα-シヌクレインとは反応せず、蓄積したりん酸化α-シヌクレインのみを認識します。 【製品概要】 ◆クローンNo.pSyn#64 ◆サブクラス : マウスIgG ◆特異性 : セリン129残基で特異的にりん酸化されたα-シヌクレインタンパク質と特異的に反応する。 野生型マウス、ラット、α-シヌクレインが蓄積していない人とは反応しません。 ◆実用希釈倍率 : 1: 1,000~1: 10,000 (ウェスタンブロット、免疫組織染色) (BioWindow DEC.2013/No.128, p25) (Wako BioWindow NOV.2014/別冊号 vol.1, p45) ■プロトコル例(免疫組織染色) 1. 脱パラフィン 2. 抗原賦活化*:煮沸0.01M クエン酸バッファー(pH6.0), 10分 3. 扇風機で約30 ℃まで冷やす。 4. 洗浄: TBS(50 mM Tris-HCl(pH 7.6), 150 mM NaCl) 5. ブロッキング:10 % calf serum, 0.1% NaN3** in PBS ,30min. 6. 1次抗体:anti phospho α-synuclein antibody(pSyn#64) (Wako Catalog No. 015-25191) 1:1,000 , 10 % calf serum, 0.1% NaN3** in PBS, overnight, 室温 7. 洗浄: TBS, 5分, 3回 8. 2次抗体:ビオチン標識抗マウスIgG(H+L)1:500 , 10 % calf serum, 0.1% NaN3** in PBS, 2時間、 室温 9. 洗浄: TBS, 5分, 3回 10. ABC溶液, 1時間、室温 11. 洗浄: TBS, 5分, 3回 12. 0.02% DAB, 0.05 % H2O2 in TBS 5min, 室温 13. 洗浄: DW 10分 14. 核染色:ヘマトキシリン溶液, 1分 15. 洗浄: DW 10分 16. 封入 * 別法:99% ギ酸 、5分、室温. **アジ化ナトリウム: 防腐剤として使用 ■本抗体使用文献 1. Fujiwara, H., et al.: Nature Cell Biology, 4, 160 (2002). 2. Saito, Y., et al.: Neuropathol Exp Neurol, 62, 644 (2003). 3. Hirai, Y., et al.: FEBS Letters, 572, 227-232 (2004). |
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物性情報
| 外観 | 液体 |
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「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
抗体情報
| 抗原名 | Phosphorylated α-Synuclein |
|---|---|
| 抗原別名 | Phosphorylated α-Synuclein |
| サブクラス | IgG |
製造元情報
別名一覧
【本サイト掲載情報について】
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