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4,4'-アゾビス(4-シアノ吉草酸) 4,4'-Azobis(4-cyanovaleric Acid)

和光一級
Wako 1st Grade
規格含量 :
98.0+% (After Drying)(Titration)
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (夏期氷冷/冬期室温輸送)
CAS RN® :
2638-94-0
分子式 :
C12H16N4O4
分子量 :
280.28
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
016-19332
JAN
4987481413023
25g
希望納入価格
4,400 円

20以上

販売元
010-19335
JAN
4987481426641
500g
希望納入価格
17,700 円

19

ドキュメント

SDS
製品規格書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

概要・使用例

概要 別名:V-501。10時間半減期温度:69℃(水中、Na塩として)。末端にカルボキシ基を有したニトリル系の水溶性アゾ重合開始剤です。ポリマー末端へカルボキシ基を導入したことにより、ポリマーに新たな特性の付与が期待されます。当社ではアゾ重合開始剤の工業用の原料も販売しておりますので、工業用原料(化成品)をお求めの方は当社化成品HPをご覧ください。⇒ 4,4'-アゾビス(4-シアノ吉草酸)(別名:V-501)の工業用原料(化成品)の詳細はこちら



ラジカル重合開始剤関連試薬

ラジカル重合はビニルモノマーなどの重合に用いられる方法で、開始反応、成長反応、停止反応を素反応とする連鎖反応です。ラジカル重合では主にアゾ化合物や過酸化物が開始剤として使用されています。この中のアゾ重合開始剤は、熱及び光により分解しフリーラジカルを発生するアゾ基(R-N=N-R)を有する化合物です。発生したフリーラジカルは反応性に富むため、各種ビニル系モノマーの重合や有機化合物のハロゲン化反応などに使用されています。

アゾ重合開始剤の特長(過酸化物との比較)

●一次反応で分解します。

●誘発分解しません(金属接触などで分解しません)。

●分解時に溶媒の影響を受けません。

●炭素ラジカルを生成します(穏和な反応性を示します)。

(Wako Organic Square No.54, p15 (DECEMBER,2015))
用途 重合開始剤、カルボキシル基導入剤。

物性情報

外観 白色, 結晶~粉末
溶解性 エタノールに溶けやすく、水に溶けにくい。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。