ピルズA
PyrzA
- 製造元 :
- テトラクリエイト(株)
- 保存条件 :
- 冷凍 (ドライアイス輸送)
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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10mg
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ドキュメント
- スペクトルデータ
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- 検査成績書
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- 校正証明書
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製品概要
PyrzAは、低酸素誘導因子(HIF-1α)を活性化させる化合物です。通常の酸素状態下では、HIF-1αはプロリン水酸化酵素(PHD)によってHIF-1αのプロリン残基が水酸化され、HIF-1αの分解へとつながります。そこで、本製品では、HIF-1αとプロリン残基部分と構造が酷似していることで、HIF-1αとの競合阻害を発生させ、HIF-1αを活性化させます。テトラクリエイト社は、新規化合物及びその用途について特許※1を取得しております。
※1:特許第6904528号
特長
- 低酸素活性化化合物
- PHD阻害化合物
アプリケーションデータ
イムノブロッティング法を用いたHIF-αの濃度依存的活性化確認
HIF-αはHIF-1αとHIF-2αの2つのアイソフォームにて構成されている。これら2つのタンパク質の安定化を確認するため、SK-N-BE(2)c、HeLA、およびHeq3B細胞株を用いてイムノブロッティング分析を行った。
【実験方法】
5.0×105個となるように細胞を12well plateの各ウェルに播種し、16時間インキュベート。インキュベート後、各wellに最大濃度100 μMのPyrzAまたはFG4592とネガティブコントロールとしてDMSOをそれぞれ加え、24時間後、イムノブロッティング法を用いてHIF-1αの安定化を確認した。
【結果】
PyrzA処理がFG4592と同様に、 SK-N-BE(2)c、HeLa、およびHep3B細胞のHIF-1αの容量依存的な安定化につながることを示した。
PyrzAによるプロリル水酸化酵素阻害の確認
【実験方法】
5.0×105個となるようにSK-N-BE(2)cまたはHeLa細胞を播種し 10 μMのMG132を加え、PyrzAまたはFG4592を色々な濃度(10、30および100 μM)で24時間処理を行い、ネガティブコントロールとしてDMSOを用いた。同時に、細胞をPyrzA(100 μM)、FG4592 (100 μM)、またはMG132 (100 μM)で24時間独立処理を行った。
【結果】
Pro402とPro564を含むHIF-1αの2つのヒドロキシル化部位が、ヒドロキシル化特異的抗体で検出された。SK-N-BE(2)cおよびHeLa細胞では、PyrzAまたはFG4592処理のみがHIF-1αタンパク質を安定化した。特に、PyrzAは、FG4592の活性と比較した場合、HIF-1αでのPro402およびPro564のヒドロキシル化を阻害した。
ドッキングシミュレーションによるPyrzAの結合部位予測
【結果】
PyrzAの五員環構造はHIF-1αのプロリン残基周辺のアミノ酸と良い重なりを示すことから、HIF-αの被水酸化部位と拮抗阻害することが予測される。
参考文献
- ACS Pharm. Transl. Sci. ,2022,5,362-372.doi:10.1021/acsptsci.2c00002
高活性品
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PyrzAの50倍活性を持つ化合物
化学式:C29H38N4O4
分子量:506.6
物理的状態(20℃):クリーム色固体
イムノブロッティング法を用いたPyrzAとPyrzA-50のHIF活性化の比較
【実験方法】
5×105個となるようにHep3B細胞を12 well plateの各ウェルに播種し、PyrzAまたはFG4592を 1 10, 50, 100 μMの希釈系列それぞれ加え、24時間後イムノブロッティング法を用いてHIF-1αの安定化を確認した。なお陰性対象としてDMSO処理を示している。
【結果】
PyrzA-50は、PyrzAよりも少ない濃度で、HIF-1αおよび2αを安定させた。
概要・使用例
概要 | 低酸素研究用 PHD 阻害 -HIF 活性化化合物 PyrzA PyrzA-50 PyrzAは、低酸素誘導因子(HIF-1α)を活性化させる 化合物です。通常の酸素状態下では、HIF-1αはプロリン 水酸化酵素(PHD)によってHIF-1αのプロリン残基が水 酸化され、HIF-1αの分解へとつながります。本品は、 HIF-1αのプロリン残基部分と構造が酷似していることで、 HIF-1αのPHDへの結合を競合的に阻害し、HIF-1αを活 性化させます。また、HIF-1αの転写活性を約50倍向上さ せるPyrzA-50も取揃えています。テトラクリエイト株式 会社は、新規化合物及びその用途について特許を取得しています。 特 長 ●低酸素誘導因子活性化化合物 ●PHD阻害化合物 ■ PyrzA ●含量:>95%(HPLC) ●外観:白色固体 (和光純薬時報 Vol.90, No.4(2022), p6-7,p23) (Wako BioWindow SEP 2022 / No.173, p18) |
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物性情報
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製造元情報
別名一覧
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