n-ドデシル-β-D-マルトシド
n-Dodecyl-beta-D-maltoside
- 規格含量 :
- 98.0+% (GC)
- 製造元 :
- (株)同仁化学研究所
- 保存条件 :
- 冷蔵 (室温輸送)
- CAS RN® :
- 69227-93-6
- 分子式 :
- C24H46O11
- 分子量 :
- 510.62
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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1g
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16 |
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5g
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20以上 |
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ドキュメント
- スペクトルデータ
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- 検査成績書
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- 校正証明書
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概要・使用例
概要 | 〈細胞研究試薬〉〈細胞膜研究試薬〉〈膜(タンパク質)溶解剤〉 n-Octyl-β-D-glucopyranosideと同じく親水部に糖鎖を持った非イオン性界面活性剤である。VanAkenらはn-Octyl-β-D-glucopyranosideでは達成できなかったミトコンドリアからのチトクロームオキシダーゼの活性のある形での可溶化を本品により達成したと報告している。CMC値0.17mmol/l 界面活性剤は、分子内に親水性原子団と疎水性原子団をもつ両親媒性物質です。水に溶解した時イオンに解離するイオン性界面活性剤、イオンに解離しない非イオン性界面活性剤に分類されます。この場合、イオン性界面活性剤は、解離する際の電荷の種類により陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤に分類されます。本品は非イオン性界面活性剤で、用途は乳化剤、分散剤、可溶化剤、洗浄剤等ですが、膜タンパクの可溶化剤としても使用されます。 〈細胞膜研究用試薬〉〈膜タンパク質可溶化剤〉〈非イオン性界面活性剤:CMC=0.17 mmol/l〉 Detergent maltosideタイプ n-Undecyl-β-D-maltoside 目的とするタンパク質を可溶化する場合、タンパク質との相性の良い界面活性剤は予測しがたく、最初にいくつかの界面活性剤を試してみることが必要です。また、同じ糖を親水部に持つものでもアルキル鎖長のわずかな違いでタンパク質の結晶化や安定性が異なる場合があります。 今回、Maltosideヘッドの新しいラインアップとして、n-Undecyl-β-D-maltosideを加えました。結晶解析用として使用できる高品質となっております。Langeらは、n-Undecyl-β-D-maltosideを用いて出芽酵母の一種Saccharomyces cerevisiae由来のcytochrome bc1複合体の結晶化を行い、2.3Åの解像度で解析を行っています1)。 【参考文献】 1) C. Lange, J. H. Nett, B. L. Trumpower and C. Hunte,”Specific roles of protein-phospholipid interactions in the yeast cytochrome be1 complex structure”, EMBO J., 2001, 20, 6591. Wako BioWindow No.111, p. 11 (2011.8) タンパク質可溶化剤 デタージェント 膜タンパク質は、細胞の脂質二分子膜に存在し、細胞膜を介した物質の輸送や情報伝達など非常に重要な機能を持っております。膜タンパク質など脂溶性タンパク質を可溶化するためには、デタージェントが必要ですが、タンパク質を変性や不活化しない事など、特殊な性質が求められます。近年では、糖ヘッドやコール酸骨格のデタージェントが多用されております。 (Wako BioWindow NOV.2012/No.120, p25) |
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特長 | イオン性界面活性剤と比較して、タンパク質に対する作用が温和です。また可溶化したタンパク質を精製する場合、イオン交換クロマトグラフィや等電点電気泳動を用いることができます。 |
物性情報
外観 | 白色粉末 |
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溶解性 | 100mg/10mg (水)「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
比旋光度 | +44〜+48°(c=0.5) (D/20) |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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