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培養

細胞機能研究・オルガノイド形成に! ブタの各種組織由来の細胞外基質のご紹介《Wako Newsletter 5月14日号》

使用中の細胞外基質は適切ですか?

生体内において、各臓器・組織ごとに細胞外基質(Extra Cellar Matrix; ECM)の構成成分・組成は異なっており、細胞の増殖・遊走・遺伝子発現に大きな影響を与えていることが知られています。したがって、細胞をより生体内に近い環境で培養するためには、各細胞ごとに適したECMを選択する必要があります。

Xylyx Bio社は、独自技術により、ブタの各組織から ECMを生体内に近い状態で抽出・製品化することに成功しました。

本製品を使用して培養した各種細胞は、他の培養基質で培養した場合と比較して、細胞機能の改善が確認されています。NativeCoate™ ECM Surface Coating Kit / TissueSpec™ ECM Hydrogel Kit は、生体内により近い細胞培養環境を2つのフォーマット(溶液・ハイドロゲル)で提供します。

☆製品の詳細はこちらをご覧ください

製品ラインアップ

NativeCoate™ ECM Surface Coating Kit (溶液状の試薬)

主な用途例
  • 細胞培養容器・基材表面のコーティング
  • 細胞培養培地への添加サプリメント

NativeCoat™ Lung ECMをもちいて培養した初代ヒト気管支上皮 (NHBE)には、肺上皮細胞に特徴的なマーカー遺伝子の発現が確認された。
panKT (), Nkx2.1 ()

TissueSpec™ ECM Hydrogel Kit (ゲル状の試薬)

主な用途例
  • 3次元培養基材・オルガノイド形成基材
  • ゲル培養

左:ゲル化したTissueSpec™ ECM Hydrogel
右:TissueSpec™ Cartilage ECM Hydrogelをもちいて培養したヒト間葉系幹細胞(hMSCs)は軟骨へ分化し、GAG発現(:アルシアンブルー染色)が確認された。

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