【キャンペーン実施中】昆虫細胞-バキュロウイルスを用いたタンパク発現受託サービス《Wako Newseltter 9月19日号》
バキュロウイルスをご存じですか?
バキュロウイルス(Baculovirus)とは、昆虫を主な宿主として感染する核多角体病ウイルス(Nucleopolyhedrovirus:NPV)です。このウイルスは増殖過程で感染細胞の核内にポリヘドリン(Polyhedrin,多角体)と呼ばれる結晶構造のタンパク質を形成します。このタンパク質はウイルスの増殖や複製に関与せず、細胞の総タンパク質の約50%を占めるほどに発現し、バキュロウイルスを包み込んで自然界から守る働きをしています。このポリへドリン形成メカニズムを利用してタンパク発現を行います。
タンパク発現メカニズム
ポリヘドリン遺伝子を発現する強力なプロモーターの下流に発現目的遺伝子を導入し、この組換えウイルスを昆虫細胞に感染させることでタンパク質を大量に発現させます。
富士フイルム和光純薬ではこの昆虫細胞-バキュロウイルスを用いたタンパク発現受託サービスを提供しています。当社ではタンパク質を高発現するexpresSF+®細胞を標準使用いたします(他の昆虫細胞でも対応可能です。ご相談ください)。これまで300件以上の実績があり、発現コンストラクトの作製から生産・精製まで、組換えタンパク発現に関わる全てのステップの受託を承ります。
また、関連論文をご提供いただけましたら試験設計からお手伝いいたします。
こんなお客様におすすめ
- バイオ医薬品研究を行っている方
- 目的タンパクを数L単位で大量生産、精製したい方
- 遺伝子の機能解析を行っている方
- タンパク質の構造研究を行っている方
詳しくはこちらをご覧ください
キャンペーン
Bac Xpress EZ(バキュロウイルスを用いたタンパク質簡易発現コース)にてキャンペーンを行っています。「低コストで発現チェックを行いたい方」におすすめのコースです。
通常価格より25%OFFでのご提供!お試しいただきやすくなっています!
ぜひこの機会に昆虫細胞-バキュロウイルス発現系でのタンパク発現をご検討ください。
キャンペーンの詳細はこちら