
BioIVT社は、生体試料の総合サプライヤーであり、徹底した品質試験とウイルス検査体制に加えて、安定した供給能力を持ちます。
同社が提供するヒトAB血清は、 コストパフォーマンスの高い血漿由来タイプ (Plasma-derived)、ウシ由来トロンビン不使用の自然凝固タイプ (Off-The-Clot) の2つのラインアップを取り揃えております。免疫学、細胞治療、再生医療分野のヒト細胞培養で、ヒトの生理環境に近付ける為の添加剤としてご活用ください。
製品特長、アプリケーション

製品特長
- 高品質で安全性の高い製品
- 米国FDAガイダンスに準拠した施設で、健康なAB型男性ドナー由来の原料を採取して、製造しております。
- 全ドナーのウイルススクリーニングの実施、最終製品でも品質管理試験を実施しております。
- カスタムにて、熱不活化処理、ガンマ線照射処理も追加で実施する事が可能です。
- ご用途に応じた血清タイプを提供
アフェレーシス血漿由来の血清と、自然凝固させた血清を提供しております。
- 培養効率の向上を実現
AB型ドナーの血液は、赤血球にA抗原とB抗原の両方を持っており抗A/抗B 抗体が存在しない為、他の血液型と反応しないことが知られており、免疫反応性を最小に抑えます。これにより、異なる血液型でプールされたヒト血清よりも、速い増殖速度と低用量での培養が実現可能です。
- 規格と品質管理の遵守
- 米国FDA登録のドナーセンターより、原料血液を調達しております。
- GMP/GTP規格(21 CFR Parts 11, 58, 606, 1271)に準拠した製品です。
アプリケーション例
- 免疫学研究
ヒト免疫細胞(マクロファージ、リンパ球など)の培養
ヒト初代細胞の培養 - 細胞治療、免疫細胞研究
- 幹細胞研究・再生医療研究
ヒト間葉系幹細胞(MSC)の培養
iPS細胞、ES細胞の培養
安定した分化誘導が必要となる再生医療製剤の研究開発
細胞治療プロトコールの開発 - 臨床検査分野
免疫細胞、再生医療関連の体外診断薬の研究開発
製品一覧
| 製品 | 血漿由来ヒトAB血清 (RUO) |
自然凝固ヒトAB血清 (RUO) |
血漿由来ヒトAB血清 (GMP製造品) |
自然凝固ヒトAB血清 (GMP製造品) |
|---|---|---|---|---|
| 用途 | 研究開発用 | 研究開発用 | 製造用 | 製造用 |
| 品番 (ボトル) | HUMANABSRMP-1 | HUMANABSMC-1 | HUMANABSRMPG-1 | HUMANABSRMCG-1 |
| 品番 (バッグ) | HUMANABSRMP-2 | HUMANABSMC-2 | HUMANABSRMPG-2 | HUMANABSRMCG-2 |
| 容量 | 100 mL | 100 mL | 100 mL | 100 mL |
| 凝固酵素 | Bovine | None | Bovine | None |
| ご要望に応じて可 | ご要望に応じて可 | ご要望に応じて可 | ご要望に応じて可 | ご要望に応じて可 |
| 製造方法 | ●アフェレーシス血漿 ●ウシ由来トロンビンにてフィブリン除去 |
●自然凝固 | ●アフェレーシス血漿 ●ウシ由来トロンビンにてフィブリン除去 ●GMP準拠 |
●自然凝固 ●GMP準拠 |
ウイルス検査情報
ウイルス検査 (ドナーレベル)
| 項目 | 血漿由来RUO | 自然凝固RUO | 血漿由来GMP | 自然凝固GMP |
|---|---|---|---|---|
| HIV 1 RNA | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| HIV 2 RNA | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Anti-Hbc | 〇 | |||
| Anti HIV 1/2 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| HBV NAT | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| HBV DNA | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Anti HBsAg | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| HCV RNA | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Anti HCV | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| WNV RNA | 〇 | 〇 | 〇 | |
| CHAGAS | 〇 | 〇 | 〇 | |
| Syphilis | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Zika | 応相談 | |||
ウイルス検査 (プール検査)
| 項目 | 血漿由来RUO | 自然凝固RUO | 血漿由来GMP | 自然凝固GMP |
|---|---|---|---|---|
| HTLV Ⅰ/Ⅱ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| HAV-RNA | 〇 | |||
| Parvo B19 DNA | 〇 | |||
| HIV p24 | 〇 | 〇 | ||
| Hepatitis E | 〇 | 〇 | ||
| CJD (TSE/BSE) | 〇 | 〇 (9 CFR 113.53準拠) | ||
| vCJD (TSE/BSE) | 〇 | 〇 (9 CFR 113.53準拠) |
品質検査項目
品質検査項目
| 検査項目 (RUO/GMP共通) | |
|---|---|
| 外観 | Clear,淡い黄色 |
| pH | 7.0-9.0 |
| 浸透圧 | 260-320 mOsm/kg |
| ヘモグロビン | <25 mg/dL |
| 無菌試験 | Sterile |
| マイコプラズマ | Negative |
| エンドトキシン | <10 EU/mL |
| グルコース | 60-140 mg/dL |
| ナトリウム | 110-160 mEq/L |
| カリウム | 3.0-5.5 mEq/L |
| 塩化物イオン | 100-130 mEq/L |
| カルシウム | 6.5-11.5 mg/dL |
| リン | 2.2-7.0 mg/dL |
| 鉄 | 規定なし |
| クレアチン | 規定なし |
| 総蛋白 | 4.8-8.3 mg/dL |
| アルブミン | 3.0-5.5 mg/dL |
| 総ビリルビン | 0.0-1.5 mg/dL |
| コレステロール | 80-200 mg/dL |
| トリグリセリド | 30-160 mg/dL |
| ALT | 規定なし |
| AST | 規定なし |
| BUN | 規定なし |
| GGT | 規定なし |
| 尿酸 | 規定なし |
お見積り・ご注文について
よくある質問
製品特長
- FBSと何が違うの?
- FBS (胎児ウシ血清) は胎児ウシの胎盤から採取された血清で、広く細胞培養で使用される添加剤です。FBSはウシ由来であり、動物ウイルスやプリオンの潜在リスク、異種タンパクによる免疫反応の誘発リスクがございます。
ヒトAB血清は健康なAB型の男性ドナーから採取した血液を原料として製造され、ヒトの生理環境により近づけることができる添加剤です。BioIVT社が販売するヒトAB血清のうち、特に自然凝固法で製造された製品は、異種 (ウシ) 由来の成分を含まないため、根本的にリスクを回避できるメリットがございます。
注意事項
- バイオハザード情報
- ヒトAB血清は、健康なAB型男性ドナー由来の血液から調製されています。ヒト由来物質を含むすべての製品は、感染性の可能性があるものとしてお取り扱いください。現在知られている方法では、ヒト由来物質が感染性病原体を含まないことを完全に保証することはできません。BioIVT社が提供する全ての製品は、CDC/NHIのマニュアル「微生物学・生物医学実験室のバイオセーフティ」に従い、バイオセーフティレベル2での取り扱いが推奨されています。
製品特長
- 血漿由来製品と自然凝固製品は何が違うの?
- BioIVT社では、コストパフォーマンスに優れた ヒト由来の血漿 / ウシ由来の凝固剤を使用したヒトAB血清と、自然凝固法を採用し、ウシ由来の凝固剤を使用しないヒトAB血清の2つのラインアップを取り揃えております。 免疫細胞、ヒト初代培養細胞、ヒトES・iPS細胞を扱う方には、特にウシ由来の異種タンパクを含まない、自然凝固法で製造したヒトAB血清をお勧めいたします。
【本サイト掲載情報について】
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
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