Abeomics社は、米国の抗体・遺伝子改変細胞株を製造するサプライヤーです。PD-1やPD-L1、B7-H4など免疫チェックポイント関連因子を安定発現する細胞株や、 GFP、RFP、ルシフェラーゼなどが安定発現するレポーター細胞株を取り扱っています。抗体のスクリーニングや薬効評価に有用な製品を取り揃えています。
安定細胞株
一般的に、安定発現細胞株は、医薬品用途のタンパク質(組換え抗体を含む)の製造、医薬品候補のスクリーニング、目的遺伝子の機能解析など、バイオテクノロジーの研究開発に有用な細胞です。 安定発現細胞株では、トランスフェクションされた目的遺伝子が宿主細胞のゲノムに組み込まれ、安定的に発言します。in vitroの系で薬物の有効性をスクリーニングするには、遺伝的に均質な細胞群を大量に準備する必要があるため、医薬品の研究開発において特に重要な役割を果たします。
Abeomics社は、PD-1細胞株、PD-L1細胞株、PD-L2細胞株、CTLA-4細胞株、ICOSおよびICOSL細胞株、TIM3細胞株、CTLA4安定細胞株、ACE2/HEK293安定細胞株、ACE2/VERO安定細胞株、Vista安定細胞株などを提供しています。
細胞例
レポーター遺伝子安定発現細胞株
レポーター遺伝子安定発現細胞株は、既存の細胞株にレポーター遺伝子を導入した細胞株です。タンパク質のモニタリングや蛍光顕微鏡による観察が可能です。レポーター遺伝子と目的の遺伝子プロモーターを含むベクターを細胞株にトランスフェクションし、緑色蛍光タンパク質(GFP)、赤色蛍光タンパク質(RFP)、ルシフェラーゼ、分泌型アルカリホスファターゼ(SEAP)を発現させることによって視覚的に検出可能になります。
Abeomics社は、転写因子であるNF-kB、TLR4/IL-8、NFAT、STAT1、IL-6などについて、レポーター遺伝子を安定発現する細胞株を提供し、転写因子の誘導活性の測定や、その作用を調節する物質のスクリーニングに使用できます。
細胞例
製品詳細
細胞数は2~3×106 cells/vial
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