TriLink社 CleanScribe™ RNAポリメラーゼ
TriLink BioTechnologies社はAlphazyme社と共同で、数々の受賞歴を誇るCleanCap® 技術と併用することで高品質のmRNAの生産を合理化するよう設計された酵素(CleanScribe™ RNAポリメラーゼ)を開発しました。 CleanScribe™ RNAポリメラーゼはT7 プロモーターによって制御される組み替え遺伝子のin vitro 転写(IVT)合成を触媒する新規のDNA依存性RNAポリメラーゼです。
データ
副産物dsRNAの大幅な低減
CleanScribe™ RNAポリメラーゼはIVT反応中の2本鎖RNA (dsRNA)の量を最大85% 減少させます。dsRNAはIVT反応における副産物であり、宿主細胞に望ましくない炎症反応を引き起こす可能性があります。
図1. CleanScribe™ RNAポリメラーゼによるdsRNAの低減
野性型 T7 RNAポリメラーゼまたはCleanScribe™ RNAポリメラーゼを用いて、CleanCap® AG (3’OMe) またはCleanCap® M6 でキャップしたmRNAを合成した。(A)dot blot 法により in vitro 転写合成されたEGFP mRNA とFluc mRNA のdsRNA量を比較した。 各mRNA 2μg を添加し、dsRNAを分析した。(B)より高感度なELISA法を用いてEGFP, Fluc, Cas9 mRNA中のdsRNA量を定量した。またN1MePsU修飾されたmRNA中のdsRNAも測定を行った。
野生型(WT)T7 RNAポリメラーゼ との同等性
CleanScribe™ RNA ポリメラーゼは、野生型(WT)T7 RNAポリメラーゼと同等のmRNA収量、キャッピング効率、および完全性が得られました。
図2. CleanScribe™ RNAポリメラーゼと野性型 T7 RNAポリメラーゼにおける mRNA収量、キャッピング効率、完全性の比較
野性型 T7 RNAポリメラーゼまたはCleanScribeTM RNAポリメラーゼを用いてmRNAを合成した。CleanCap® AG (3’OMe) またはCleanCap® M6 でキャッピングを行い、条件によってはN1MePsUで修飾した。収量はUVによる吸光度測定、キャッピング効率はLC-MS、完全性はフラグメント解析により測定した。
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