ニッポンジーン LAMP法用遺伝子増幅検出装置
LAMP法用遺伝子増幅検出装置は、LAMP法※1によってDNA増幅を行ったサンプルを、濁度や蛍光を用いて定量的に分析を行います。
LAMP法用核酸増幅試薬「LAMP MASTERシリーズ」と一緒にご使用いただくことができ、より正確な結果を得ることができます。
*1: LAMP (Loop-mediated Isothermal Amplification )法は、標的遺伝子に対する4種類のプライマーと鎖置換型DNA合成酵素を用いて、一定温度(65℃付近)で反応させる遺伝子増幅法であり、高い増幅効率と特異性を特長とします。
LAMP法用測定装置 LF-8 Plus
LF-8 Plusは、濁度と蛍光の2種類の測定器を搭載し、1回の測定で両方のデータを取得することができます。そのため、LAMP法による遺伝子検出を、濁度のデータに加えてインターカレーターあるいは蛍光プローブ(Quenching ProbeやMolecular Beacons等)と組み合わせて行うことが出来ます。
また、付属のPCソフトウェア「LF-8 Manager」では、濁度測定と遺伝子多型解析を行うことができます。また、PCソフトウェア「LF-8 Analyzer」では、蛍光物質(二本鎖DNA 結合性蛍光分子、インターカレーターなど)による遺伝子増幅データの解析や会合曲線解析を行うことができ、両ソフトウェアを用いる事で、遺伝子多型解析だけでなく、様々なLAMP法による測定を行うことができます。
特長
- 2種類(濁度・蛍光)の測定器を搭載
- 非常にシンプルな操作
- わずか数十分の解析時間
- 遺伝子多型解析が可能
※ PCと接続ケーブル、外付けプリンタは付属しませんので別途ご用意下さい。
【実験例】 LAMP法用核酸増幅試薬(濁度検出用)と蛍光 Quenching プローブを用いた濁度測定と遺伝子多型解析
LAMP法用核酸増幅試薬「LAMP MASTER for Turbidity」(製品コード 311-08961)とCYP2C9遺伝子検出用プライマーおよびジェノタイピング用の蛍光プローブ(Quenching Probe)を用いて、装置LF-8 PlusでLAMP反応とジェノタイピングを行った。
【結果】
反応終了後、PCソフトウェア「LF-8 Manager」で解析した。鋳型ありのLAMP反応では、濁度測定で遺伝子の増幅が検出された(図:差分曲線)。また、Quenching Probeを用いた会合曲線解析により、蛍光値の減少のピークが任意の温度範囲に検出されたため、CYP2C9遺伝子のジェノタイピングを行うことができた。本結果は、装置本体の判定ランプからも確認できた。
デモのご依頼
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