ニッポンジーン LAMP法用核酸増幅試薬 LAMP MASTERシリーズ

「LAMP MASTER for Turbidity」(2 x LAMP MASTER) は、LAMP 法による等温核酸増幅のためのマスターミックス試薬です。LAMP 法に必要な耐熱性鎖置換型 DNA ポリメラーゼ、 Mg2+、dNTPs、至適化されたバッファーなどを含むため、2 x LAMP MASTER にプライマーと鋳型核酸を添加するだけで LAMP 法による DNA 増幅を行うことができます。

検出方法に合わせて試薬を選択

濁度検出

2 x LAMP MASTERのみを用いる場合、反応液の濁度を測定し増幅を検出できます。

蛍光検出

セット品付属のインターカレーターを添加することにより、リアルタイムPCR装置で検出できます。

目視判別

セット品付属の蛍光目視試薬を添加することにより、増幅を目視で確認することできます。

使用例

LAMP MASTER for Fluorescence と AMV Reverse Transcriptase による RT-LAMP (One Step)

HeLa細胞から ISOSPIN Cell & Tissue RNA (製品コード:314-08211) を用いて total RNA を抽出し、鋳型 RNA として使用した。2 x LAMP MASTER、10 x Intercalation Mix、プライマーセット (標的領域:GAPDH) に逆転写酵素である AMV Reverse Transcriptase (製品コード:311-07501) を追加して混合した反応液を調製し、リアルタイム PCR 装置で増幅から検出までの工程をワンステップで行った。

反応条件

2 x LAMP MASTER 12.5 µL
10 x Intercalation Mix 2.5 µL
10 x LAMP Primer Mix 2.5 µL
AMV Reverse Transcriptase 0.2 units (1 µL)
鋳型RNA 0.5, 5, 50 ng (1 µL)
ddWater up to 25 µL
68℃ 60 min → 融解曲線解析 装置:LightCycler® 96
  • ニッポンジーン製品 AMV Reverse Transcriptase (20 units/μL) を 0.2 units/μL になるよう希釈してから反応系に添加。

結果

鋳型RNAを0.5 ng添加した場合も、15分以内に増幅を確認できた。

LAMP MASTER for Turbidity (Visible Dye) による目視判定例

Q & A

Q:RNAを鋳型にしたDNA増幅 (RT-LAMP法) は可能ですか?

A:反応系にAMV Reverse Transcriptaseを添加していただくことで可能になります。

濁度検出に使用できる装置は?

A:エンドポイント濁度測定装置 LT-16 (製品コード: NE4011) などが使用可能です。

Q:蛍光検出に使用できる装置は?

A:リアルタイムPCR装置などが使用可能です。

Q:目視判定に使用できるUV 照射装置は?

A:240-260 nm あるいは 350-370 nm の範囲の波長を出力するUV 照射装置が使用できます。

Q:10 x Intercalation Mixを添加したあと、DNA増幅を濁度測定装置で検出できますか?

A:10 x Intercalation Mixは、インターカレーターと耐熱性ピロホスファターゼを含むため、ピロリン酸の生成による不溶物質 (白濁) の形成は起こりません。濁度測定装置では検出できませんので、リアルタイムPCR装置などの蛍光検出用装置をご利用ください。

Q:25 x Visible Dyeを添加したあと、DNA増幅を濁度測定装置で検出できますか?

A:可能ですが、濁度測定の場合と目視判定の場合とで推奨のLAMP反応時間が異なります。反応時間を長くすることも可能ですが、その場合、陰性コントロールで非特異反応がないことを確認してください。

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