食品分析用

α-グルコシダーゼ活性阻害測定キット

α-グルコシダーゼはデンプンから生じる二糖類を分解しグルコースを生じさせ、血液中の血糖値を上昇させます。α-グルコシダーゼを阻害することで血糖値の上昇を抑制することができます。

さまざまな植物よりα-グルコシダーゼ阻害物質が検出され、血糖を上昇させない食品への応用が精力的に検討されています。

本キットと別売りのラボアッセイ™グルコースとを組合せることで、食品等に含まれるα-グルコシダーゼ阻害作用を測定できます。

キット構成

試 薬 名 容 量 数 量 主 成 分
酵素剤 1 mL 2 α-グルコシダーゼ
緩衝剤 50 mL用 2 マレイン酸/マレイン酸二ナトリウム
基質1 20 mL用 2 D-(+)-マルトース
基質2 20 mL用 2 スクロース
ポジティブコントロール 100 mg 1 アカルボース

キット以外に必要な器具・器材

測定原理

測定手順

Ⅰ.試薬の調製

試薬の調製

※希釈倍率は予備試験の結果で設定 (例:マルトース用10倍希釈、スクロース用2.5倍希釈)

<希釈倍率決定のための予備試験>

マルトース スクロース
基質液 マルトース溶液 50 μL スクロース溶液 50 μL
精製水 25 μL
37℃で3分間加温
酵素 酵素希釈液25 μL
(例: 5, 10, 20倍希釈液)
酵素希釈液25 μL
(例: 1 (原液), 2.5, 5倍希釈液)
攪拌後37℃で正確に30分間反応
精製水 400 μL
ただちに沸騰水浴中で3分間加熱後、氷冷

<グルコース定量>

① 96ウエルマイクロプレートに酵素反応液及び希釈したグルコース標準液 (濃度: 15, 10, 5, 2.5 mg/dL) 100 μLを分注し、
 ラボアッセイ™ グルコースの発色液150 μLを添加してよく混合する。
② 37℃で10分間加温後、波長505 nmにおける吸光度を測定する。
③ 生成グルコース量がマルトース用は10 mg/dL、スクロース用は5 mg/dLになるように希釈倍率を求める。

注: 分析サンプル調製方法詳細は商品添付の取扱説明書を、グルコース定量法の詳細は別売りのラボアッセイ™ グルコースに添付の取扱い説明書をご確認ください。

Ⅱ. 本試験 (酵素反応)

<サンプル調製>

マルトース スクロース
基質液 マルトース溶液 50 μL スクロース溶液 50 μL
試料溶液又は
ポジティブコントロール溶液
(対照には精製水)
25 μL
37℃で3分間加温
酵素希釈液 酵素希釈液25 μL
(予備試験で決定した希釈倍率)
酵素希釈液25 μL
(予備試験で決定した希釈倍率)
攪拌後37℃で正確に30分間反応
精製水 400 μL
ただちに沸騰水浴中で3分間加熱後、氷冷

<ブランク調製>

マルトース スクロース
基質液 マルトース溶液 50 μL スクロース溶液 50 μL
試料溶液又は精製水 25 μL
精製水 400 μL
酵素希釈液 酵素希釈液25 μL
(予備試験で決定した希釈倍率)
酵素希釈液25 μL
(予備試験で決定した希釈倍率)
ただちに沸騰水浴中で3分間加熱後、氷冷

Ⅲ. グルコース定量

予備試験と同様にラボアッセイ™ グルコースにて実施する。

Ⅳ. IC50算出

① 対照溶液のグルコース生成量をα-グルコシダーゼ活性100%とし、各濃度の試料溶液のグルコース生成量から比活性を求める。
② 片対数グラフの横軸に試料又はポジティブコントロール濃度(酵素反応液中での終濃度)、縦軸にα-グルコシダーゼ比活性をプロットし、
 近似曲線から比活性50%の時の試料濃度(IC50 値)を算出する。

手順

製品一覧

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α-グルコシダーゼ活性阻害測定キット

グルコース定量用キット

阻害剤

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    【試薬】
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    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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